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留学のカタチ

日本人が少ない!注目の地方都市

日本の約27倍の国土を誇るカナダでは、トロントやバンクーバーのような留学生に人気の定番都市の他にも、留学先として魅力的な地方都市がたくさん存在しています。カナダと言えば、広い、寒い、移民が多いなどのイメージがあり、それをすべての都市に当てはめてしまいがちですが、実はそれぞれの地域ごとに気候や暮らす人々をはじめ、様々な特色の違いがあります。例えば、英語・フランス語の2つを公用語とするカナダですが、フランス語が公用語となっており、カナダの1州でありながら独自のシステムで運営しているケベック州などもあります。

カナダで有名な都市と言えば、トロントやバンクーバーでしょう。この二都市は日系コミュニティや日本人向けのサービス機関が充実しており、はじめて留学される方や学校の選択肢が豊富な大都市で留学されたい方には最適な都市です。しかしながら、日本人が多いことも事実で、街では日本語が使われていることもよくあります。日本人が少ない環境で思いっきり英語またはフランス語環境に浸りたいという方には地方都市への留学がおすすめです。

他にも地方都市では、大都市と比べてコミュニティが小さいために現地住民と関わる機会に恵まれたり、カナダに長く住んでいる方々が多い(新しい移民が少ない)ためにカナダの古い文化に触れられたりと、カナダらしさを体験できます。地域によっては学費を含め、物価や家賃がリーズナブルで留学費用を全体的に抑えられることも、留学生にとってはうれしい点です。テレビなどで、日本の田舎の都市で現地の人たちに囲まれて住んでいる外国人がペラペラの日本語を話しているのを聞いて驚いたことはありませんか?母国語をできるだけ使わず、ネィティブに囲まれて暮らした方が、言語の上達が早いのは当然です。限られた時間の中で、できるだけ高い英語力をつけたいと思う方にも地方都市での留学は大変おすすめです。

一方、地方都市は教育機関が充実していないのでは、と心配される方もいらっしゃるかと思いますが、カナダでは各州で教育機関の質が管理されているため、教育水準が均一に保たれています。そして、地方都市留学の魅力の一つはその地域の特色を取り入れたプログラムの受講や仕事ができることです。たとえば、ウィスラーはリゾート地としても知られており、スキーやスノーボードなどのウィンタースポーツが盛んなこともあり、インストラクターの資格を取得できるプログラムや旅行やホスピタリティの専門スキルを実践的に学べるプログラムが充実しています。

その他、老後に住みたい都市として人気のあるハリファックスやビクトリアは老人ホームでボランティア経験ができたり、主にフランス語が話されているケベックシティではフランス語環境の中でフランス語の学習や仕事ができたりと、地域の特色が教育や仕事、地域活動に反映されています。

地方都市の特徴をご確認の上、ぜひご自身に合った留学地をお選びください。