市販薬の解熱鎮痛剤について
留学中は体調管理を心掛けたいところですが、住む環境の変化や季節の変わり目など、気を付けていても体調を崩してしまうことがあります。海外で生活していると医師の受診を躊躇したり、仕事や学校に忙しかったり、手軽に買える市販薬で治るものなら治してしまいたい!と思う方も多いはず。ただ、実際に薬局に行ってみると、同じようなパッケージの薬がたくさん陳列されている上に、成分も小さい字でびっしりと書かれていて、どれが良いのか迷ってしまいます。市販薬とは言え薬は薬、むやみに服用するのは心配ですよね。
ここでは、医師の処方箋なしで買える市販薬(OTC薬:Over-The-Counter Medications)、中でも解熱鎮痛剤についてご紹介します。頭痛や生理痛、それにちょっとした発熱の際に、常備していると安心です。
カナダの薬局で買える代表的な「解熱鎮痛剤」としては、アセトアミノフェン(Acetaminophen)、イブプロフェン(Ibuprofen)、アセチルサリチル酸(Aspirin)という成分のものがあります。
TYLENOL(タイレノール):アセトアミノフェン配合
ASPIRIN(アスピリン) : アセチルサリチル酸配合
Advil(アドヴィル) : イブプロフェン配合
そして、日本でよく聞く市販薬の主な成分は以下の通りです。
パブロンSゴールドはアセトアミノフェン配合
新セデスはアセトアミノフェン配合
ノーシンはアセトアミノフェン配合
バファリンAはアセチルサリチル酸配合
バファリン ルナはイブプロフェン配合
EVE(イブ)Aはイブプロフェン配合
ナロンエースはイブプロフェン配合
同じブランドでも製品によって配合されている成分が異なります。また、「ダブルブロック処方」など、複数の成分が配合されているものもあるのであくまで目安としてください。
市販薬だからといってむやみに服用せず、症状が不安な場合は、必ず医師又は薬剤師の指示を仰ぎ、必ず服用規定を守ってください。
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