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留学のカタチ
自然あふれる小さな街で留学から永住まで「プリンスエドワード島 Prince Edward Island」
- カナダの大学・カレッジ進学に興味がある
- ワーホリで働きながら留学したい
- カナダで就職・移民が気になる
- Co-op、看護師留学など多数取り扱い
あなたに合った留学のカタチをご紹介します。留学のご相談は無料です。
PEIってどんなところ?
プリンスエドワード島はカナダの東海岸、セントローレンス川の河口に位置する、日本の愛媛県ほどの広さの島であり、同じ名前のプリンスエドワードアイランド州という、人口、面積共に最も小さな州でもあります。日本ではプリンスエドワード島といえば、「赤毛のアン」をイメージする方が多いと思います。一方でプリンスエドワード島には見渡す限りのお花畑、赤土のビーチ、灯台に照らされる海辺のドライブルート、新鮮でおいしい海の幸など、「赤毛のアン」を知らなくても楽しめる内容が盛りだくさんです。
アクセス
空路の場合、日本およびバンクーバーからは直行便がないためトロント(約2時間)、モントリオール(約2時間)、オタワ(夏季のみ約2時間)、ハリファックス(約30分)を経由してPEI に行きます。その他陸路の場合、ニューブランズウィック州モンクトンやノバスコシア州ハリファックスからバスも出ています。
生活事情
PEIの物価はカナダでもかなり低い方で、バンクーバーやトロントと比べるとお得に生活ができます。シェアハウスの相場は500〜600ドル程度と地価も低いので、シャーロットタウンのダウンタウン周辺に住んでも家賃を抑えられます。一方で近年の人口上昇に伴い、住まい探しの競争率は高くなってきているので、いい物件を見つけた際は早めに押さえてしまうのがいいようです。短期の滞在の場合、Airbnbなどを利用されるのもおすすめです。
夏の観光シーズンは短期のアルバイトの求人も多く、州としても身を据えてPEIで長く働ける方を求めているので、長期の就労先も充実しています。
州都シャーロットタウンには、バスが10路線が走るT3 Transitと呼ばれる公共交通機関もありますが、地元の人は車での移動が多いようです。1か月の定期券は大人で58.50ドルととても安いです(比較:トロントTTC の1か月定期は現在156ドル)。
移民事情
Atlantic Immigration Pilot Program(以降AIPP)とはPEIを含む、カナダ東海岸周辺4州の定住者、働き手を増やすべく、連邦政府が2017年に発表した移民プログラムです。当初は3年間の試験運用でしたが、現在は固定移民プログラムとなりましたので、これから検討される方も十分間に合います!このプログラムは、必要な語学レベルも低く、Express Entryを使わず直接連邦政府に申請し先着順にプロセスされるので、審査期間もその他プログラムに比べてかなり早いです。
AIPPは4つの州内の指定事業主が、一定の条件を満たす外国人に仕事を提供することができるというもので、仕事のオファーを受けた外国人は、永住権を申請することができます。
申請カテゴリーは①High Skilled Workers(ハイレベル労働者)、②Intermediate Skilled Workers(中級レベル労働者)、③International Graduates(カレッジや大学を卒業した留学生)の3種類があり、どのカテゴリーでもお仕事先の内定をアトランティックカナダ内で自分で見つける必要があります。
中でも③International Graduatesの場合、PEIのHolland CollegeやUPEIなどの公立大学・カレッジを卒業することで、職歴や勤務経験がなくても申請できる、まだカナダ歴の浅い留学生にはもってこいの移民プログラムです。
観光スポット
【PEI国立公園】
PEIの海岸は鉄分が多く含まれている柔らかい赤土が写真にも映え、特徴的です。北海岸沿いにある国立公園の赤土の断崖は迫力があり、人気の撮影スポットです。どこまでも続いているかのような美しい海岸線海岸線沿いには個性豊かな灯台が点在しています。
公園内には赤毛のアンの舞台「緑の切妻屋根の家」のモデルとなった建物「グリーン・ゲイブルズ・ハウス」もあります。アンが初めてPEIを訪れた時、「あたし、もう好きでたまらないわ。こんなところで暮らすんですもの。うれしいわ。プリンスエドワード島はせかいじゅうで一番きれいなところだって聞いていましたから…」と大喜びした景色を堪能できます。
【コンフェデレーションブリッジ】
ニューブランズウィック州とプリンスエドワードアイランド州をつなぐカナダでは最も長い、全長13キロの橋です。1997年に完成したこの橋は凍結した海の上を渡る世界最長の支柱橋で、カナダの過酷な冬にも耐えられるよう設計されています。
【COW アイスクリーム】
カナダで最もおいしいアイスクリームとも言われ、カナダ全土に13店舗を持つCOWSはPEIキャベンディッシュ発祥の老舗アイスクリーム屋です。本店に加え、島内に7店舗あり、ナナイモバー味などカナダ独特のものを含む30種類以上のアイスが食べられます。
【シャーロットタウン市内】
イギリスの国王、ジョージ3世の王妃「シャーロット」をもとに名付けられた、州の経済と文化の中心となっている可愛らしい街です。州内唯一の空港もあり、緑豊かで古い街並み、海沿いの遊歩道、可愛いギフトショップが全て徒歩圏内にあり便利です。
PEI留学のすすめ
留学生も移民も少ないアットホームな地域で、英語をしっかり学べる環境が整っています。
University of Prince Edward Island(UPEI)
ビジネス、観光、看護、獣医学が有名な州唯一の4年制大学です。大学進学を目指す人はもちろんのこと、プリンスエドワード島で英語留学をしたいという人にもおすすめです。附属語学学校は、英語力初級からでも入学でき、 1クラス15人程度と私立の語学学校のような少人数制です。7段階あるレベルのうち中級以上から大学本科のプログラムを一部受講できるので大学進学を目標としている方に嬉しい制度です。
Study Abroad Canada Language Institute(SACLI)
PEIにある私立語学学校です。講師は全員が州政府に認定された英語教員資格を所持しており、誰もが納得のいく、クオリティの高い授業を受けることができます。基礎英語・日常会話、ビジネス英語の他、地元のHolland College、UPEIなどとも提携のある進学準備コースも人気です。赤毛のアンの街で、のんびりと英語を学びたい方におすすめ。
Holland College
学費の安さが魅力的な、州都シャーロットタウンにある公立カレッジ。学生数は3,000名ほどですが、75以上の専門プログラムがあり、同州内の4年制大学、UPEIへの編入も可能です。英語力初級からでも受講できる附属語学学校もあり、カレッジ入学を目指すためだけでなく、現地学生と同じキャンパスで英語を学ぶためのご通学もおすすめです。
まとめ
「赤毛のアン」をも魅了した美しい自然の風景の中で、ゆったり英語を学びたい方に選ばれるとっておきの渡航先です。滞在費用も抑えて、ゆくゆくはカナダで永住を、と考えている方にもおすすめです。留学のご相談はこちらからお問い合わせください♪