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留学のカタチ
オーロラを観ながら贅沢留学 ユーコン留学のすすめ
- カナダの大学・カレッジ進学に興味がある
- ワーホリで働きながら留学したい
- カナダで就職・移民が気になる
- Co-op、看護師留学など多数取り扱い
あなたに合った留学のカタチをご紹介します。留学のご相談は無料です。
ユーコン準州ってどんな街?
ユーコン準州はカナダにある3つの準州のうちの1つで、1万年以上前から先住民が暮らしていた地域です。ゴールドラッシュの時代に栄えた場所としても有名です。西はアメリカのアラスカ、南はブリティッシュコロンビア州と隣接するカナダ北西部に位置しています。
面積は日本の国土の約1.3倍、人口は4万人程度です。大氷原やツンドラ地帯が広がり、カナダ最高峰のローガン山や世界遺産にも指定されている国立公園などがある他、オーロラ鑑賞ができることでも知られています。
産業は、鉱業、漁業、林業、農業等の第一次産業が主となりますが、近年では小型チャーター航空産業や観光業や製造業も活発化しています。
気候は夏は20度くらいで日が完全には沈まない白夜があることも特徴です。冬は地域によっても差がありますがマイナス30度くらいになることもあり、日照時間が短くなります。
国際色は、主にヨーロッパからの移民が多いですが、近年では中国やフィリピン等のアジアから移り住む人も増えているようです。ヨーロッパ人が訪れるずっと以前から先住民が暮らしており、現在は8つの先住民グループがあります。
州都はホワイトホースで、準州全体の約7割の人が住んでいます。ホワイトホースは1896年のゴールドラッシュ時代、ドーソン・シティへの中継地点として人々が集まり栄えました。ユーコンの自然を求めてミュージシャンやアーティストがカナダ各地から移り住んで来たことから、ダウンタウンにはユニークでおしゃれなお店も見かけることができます。また夏にはアウトドアを楽しむために世界各地から観光客が集まります。
日本からのアクセス
日本からホワイトホースまでは直行便がないため、バンクーバーでの乗り継ぎが必要です。空港からダウンタウンまでは、車で10分程度、タクシー料金は20〜25ドル程度です。公共交通機関があるのはホワイトホースのみですので、その他の地域に行く場合はレンタカー等の手配が必要です。冬場は道路が凍結しますので運転には気を付けましょう。
生活事情
ユーコンでは物資の輸送コスト等の理由から、他の州と比較すると食料品や日用品の物価が少し高い傾向にあります。ホワイトホースのシェアハウスの相場は600〜800ドルと大都市と比べると安価ですが、近年は上昇傾向にあります。時期によっては物件が見つかりにくいこともありますので、留学生の場合、初めは学校のホームステイや寮をお申込みいただくと安心です。
カナダで物を購入する際には、GST、PST等の日本でいう消費税にあたる税金が課税されます。カナダの多くの州では12〜15%であるのに対し、ユーコンでは州税がなく、国が課している5%のみとなります。
お仕事事情
ユーコンでのほとんどの求人はホワイトホースにあります。6〜9月の夏の観光シーズンには世界各地から観光客が訪れるため、観光業での求人が活発になります。夏のシーズン開始に向けて、4〜5月頃からお仕事探しを始めると見つかりやすい傾向です。個人経営の飲食店や雑貨屋さん等も多く、そういったところでお仕事を見つけたという日本人の留学生もいらっしゃいます。日本人向けの求人サイト等の情報は少ないので、現地の方が利用しているウェブサイトを活用することをお勧めします。
観光スポットは?
ユーコンの観光といえば、やはりオーロラ鑑賞が一番の人気です。ユーコン準州ではほとんどの地域が「オーロラベルト」の真下に位置しているため、州都のホワイトホースでもオーロラ鑑賞をすることができます。日本人に向けたオーロラ鑑賞ツアーも数多く開催されています。
その他、夏の間にはユーコン川のカヌーツアーやハイキング、秋のツンドラ紅葉等、ユーコンの自然を満喫できる多くのアクティビティがあります。
ユーコン留学のすすめ
ユーコン大学(Yukon University)
ユーコン大学は州都のホワイトホースにあるユーコン準州唯一の公立大学で、前身のユーコンカレッジ(Yukon College)が2020年5月に生まれ変わって誕生しました。学生数は1000人程度と少なく、クラスも少人数で行われているため、教授と生徒の距離が近いことが特徴です。カナダの他の大学と比べて学費を安く抑えることもできます。ESLプログラムもあるので大学進学でなくても、語学留学として通学することができます。
学校内に併設されている学生寮は比較的新しくきれいな設備が整っています。大学の本館と繋がっているため、寒い冬でも外に出ることなく移動することができます。
まとめ
ユーコン準州は近年、移り住む人が増加しつつあるといっても、人口はわずか4万人。カナダの大自然を満喫できる場所です。田舎の日本人の少ない環境で勉強をしたい、自然に触れられる環境で留学をしたいという方にお勧めです。夜はオーロラ鑑賞をしながら留学生活を送るというのも、珍しい貴重な体験になりますね。