【2025年版】カナダから日本・日本からカナダへ荷物を送る方法|国際宅配・別送品・禁止物

留学中、日本にいる家族や友人に旅行先でのお土産やお誕生日プレゼントなどを送りたい、また日本から必要な物を送りたい、そんな時がありますよね。留学生活を始める際、または終えた後に、「日本とカナダ間で荷物を送りたい」というご相談はとても多く寄せられます。特に、長期留学やワーキングホリデーなどでは、スーツケースだけでは収まりきらない荷物の扱いが悩みのタネになることも。では、カナダから日本へ、日本からカナダへ荷物を送る際、どのようなサービスがあって、どのように送ることができるのか、また、送れないものは何があるのでしょうか?
この記事では、日本→カナダおよびカナダ→日本への荷物送付について、よく使われている手段や基本的な注意点をまとめています。
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Table of Contents
配送サービスの種類
まず、配送には大きく分けて国際宅配便と別送品の2つの種類があります。
①国際宅配便
海外に向けたギフトを含む一般的な荷物を送る配送サービスです。自分以外の人向けに送る荷物が該当するため、シチュエーションとして多くの場合は国際宅配便に該当します。
日本または海外から荷物を送る時は、たとえ小さな荷物であっても通関手続きが必須です。つまり、荷物の値段に合わせて関税・消費税を支払わなくてはなりません。日本から荷物を送る時は、内容に関して細かく申告(記載)する必要があるため、事前に送る荷物の英語表記について確認しておくと手続きがスムーズです。追跡可能で、日本ーカナダ間の航空便の場合は、およそ1-2週間ほどで届きます。
②別送品
大きな荷物やお土産などを、携帯品(飛行機に搭乗する際の手荷物や預け入れ荷物)として一緒に移動するものとは別で送る荷物のことです。別送品は基本的には本人から本人宛に送る荷物になります。
渡航時にスーツケースに収まりきらない荷物や、あるいは留学中、学校で使用した教材や日々生活していく中で色々買ったりしていると、いつの間にか荷物は増え、長期でいればいるほど荷物は来た時の倍以上になることも多々あります。そのような時、スーツケースに入りきらない荷物を「別送品」として、別で発送することで宅配便より関税がかかりにくく、カナダへの渡航時・日本への帰国時の負担を減らすことができます。こちらも、日本ーカナダ間の航空便の場合、出発から1-2週間ほどで届きます。

配送にかかる制限
各国のルールで配送できるものや配送できないもの(輸出入の規制)があります。こちらでは、カナダから日本へ国際宅配便で送る際の制限の一部を例にあげます。
送れないもの(禁止品)
≪食品関連≫
肉類・動物由来製品:生肉、加工肉(ソーセージ、ジャーキー、スパムなど)、乳製品(バター、チーズ、粉ミルクなど)は、検疫証明書がない限り輸入禁止です。
出典:農林水産省 動植物検疫所
加工食品を含むお肉類は全て送れません。よくお土産屋さんで見かけるジャーキーなども実は送れない物に入るため注意しましょう。その他にも豆や穀物類、ワシントン条約に該当する動植物製品も送ることが出来ません。
≪貴重品≫
現金・貴金属・宝石類:現金・有価証券・小切手・貴金属、信書、パスポート、宝石類・骨董品・重要美術品・未現像フィルム
現金や上記に該当する貴重品を送ることはまずないかと思いますが、手元に残った現金などは海外送金などを利用するようにしましょう。
≪危険物≫
引火性・爆発性物質:爆発物、火薬類、・花火・マッチ・ライター・引火性物品・使い捨てカイロ、スプレー缶、カセットコンロ用ガス、喘息吸入器 (スプレー付属の場合など) 、香水/マニキュアなどの引火性の高い化粧品、引火性・揮発性のある消毒液(サニタイザー)
出典:Canada Post
ギフトとして海外限定の化粧品などを送りたいと考える方もいると思いますが、残念ながら香水やマニキュアは危険物に該当するため、自分用でも送ることができないので注意しましょう。
制限付きで送れるもの(数量・条件付き)
≪化粧品・サプリメント≫
化粧品: 1品目につき24個以内であれば個人輸入が可能です。
サプリメント: 医薬品成分が含まれていない場合に限り、90日分まで送付可能です。
必要な物だけ数量制限内で送るようにしましょう。
≪医薬品≫
一般用医薬品: 90日分以内であれば送付可能です。
処方薬: 事前に「輸入確認証」が必要です。
日本からカナダへ渡航する際にも処方箋についてどうしようか悩まれる方もいらっしゃいます。日本から処方されて持ってこられる薬は90日(または1タームのトリートメント)になります。それ以降の分に関しては日本から英文でかかれた処方箋を用意しておくか、現地にて診察を受けて新たな処方箋を出してもらいましょう。
≪アイケア製品≫
コンタクトレンズ: 2か月分まで。
度付きメガネ: 1個まで。
現地で調達したコンタクトレンズが残っている場合などは、数量制限に注意して送るか割り切って破棄しましょう。
≪食品関連≫
飲食料品: 肉類・乳製品を除いた加工食品は、正味重量10kgまでが目安です。
酒・アルコール類・上記に記載されている禁止品を除く食料品であれば送ることができます。冷蔵品、冷凍品、特に夏期はチョコレートなどの熱に弱い物は避けましょう。また、メープルシロップなどガラス容器の物は輸送中に割れてしまう危険があるため、なるべくプラスチック容器や缶を選ぶようにしましょう。
▶ その他、送れないものについては税関の案内をご確認ください。

