【2025年度版】入国審査までに知っておきたい基本フレーズ!

留学するにあたって荷物や書類など、準備しなければならないものはたくさんありますね。留学エージェントと、または、自分で、学校やビザの手配をし、さぁいよいよ渡航です!
近年は、機械入力ができるキオスクが導入されたりと、少しずつ簡素化されつつある入国審査ですが、ビザの発給が絡む場合は、審査官と対面しての入国審査を受けることになります。また、カナダ入国以前に、アメリカなどでトランジット(乗り換え)がある場合は、乗り換え国での入国審査を受ける必要もあるかもしれません。
いくら書類を揃えても、何も悪いことをしていなくても、やっぱりドキドキしてしまう、留学の入り口となる入国審査についてのご案内です。
▼
合わせて読みたい(25年度加筆バージョン)

- カナダの大学・カレッジ進学に興味がある
- ワーホリで働きながら留学したい
- カナダで就職・移民が気になる
- Co-op、看護師留学など多数取り扱い
あなたに合った留学のカタチをご紹介します。留学のご相談は無料です。

Table of Contents
入国審査の基本フレーズ
What is the purpose of your visit?(入国の目的は何ですか。)
How long will you stay in Canada?(カナダにはどのくらい滞在しますか?)
Do you have a return ticket?(帰りの航空券はありますか?)
入国の目的や、滞在期間、そして、帰国するためのお金や航空券があるかどうかはよく聞かれる質問です。学校の書類やビザの発給許可証などを渡せば、なんとなる!と思っている方も多いのですが、全く分からない・回答ができないと、別室にて詳しく調べられてしまい入国はできたとしても無駄に時間がかかってしまうことも。そのため、聞かれる可能性のある質問は、英文を一度、調べてみることをおすすめします。審査官によってはアクセントが強かったり、もごもごと話されて聞き取りにくいことも多いですが、太字にしたキーワードさえ聞き取れれば、対応できますね。
また、キレイな英文での回答が難しい場合は、「To study(勉強です).」「6 months(6か月です).」など単語やフレーズだけの短い回答になっても全く問題ありません。目を見て、笑顔でしっかりと回答しましょう。
※MYNDSで留学手配をした方、または、他社やご自身で手配した方であっても別途お申し込みの方は、事前のオリエンテーションや入国審査用の想定会話集をお渡ししてサポート致しますので、ご安心ください。
健康状態に関する質問
20~21年度のコロナ時期の入国では、確認を受けましたが、25年現在、面と向かって聞かれることはまずないでしょう。ただ、審査官には、健康状態に不安があるとみなした渡航者の入国を断る権利がありますので、念のため、ご紹介しておきましょう。
Do you have any symptoms of illness?(何か病気の症状はありますか? )
Have you been in contact with anyone who is ill?(病気の人と接触しましたか?)
コロナの際は、以下のような単語で症状の有無を確認していました。
Fever 熱
Cough せき
Body Aches 体の痛み
Difficulty breathing 息苦しさ
太字の部分の単語や表現は、少し耳なじみがない方もいるかもしれませんが、特にコロナだけではなく、現地で体調不良になった時にも役立つ単語ですので知っておきましょう。

滞在先や移動手段について
Where will you be staying in Canada? / What is your address in Canada? (カナダではどこに滞在しますか?滞在先の住所は何ですか)
How will you get to your accommodation?(宿泊先まではどうやって行きますか)
MYNDS、または学校の空港送迎サービスを利用している方は、お迎えが来ていると伝えると安心です。Airbnbの滞在、タクシーや配車アプリのUberでの移動も一般的ですので、答えによって何か問題が起きるということはありません。審査官としては、カナダの国内に入った【後】のことをきちんと準備しているかの確認で聞いていますので、回答をごまかしたり、取り繕ったりする必要はなく、事実を答えてください。
トラブルになりやすいのは、友達や恋人がカナダで待っている場合などで「滞在は、友達の家・・・住所は・・・分かりません」または、エージェントや学校の手配でも、 「学校の寮で、係の人が迎えに来てくれることになっています」等、曖昧な回答になってしまう場合です。入国審査を受けるのはあくまで「入国者であるあなた」ですので、第三者である友人や恋人、または手配を担当した学校やエージェントに代わりに説明してもらうことはできません。
言葉で説明できるようにしてくるか、書類で準備して来ましょう。

