カナダ留学を経て広がった世界観や自分自身への気づき

“自分が生きていきた世界がどれほど小さかったかを痛感。違いを受け入れ、尊重する文化が自分の能力や年齢などに捉われず、なんでも挑戦してみようという気持ちを押してくれた。”

ゆいかさん
出身地:神奈川県
留学都市:トロント、カルガリー
ステータス:学生、ワーキングホリデー
幼い頃の海外旅行を通して、海外生活や留学に憧れを持っていたゆいかさん。社会人経験を経て、世界に出てみたい、自分で何かを成し遂げたいという想いから留学を決意されました。留学前から情報収集を入念に行い、現地生活をスムーズにスタート。様々な経験を経て世界観は広がり、英語の見方の変化や自分自身の発見もあったようです。
- カナダの大学・カレッジ進学に興味がある
- ワーホリで働きながら留学したい
- カナダで就職・移民が気になる
- Co-op、看護師留学など多数取り扱い
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目次
留学前
ー留学前はどのようなことをされていたのですか?
大学卒業後、ラグジュアリーブランドのアパレル会社に就職し2年半働いていました。
留学の理由、目標
ーカナダ留学のきっかけや目的、また都市や学校を選んだ理由について教えてください。
幼い時から海外旅行をたくさんしながら、海外で生活することや留学することに憧れがありました。タイミングがなく、なかなか実現できず社会人になってしまいましたが、留学する友人を見て、まだ間に合うという思いになり留学を決めました。
目的は、英語学習ももちろんですが、何よりも世界に出て色々な経験をしてみたい、新しい自分の知らない世界を見てみたいということと、自分の中で何かを成し遂げた経験がなかったという思いがあり、自分の力で何かを成し遂げてみたいという気持ちで挑戦しました。
最初の都市トロントを選んだ理由は、語学学校卒業後にワーキングホリデービザに切り替える可能性を念頭に置いていたため、仕事が見つけやすいというMYNDSさんのアドバイスのもとトロントに決めました。二つ目の都市カルガリーは、最初は友達に勧められたことがきっかけでしたが、1年半という長い期間があるのであれば他の都市に引っ越してみるのもいい経験になると思い決断しました。またトロントよりも落ち着いた環境であること、Banffなどの自然が近くにあること、バンクーバーやトロントに比べて日本人が少ないという点に惹かれカルガリーに決めました。
ー留学中に学ぼうと思っていたこと、目標などを教えてください。
上記でも触れたように、とにかく広い世界を自分の目で見て体験したいという思いがあったので、留学中は自分が関心がそこまでないことであったとしても、とりあえず経験として「何でも行ってみる・やってみる」を心がけていました。
留学を振り返って
ー留学前の準備期間についてどのようなことをしたか教えてください。
カナダや自分が住む都市の情報収集は行く前から細かく行っていました。どのように家や仕事を探すのかなど基本的なことではありますが、カナダに行く数か月前から行っていたため、実際到着後に家探しや仕事探しをスムーズに行えたと思います。
ー学校のアクティビティー、ホームステイ生活・シェアハウス生活、アルバイト、インターンシップなどについて体験したことや勉強になったこと、感じたことなどを教えてください。
ホームステイ生活では、ホストマザーがフィリピンの方だったので、フィリピン料理やその国の文化、Thanksgivingの日には伝統的なターキー料理を作ってくれたりと、シェアハウスでは体験できないことを体験でき、面白かったです。シェアハウスでは、日本人のルームメイトと一緒に暮らしていましたが、カナダにいる日本人同士だからこそ共感できる悩みや話ができ、私にとっては心が休まる場でした。ルームメイトにも本当に恵まれ、お互い助け合いながら生活をしていました。みんなで色んな話をしながら朝方まで語り飲み明かしていたのはいい思い出です(笑)
アルバイトでは、飲食やgrocery storeで働いていました。お客さんと話す機会が多かったのでカナダにいた間で一番英語力が伸びた期間だと思います。英語を話す恐怖も仕事を始めてから少しずつ減っていきました。そして仕事をしながら、英語力が未熟でも上手く言葉が出てこなくても、伝えようとする意志さえあれば間違っていても大丈夫だということを身をもって感じました。特にカナダは移民国家であり、英語が第二言語の人たちがたくさんいます。アクセントもそれぞれ違います。英語がうまく伝わらないとどうしても自分の英語力が低いからだと考え、喋ることを躊躇してしまいます。ですが伝わらないとき、必ずしも自分が間違っているわけではなく、相手が理解できなかっただけ、よく聞こえなかっただけということもよくあります。移民国家であるカナダはこの点に関してとても寛容だと思います。どの立場であっても、お互いが伝えようとする意志、理解しようとする意志さえあればそれでいいということを学びました。