シチュエーション別おすすめの配送サービス
どんな時にどの配送サービスを利用するのが良いのか、シチュエーション別におすすめの配送サービスをご紹介します。
カナダから日本へ、ハガキ、書類など小包等を送る時
Canada Post
カナダの郵便局です。ハガキや書類関連、一般的なサイズの荷物まで取り扱っています。追跡ありと追跡なしが選べ、その他にもオプションがいくつかあり、重量と荷物の大きさによって料金が異なります。
Canada Postの配送に関する情報はこちら
料金確認ページより、送り先と配送方法、荷物の重さと大きさを入力すると、大体いくらかかるのか見積もりを出すことができます。比較的軽くて小さな小包を送る際におすすめです。
▶ 料金確認ページはこちら
カナダから日本へギフトなどの小さな荷物や大きめの荷物を送る時
米国ヤマト運輸
日本でもクロネコヤマトでおなじみの米国ヤマト運輸です。40cmサイズの小さな荷物から160cmを越えるオーバーサイズ(最大300cmまで)まで取り扱いがあります。トラッキングサイトから荷物の追跡もでき、所要日数も6-10日と早く一番利用される方が多い配送サービスです。トロント支店はピアーソン空港近くのミシサガにありますが、ヤマト取り扱い店がトロント市内に何か所かあるため、オンラインで送り状を作成後、必要書類を準備の上、最寄りのヤマト取り扱い店に荷物を持ち込むことができます。
▶ 米国ヤマト運輸の情報はこちら
※サイズ・料金等は【カナダ】を選択の上、ご確認ください。

カナダから日本へ帰国する時に荷物を別で送る時
OCS Express Ltd.「おてがる帰国便」
ANAグループの物流会社、OCSのカナダオフィス・OCS Express Ltd.が提供しているサービスです。航空便で別送品をスピーディーに送ることができます。おてがる帰国便は、自宅までの集荷が無料のため、大きな荷物を運ぶ心配がありません。また、荷物の一時保管が可能なので、帰国前にどこか旅行に行きたい人におすすめです。発送に必要な書類・集荷依頼のお申込みをオンラインで行うと担当者の方より連絡がくるため、手順に従い手続きが可能です。
送る荷物はスーツケースはもちろん、値段が総重量で計算されるためいくつかまとめて送りたい人向けです。荷物は送り主本人が帰国の際にもらえる別送品申告書などの必要書類を日本のOCSオフィスに送り、荷物がそろってから通関作業がスタートします。それから大体1週間程度でご自宅にお届けとなります。
▶ おてがる帰国便の情報はこちら
日本からカナダに大き目の荷物を送る時、留学当事者が自分宛に荷物を送る時
日本通運「留学パック(ジェットパック)」
日本通運が提供する「留学パック」は、これからカナダなど海外に渡航する留学生やワーキングホリデーの方向けの航空便別送サービスです。日本国内のご自宅からカナダの滞在先まで荷物をスムーズに送ることができ、出発前に事前に利用することはもちろん、出発後6か月以内の方も利用可能です。パックプランが用意されており、航空輸送に適切な段ボール(2箱)やガムテープも含まれているため、初めての国際発送でも安心です。
荷物はご自身で梱包し、依頼に応じて集荷されます。発送後は空輸で現地へ輸送され、通関手続きが完了した後、現地の滞在先まで届けられます。別送品としての申告を行うことで、関税免除の対象になる点も大きなメリットです。料金は重量・箱数によって異なり、カナダの場合は最大6箱・100kgまで対応可能です。
出発前に荷物をまとめておきたい方や、現地到着後すぐに生活用品を受け取りたい方におすすめのサービスです。
初回入国時、空港にて別送品の手続きが必要となります。
ご自身の日本出発に合わせて荷物が発送される場合はもちろん、日本出発から数か月後にご家族から発送してもらう予定がある場合であっても、必ず別送品の手続きを行っておいてください。
▶ 日本通運「留学パック」の情報はこちら

