English Tests

英語テスト

提携 英語テストリンク一覧

カナダ英語試験

カナダ留学や就職、永住権申請などを目指す上で「英語力の証明」は欠かせません。多くの大学やカレッジ、そしてカナダ移民局(IRCC)では、特定の英語試験スコアの提出を求めています。特に、2024年11月以降は、カナダの高等教育機関を卒業して、PGWP(Post-Graduation Work Permit・ポスグラ)を申請する際にも、英語証明が必要となりましたので、カナダ渡航「後」にも、テストを受ける機会が多くなっています。

本記事では、留学エージェントMYNDSが提携する英語試験機関および主なテスト(CAEL・CELPIP・Duolingo・PTE・TOEFL)について、それぞれの特徴・費用・特典などをわかりやすく解説します。

CAEL:カナダ進学向け

Canadian Academic English Language Assessment (CAEL)

CAELはカナダの大学・カレッジへの進学を目指す方々の英語能力を測るためのテストです。次項のCELPIPを運営する、Paragon Testing Enterprisesによって運営されています。テストにはアカデミックな環境での英語使用が反映されており、例えば、記事を読む、講義を聞く、質問に答える、短いエッセイを書く、等です。カナダの大学やカレッジの授業や課題で期待される英語使用について、テストを通して実体験することができます。スコア要件は教育機関によって異なりますが、一般的に60~70点以上とされています。

受験料 CAD $290.00 + tax(カナダ国内)(2025年)
テスト時間 約3.5時間
スコア 90点満点
ワンポイントアドバイス
CAELはカナダ発のアカデミック英語テストとして、多くのカレッジ・大学の入学要件に採用されています。Paragon Testing Enterprisesが現在の運営を引き継いだのは2015年以降で、以降カナダ国内外での活用が拡大しています。ただし、TOEFLやIELTSに比べるとまだ認知度が高いとは言えず、語学学校での対策コースや教材が少ないのが現状です。特別な理由がない限り、より認知度が高く準備しやすい他のテスト(TOEFL・IELTSなど)で代用することも可能です。

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CELPIP(カナダ永住権・市民権向け)

Canadian English Language Proficiency Index Program (CELPIP)

CELPIPはカナダの永住権や市民権の獲得、就職や留学をするために必要な英語力を測るテストです。前項のCAELと同様、Paragon Testing Enterprisesが運営しており、IRCC(カナダ)が認定している英語試験のうちの一つです。
テストはカナダ英語が使用され、取り扱われるトピックもカナダに関連するものが多いことが特徴的です。職場での同僚や上司とのコミュニケーション、友人との会話、ニュースの理解、文章の読み取りや対応など、日常における英語使用がメインとなっています。スコアはカナダの語学力証明の指標であるCanadian Language Benchmark (CLB)にそのまま換算できます。

CELPIP – General(PGWP・永住権申請はこちら)

受験料 CAD $290.00 + tax(カナダ国内)(2025年)
テスト時間 約3時間
スコア 12段階

CELPIP – General LS(市民権申請はこちら)※受験地はカナダのみ

受験料 CAD $195.00 + tax(カナダ国内)
テスト時間 約1時間
スコア 12段階
ワンポイントアドバイス
CELPIPはカナダ国内で一般的に使用されている英語(カナディアンアクセント)をベースに作成されているため、「ブリティッシュアクセントに慣れていない」「初級からカナダで学んできた」という方には、比較的取り組みやすいテストです。実際、IELTSなど他のテストではスコアが伸び悩んでいた方が、CELPIPに切り替えたことで、希望するCLBスコアをクリアできたという例もあります。また、CELPIPは永住権や市民権の申請に使用されるだけでなく、新移住者がカナダのライセンスや資格を取得する際の英語証明として求められることもあります。英語に不安のある方は、一度模擬試験やサンプル問題に触れて、形式に慣れておくことをおすすめします。

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Duolingo(カナダ進学向け)

Duolingo English Test(DET)

語学学習アプリとして人気のあるDuolingoが開発した、英語力測定テストです。主に大学・大学院などへの留学希望者の英語力測定に活用されており、世界中5000校以上もの教育機関で導入されています。完全オンライン式で、自分の都合に合わせて受験が可能、受験料が他のテストに比べてリーズナブルなこともあり、利用しやすいと注目されています。テストの内容は英語の4技能を測定しますが、受験者の英語レベルによって問題が変わるアダプティブテストのため、他のテストのように出題順序が固定されていません。

受験料 USD $65(2回分をまとめて購入の場合 USD $118)(2025年)
テスト時間 約60分
スコア 160点満点
ワンポイントアドバイス
コロナ禍では、対面試験の代替としてオンライン完結型のDuolingo English Test を認める学校も多くありましたが、2024年以降の出願では各校で段階的に採用を終了する動きも出ています。出願先によって対応が分かれること、ウェブサイト内では公式には削除している所もありますので、利用を検討する場合はカウンセラーまでご相談ください。

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PTE(カナダ進学・カナダ永住権/市民権向け)

Pearson Test of English Core (PTE Core)

PTEは近年世界中の多くの人々に選ばれているコンピューターベースの英語能力検定試験で、アカデミックテストはイギリスやオーストラリア、カナダなど、世界3,500以上の高等教育機関で受け入れられています。

2024年からはカナダ移民局が新たに英語力テストとしてPTE Coreを取り入れており、PGWPや永住権、市民権を申請する際に利用が可能になりました。音読やシャドーイング等が含まれていて、問題形式が多様です。

