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留学道③‐コミュニケーションツールとしての英語

留学に来て13ヶ月のあなたへ:開き直り生活のススメ

36ヶ月のあなたへ:道をひらく

本日は、第3回目として、帰国後のことを考えはじめた皆さんへ書かせて頂きます。

早速ですが、皆さん、留学中、周りの人たちや自分に対して、こんな風に思ったこと、ありませんか?

  • カナダじゃなかったら絶対友だちになってないけど、まぁ、他に友達もいないし、それなりに付き合っておこう。
  • まぁ、いっか、適当でも。カナダだし。
  • どうせ留学終わったら会わないし。
  • カナダ生活でメリットがあるからつないでおこう
  • 周りの人と自分は違う。周りの程度が低い。
  • カナダにいる自分は若干イケてないけど、日本では違う

ドキッとしましたか?

留学やワーキングホリデーにいらっしゃる方の多くは、20代だと思います。自分の好みや、好きになれそうな相手、友達付き合いの方法などが、既にある程度固まってきていますよね。

ですが、カナダに来た途端、語学学校、狭い留学生コミュニティというものに放り込まれてしまいます。特に留学生の場合、現地の方だけでなく、自分と同じ留学生との付き合いの機会も多くなりますよね。なんだか居心地の悪い思いをされてきた方も多いと思います。

初回、開き直り生活のススメでは、

  • 勝ち負けという考えをやめる
  • 英語だけに囚われて、視野が狭くならないようにする
  • 周りの人に惑わされないようにする

というトピックで、まずは、皆さんの留学(ひいては人生)を、楽しく・充実したものにするのは、あなた次第ですから、まずは自分が輝きましょう、とお伝えさせて頂きました。

前回、道をひらくの時に、自分の時間も、能力も有限ですから、具体的な一歩を踏み出してみましょう、とお伝えしましたね。

限られた時間の中で、いかに自分のやりたいことやできることに優先順位をつけて、ゴールを設定して、プランし、気持ちがぶれないように前向きに取り組んでいけるか、という意味で、留学というものは、人生にとても似通っていると思います。

よく人生では出会う人が大事だ、と言われます。嫌な人も、好きな人も、どんな人であっても、人との出会いで、自分が成長することってとても多いですよね。特にカナダは、多国籍・多文化の国で、そもそもカナダ人の定義からして、曖昧です。そのため、同じ留学生だけでなく、日本にいたのであれば、絶対に知ることがなかったタイプの人に多く出会えるチャンスがとても多いのがカナダ留学です。ですから、【英語の勉強】ということに囚われ過ぎて、【人との出会い】がおろそかになってはとても勿体ないと思います。

ぜひ、自分に聞いてみてほしいのです。

出会う人を大事にしていますか?

出会った人が自分と違ったり、価値観が合わないと、違和感や、もやもや感、苛立ちを感じますよね。その時に、相手のできないことや、苦手なこと、自分とは違う所に焦点をあてて否定しまうことで、自分の成長を妨げることが時にあります。出会ったことには何かしらの意味があると考え、その違和感や苛立ちから学べることを探してみましょう。『こういうとこ、嫌だな。」と感じる所、実は意外と自分も直したい部分だったりするんですよね。

誠意を持って接していますか? 

情けは人の為ならず、と言いますね。本当は、「人に与えた情けは、自分に戻って来るものだから、結局は自分のためなのだ」と言う意味だそうです。であれば、pay forwardでどんどん人に与えてしまいましょう。もちろん、自分を極限まですり減らしてまで与える必要はありませんよ。逆に自分がもらったもので、もし、少しでも自分の人生が豊かになったら、その分また別の誰かに分けることができますね。

その人の本質を見ようとしていますか?

言葉や行動はもちろん大事です。でも、目に見えるもの、聞こえることだけが全てではありません。例えば、こんな服装のヤツは嫌い!と型にはめてしまわず、その人の一番、コアな部分に目を向けてみましょう。

終わりのある限られた時間の中で、出会った全ての人を大事にして、心を尽くすことはとても難しいですね。ですが、だからと言って、誰かを見下したり、利用したり、傷つけたり、陥れたりしてもよいということにはなりませんよね。とは言え、人間ですから、100%それを実行できることなんてありません。そんなつもりはなくても、人を傷つけることも、ないがしろにしてしまうこともあります。

ですが、【それはしょうがないんだ!なぜなら~・・・】と理由をつけて開き直っても、過去のことについて【あぁ、なんて私は薄情なんだ。】とへこんでしまっても前に進めません。大事なのは今からですね。

最後に、題名の【コミュニケーションツールとしての英語】という言葉に戻って来ます。英語を身につけることは、コミュニケーションのツール(道具)でしかありません。今の世の中、コンピューターがどんどん翻訳や通訳の機能を持って来ていますから、1人1人がそれぞれに言語を学ぶことはとても効率が悪く、不要なものになっていくと思います。

仮に、言葉の壁がなくなったとしても残るものは?

いわゆるコミュニケーション能力、人と向き合う人間力なのではないかと考えます。

留学で、ひいては人生の中で出会う人たちを、できるだけ大事にし、真剣に向き合い、できるだけ多くのことを学べたら、とっても素敵ですね。

そして、そこで得た人間力は、留学が終わっても、あなたのこれからの人生に役立つスキルになると信じています

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