日本からカナダに手紙やハガキを送る時、留学当事者の渡航後に家族や友人が留学当事者に荷物を送る時
日本郵便
日本全国にありハガキや小包などの郵便物を国内外向けに送ることができる配送サービスを提供しています。小さい物から大きいものまで取り扱っているので、目的に合わせたプランで送ることができます。海外に荷物を送る場合、EMS(国際スピード郵便)がおすすめで、発送後3日間ほどで荷物が届きます。(天災や情勢によっては配送期間が変わることがあります。)
他にもUPSやFedEx、DHLなど配送会社はありますが、到着が早く配送料が最も安いのが日本郵便です。
▶ 郵便局の情報はこちら
配送Q&A
今までに留学生の皆さんから寄せられた配送に関する質問を集めております。情報やルールは変わることがありますので、不明な点がある場合は必ずご自身で、各国の公式ページの確認や配送業者様等へ直接お問い合わせを行ってください。
ー食べ物を送っても大丈夫?
カナダへの食品送付は厳しく制限されています。肉類・乳製品・インスタント食品などもNGになることがあります。最新の輸入規制をご確認ください。
ー船便と航空便のどちらが良い?
航空便は速いですが、船便と比べてしまうと割高です。船便は安価な代わりに1、2ヶ月以上かかることがあります。送るものの重要度と到着時期に合わせて選びましょう。
ーどれくらいで届きますか?
配送業者や配送プラン、時期にもよりますが、日本ーカナダ間は航空便であれば早いもので5日程度、大体1〜2週間ほどで届きます。
ー中身は見られますか?
お荷物が航空輸送できない品物であったり内容物がはっきりと分からない場合、中身が確認されることがあります。
ー関税はどれくらいかかりますか?
関税とは輸入品に課せられる税金のことで、送る品物の価格や重量、素材などに対し、課税対象となります。関税の発生有無や税率、金額等については荷物が現地に到着した際の輸入通関作業で計算されるため、事前に正確な金額を把握することはできませんが、商品価格に対し例えばTシャツで約7.4%~10.9%、衣類で約5.3%~12.8%ほどの関税がかかる傾向にあります。また、個人間でする贈り物の場合は関税がかからないこともあります。
ー渡航前に滞在先に荷物を送っても大丈夫ですか?(日本 → カナダ)
大きな荷物を送ってしまうとスペースの確保が必要となってしまうため、事前に荷物を送ることは控える方が良いかもしれません。荷物の大きさに関わらず、どうしても事前に送らなければならない場合は滞在先に確認を取ってから配送するようにしてください。
ー帰国直前に旅行したり、カナダ出国後に他の国を旅行して日本に帰国する場合は?(カナダ → 日本)
上記でご紹介のおてがる帰国便では、荷物の一時保管が可能です。日本帰国前に必要なお荷物だけを持って旅行に行くことができます。
ーカナダ出国や日本入国の際に何か手続きは必要ですか?(カナダ → 日本、別送品がある場合)
通常、機内でもらえる別送品申告書を2枚ご用意いただき、必要事項を記入の上、帰国した際に日本の税関に別送品申告をしてください。日本の税関に別送品申告書2枚を提出し、確認印を押してもらい1枚を受け取ります。受け取った書類が、輸入通関に必要な書類になります。
ー荷物を受け取れない場合、どうなりますか?
不在票が残されているかと思います。その通知書に記載されている内容をもとに再配達の手配を行うか、荷物の保管場所に期間内に取りにいくことができます。保管期限までに荷物を受け取らないと、最終的に送り主に返送されますのでご注意ください。
カナダのCanada Postの場合は、引き渡しの際に身分証明書が必要になりますので、パスポートと住所が確認できる書類をお持ちください。

日本とカナダ間における荷物の配送やおすすめの配送サービスをご案内しましたが、上記以外の物で送りたいものがありましたら詳細については各配送業者様へご確認ください。
送れない物には十分にご注意の上、必要な物資の調達やプレゼントなど、目的に合った配送サービスをご利用ください。海外生活が充実したものになるよう活用してみてくださいね。
▼帰国準備についてはこちら