受験料 CAD CAD $340(2025年)
テスト時間 約2時間
スコア 90点満点
ワンポイントアドバイス
2024年に永住権申請用の英語試験として認定された比較的新しい選択肢です。そのため、他の試験(IELTSやCELPIPなど)と比べると、対策教材や試験対策クラスの選択肢が限られているのが現状です。今後の普及に伴い情報も増えていくと見られますが、現時点では公式サンプル問題や模擬試験を活用した自主対策が中心となります。

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PTEをご希望の方【MYNDS特典】
受験料10%割引コードをプレゼント(2024年12月末まで有効)。ご希望の場合はお問い合わせください。MYNDSご利用者様は直接担当スタッフへお尋ねください。

TOEFL(カナダ進学向け)

Test of English as a Foreign Language Internet-Based Test (TOEFL iBT)

日本人に馴染み深いTOEICと同じく、ETSが運営しています。英語を母国語としない人々の英語能力を評価するための試験で、主に大学や大学院への進学を目指す方や、職場で英語を使用する機会のある方に向けて設計されています。世界で13,000以上の教育機関や企業等で採用されており、カナダでは全ての大学・カレッジで取り入れられています。テストでは大学の講義やディベート、エッセイ等、アカデミックな内容が出題されます。

受験料 CAD $249(2025年)
テスト時間 約2時間
スコア 120点満点
ワンポイントアドバイス
TOEFLは、アメリカのETSという団体で運営されており、日本でも英語力評価テストの定番として広く知られています。進学を考え始めた段階で、まずTOEFLの勉強を始めたという方も多いのではないでしょうか。アメリカとカナダの両国で進学を検討している方には、幅広く使えるため有効な選択肢です。カナダ進学でもTOEFL・IELTSは双方使用できますが、後のカナダ永住権申請などで同じ問題形式で対応できるIELTSの方が試験形式に慣れておく、という意味では便利です。

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TOEFLをご希望の方【MYNDS特典】
受験料5%割引コード、準備コース・教材40%割引コードをプレゼント(2027年6月13日まで有効)。下記の記事リンク内をご確認ください。

よくあるご相談と注意

英語テストの受験料がとても高い。節約する方法は?

英語資格試験の受験料は比較的高額で、目標スコアに届くまでに複数回受験が必要になるケースも少なくありません。気づけば大きな出費につながってしまうことも…。できる限り少ない回数でスコアを達成するためには、無料教材や模擬テストを賢く活用することがポイントです。

「まずは参考書を買って…」と考える前に、公式サイトなどで提供されている無料のオンライン教材や模擬試験を活用しましょう。試験形式に慣れることはもちろん、頻出の単語や設問形式、リスニングの傾向を把握するのに最適です。英語力アップと並行して、試験の「攻略法」を体得していく感覚が大切です。

また、英語資格試験は複数存在し、各運営団体にとっても受験者の確保は重要な課題となっています。MYNDSのように、試験団体と直接提携している留学エージェントでは、割引コードやプロモーション情報が定期的に提供されることがあります。同じ受験でも少しでもお得に受けたい方は、ぜひ積極的にご相談ください。

TOEICや英検は使えないのですか?

日本国内では広く認知され、根強い人気を持つTOEICや英検ですが、カナダの大学・カレッジ進学や移民申請においては、基本的に英語力の証明としては認められていません。英検は、もともと日本の英語教育に特化して作られた検定試験で、イギリスのケンブリッジ英検とは異なる日本独自の評価基準となっています。また、TOEICはビジネス英語の実務的運用能力を測る試験であり、大学講義や学術的な英文読解・論述を重視するカナダの高等教育機関の要件とは一致しないためです。

一部の私立キャリアカレッジや、日本人スタッフが対応している学校などでは、例外的に受け付けている場合もありますが、基本的には「公式な英語力証明」としては使用できないと考えてください。

また、カナダの永住権や市民権の申請では、TOEICや英検は一切使用できません。 必ずカナダ移民局(IRCC)が指定する認定テスト(CELPIP・IELTS General・PTE Coreなど)を受験する必要があります。

カナダ進学のためのパスウェイや附属語学学校の授業料が高いので、英語資格テストで代用したい

カナダの大学やカレッジでは、附属の語学学校や提携校のパスウェイプログラムを通じて進学する選択肢が一般的ですが、これらの費用は決して安くありません。附属語学学校では、1セメスター(約4か月)単位での受講が基本で、希望スコアに達しない場合は延長も必要になります。私立のパスウェイプログラムでも、短くて2~3か月以上は必要となるため、英語準備にかかる費用・時間の負担は大きくなりがちです。

進学資金に余裕がない方にとって、「英語資格テストで要件を一発で満たし、直接出願したい」というお気持ちはもっともな選択です。独学が難しい場合でも、オンライン教材やAI学習ツールを活用し、不足部分のみレッスンで補うといった柔軟な方法で、全体の費用を抑えることが可能です。

実際に、MYNDSのサポートでも、英語の準備をすべて日本で完了させ、資格試験スコアを添えて直接出願・合格し、本科の開始にあわせて渡航される方が多くいらっしゃいます。

ただしご注意いただきたいのは、附属語学学校やパスウェイでは、単に英語スコアを上げるだけでなく、エッセイの書き方・ディスカッション・プレゼンテーションなど、進学後に必要なスキルのトレーニングも行っているという点です。資格試験で英語要件をクリアして進学した場合、それらのスキルに慣れておらず、「授業についていけない」「カナダの課題形式に戸惑った」という声もよく聞かれます。

つまり、「英語の入学要件を満たすこと」と「現地での授業に対応できる準備」は別物と考え、合格後も可能な限りで自己準備を進めることが成功のカギになります。

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