ー留学して自信につながったことや、逆に不安になっていることがあれば教えてください。
カナダに行くと決めたときから今までの選択を“自分自身で行った”という経験が自信に繋がりました。日本にいたときからカナダでの生活もすべて、周りの人々に恵まれ、本当にたくさんの人たちに助けられながらではありましたが、会社を辞めて留学すること、一人で海外生活をすることなど人生が変わる出来事は不安なことだらけでした。しかしカナダ生活はすべて成功し本当に幸せだったので自分の選択が間違っていなかったと心から思えます。
特にトロントからカルガリーに引っ越したことは大きかったです。カナダ生活一年経過後、友達もいて仕事もあった住み慣れたトロントを去り、知り合いも一人もいない家も決まってない仕事もないカルガリーに引っ越ししたことは、本当に勇気のいる経験でした。しかし運よくすべてすぐに決まり最終的にうまくいったので、自分の自信に大きく繋がりましたし、自分がどこにいてもうまく馴染んで対応できる能力があるという、今まで気付くことのできなかった自分の長所にも気付くことができました。
今までは何に関しても自分に自信を持ったことは一度もなかったですが、カナダ生活を通して、今は昔よりも自分と自分自身の考えや選択に自信が持てるようになりました。
ー今の留学を今後の就職転職やキャリアにどのように結びつけていきたいと思っていますか?
詳しくは決まっていませんが、カナダでの経験を活かして気付いた自分の長所を活かせたらとは思っています。英語を使う仕事ができればなお良いですが、英語は絶対に使うというよりかは、自分の持っている能力の一つ、選択肢が広がる“ツール”の一つとして使っていきたいと思っています。
ーカウンセラーの進路アドバイスや留学サポートはいかがでしたか?
MYNDSさんは、最初から最後まで本当に親切に対応していただきました。不明な点も明確に回答をくださり、困ったときはMYNDSさんがいるという気持ちがいつも心の隅にあったことで、安心して留学生活を行うことができました。
MYNDSさんを選んで本当に良かったです。ありがとうございます。
ー今後の予定についてどんなことを予定されているか教えてください。
未定です。
日本に帰国し就職または、数年後に再度カナダもしくは他の国のカレッジに進学することを今は考えています。
これからカナダへ来る留学生へ
ーこれからカナダ留学を考えている人にメッセージをお願いします。
色々な経験をすると世界が変わります。世界は広いです。少しでもやってみたいという気持ちがあるのであれば、なんでも挑戦してみる方が人生が豊かになって面白いと思います。やってみてダメなら途中でやめてもいいです。後悔しない選択をすることが大切だと思います。
そしてカナダはすごく良いところです。日本の物も他の物もなんでも手に入るのでカナダに約1年半住んでいましたが、困ったことは一度もありませんでした。親切でフレンドリーな人が多く、様々な国の人たちがいるので私たちのような留学生も自然に受け入れてくれます。本当に美しく住みやすい国だと思います。
【一問一答】
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- カナダの好きなところは?
人々がフレンドリーで親切なところ。街中で出会う人も、働いてる時も、お店を訪れるときも目が合えば”Hi how are you?”で始まり、最後は”Have a good day!”で終わる文化、カナダでは特別なことではないですが、とても素敵で好きです。 - 一番の思い出は?
何でもない些細な日常たち。旅行やイベントなど本当にたくさんの思い出がありますが、学校終わり毎日のように友達と遊びに出かけていた日々が一番恋しいです。 - 英語力はどのくらい伸びたと感じますか?
日常会話レベルくらいまで。最初はカフェでの注文もドキドキするくらいできませんでしたが、今は完璧ではないですが会話ができるくらいになりました。 - 留学中つらかったこと、きつかったこと
時々感じる孤独感。特にカナダ到着後の数週間やカルガリー引っ越し後の数週間は慣れない環境に不安を感じましたが、私の場合は外に出ることと時間が解決してくれました。 - 留学中うれしかったこと、楽しかったこと
頻繁に連絡を取り、また絶対に会いたいと思えるほどの大切な友達が増えたこと。 - 留学ライフを一言で表すなら?
幸せな思い出がありすぎて一言では表せません。(笑)
- カナダの好きなところは?
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