その他の重要な表現
Do you have sufficient funds for your stay?(滞在に十分な資金はありますか?)
Are you bringing any prohibited items?(禁止されている物を持ち込んでいますか?)
enough money(十分なお金)と聞いてくれれば分かりますが、sufficient fundsと難しい表現になると「え?」となってしまうかもしれませんので、把握しておきましょう。
持ち込み禁止物についてなどは、自動案内のキオスクで事前回答しているため、面と向かって質問されることはまずないかもしれませんが、このように知らない/なじみのない単語で質問された時に、分からないまま「YES」と答えてしまってトラブルになるケースがよくありますので注意しておいてください。
分からない単語が出てきたら、「Pardon me?」「I’m sorry?(語尾を上げることで、すみませんがもう一度、という意味になります)」など、きちんと聞き直しましょう。もし、単語が難しかったと感じた場合言い換えてくれるなど、分かるよう対応してくれます。
お役立ちフレーズ
想定外の質問や状況で、何て言ったらいいか分からない!と焦ってしまいそうな時に役立つフレーズもご紹介します。
Sorry, I thought I brought the printout, but I can’t find it right now. Could you give me a moment to check?
ごめんなさい、プリントアウトを持ってきたはずなのですが見当たらないです。探させてください!
I didn’t catch the meaning of your question. Could you please repeat it?
質問の意味がわからなかったので、もう一度繰り返してもらっていいですか?
I think I have the information on my phone. May I have a moment to check it?
スマホにその情報、残してあるはずなんです、ちょっとチェックする時間をください。
1つ前の所でも入れたように、焦って分からないまま「YES」や「NO」を繰り返すのが一番よくありません。落ち着いて、確認しましょう。
移民局ウェブサイトの情報
日本語の情報の方が、やはり分かりやすく安心ではありますが、ぜひ英語の勉強も兼ねて、カナダ移民局が公式に出しているガイドを確認することもおすすめです。
受験やこれまでに学校の授業で習って来た単語ではないけれど、カナダでは非常に一般的な単語もたくさんあります。移民局のウェブサイトを見ておくと、入国審査で使われる単語に少しなじみができますよ。それぞれのビザの入国準備のページをご紹介しますので、目的に合わせてごらんください。
ビジター(Prepare for your arrival)
学生(Prepare for your arrival)
ワーキングホリデー(Prepare for your arrival)
また、各ページの下部には、画像のように「よくある質問集」へのリンクも出ています。短い表現で分かりやすく説明されているので、こちらも是非見てみましょう。

トラブルに遭わないために ‐ 避けた方が良いフレーズ
入国審査でトラブル、入国拒否などの単語は、聞くだけでもなんだか怖く、自分は決して遭遇したくないですよね。そのため、これまでの経験上、トラブルを招きかねない英語フレーズをご紹介しておきます。
I don’t know.
第二言語で使っている感覚としては、「知りません・分かりません(申し訳ありません)」くらいのニュアンスで言っているつもりでも、英語ネィティブのニュアンスとしては、「知るか!」くらいの強い表現に取られかねません。もし、定かではない場合、自信がない場合は、「I’m not sure, but…(確かではありませんが・・・)」と頭につけて説明をする方が好印象です。
But my agent/friend/the Internet said…
審査官に何か間違いや準備不足を指摘された場合に、「でも、エージェントが/友人が/ネットでは、こう言っていました」と反論するのはやめておきましょう。前項で移民局のウェブサイトを直接確認しておくことをおすすめしましたが、まずはそちらに書いてあることが一番正しい情報です。実際には…とか、この方法でも大丈夫だったというような情報は確かに、ネット上などで見たかもしれませんが、だから、あなたに同じ対応もしなければいけないという義務は審査官にはありません。
まとめ
審査官は決して、理由もなく入国拒否をしたり、ビザの発給を断ったりすることはありませんので、しっかり準備して、留学の最初の関門に挑戦しましょう。
弊社でサポートしている皆さんは、「事前にお聞きしていた質問と同じことが聞かれたので、大丈夫でした!」「たくさん準備していたけれど、あっさり通れて拍子抜けでした!」と明るい表情でゲートを出て来られることがほとんどです。
全部の単語を一つ一つ聞き取ることは難しいかもしれませんが、キーワードとなる単語を抑えて何を聞かれているのか把握できるようにしておきましょう。質問内容に的確に答えられるように単語や文章を声に発して練習しても良いかもしれませんね。
皆さんの安全な渡航を願っています!

