カナダのビザ・移民申請、日本語での情報収集に潜むリスクと正しいリサーチ方法

カナダではビザや移民に関するアドバイス、申請代行は政府公認の有資格者が行うことになっています。
留学とビザは切り離せないもの。こちらではMYNDSが提携するKaede Immigration Servicesの代表・移民コンサルタント、阿萬さんより留学・ビザ・移民に関してご案内いただきます。
日本語で探した情報、それは正確ですか?
皆さんはカナダのビザや永住権の申請について知りたいと思ったとき、どのように調べていますか?
多くの方がまず日本語で「カナダ 学生ビザ 申請方法」といったキーワードを検索するのではないでしょうか。実際、ネット上には体験談や手続きの解説が数多く見つかります。しかしその中には最新で正確な情報もあれば、すでに古くなった情報や誤った情報も含まれています。誤情報を参考に申請すると、思わぬトラブルや却下につながるリスクも。
今回は移民コンサルタントの阿萬さんに、情報収集に潜む落とし穴と正しい調べ方のポイントを解説していただきます。

阿萬さん
今回はカナダのビザや永住権申請時の情報収集の仕方についてお話しようと思います。
多くの日本人は日本語で情報収集を行いがちで、またそのツールとして使われるのがSNSやブログです。今の世の中、インターネットの世界にはたくさんの情報が溢れており、役に立つものもあれば混乱を招くものもあります。インターネットには誤情報も存在するため、何が正しい情報なのかを判断したり、正しい情報を得るための知識を身に着けることが大切です。
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日本語のSNSやブログで情報検索することにより起こり得るリスク
1)情報が古い可能性がある
例えば、2025年9月1日から学生ビザ申請時に必要な最低資金が単身者の場合$22,895になりましたが、この情報を日本語のSNSやブログで見つけるのは難しいと思います。申請条件やルールは頻繁に変更されます。参考にしたSNSやブログの情報が古いと間違った方法で申請してしまうことになり、その結果申請が却下されてしまいます。いつ書かれたものなのか、今でも申請条件やルールは同じなのか、などを必ず確認してください。
2)正しいルールや申請条件でない可能性がある
「私はこうして申請しました」と経験談をSNSやブログに載せている方がいらっしゃいますが、100%正しい方法で申請したとは限りません。同じように申請しても、ある人は承認され、ある人は却下された、ということもあります。「この人はこうやって申請したんだな」とか「こういうケースもあるんだな」と経験談として捉えるくらいにするのがいいと思います。
正しいリサーチの仕方
1)移民局(IRCC)のホームページやSNSで検索する
これが最新かつ正確な情報を収集できるベストな方法ですが、サイトは英語とフランス語のみです。最近はAIの翻訳機能が優れているので、日本語に翻訳するのは簡単だと思います。翻訳機能を上手に使いながら、公式ホームページから情報収集してください。
2)日本人の移民コンサルタントまたは移民弁護士事務所のホームページで検索する
英語に自信がない方や翻訳機能を上手く使いこなせない方は日本人の移民コンサルタントまたは移民弁護士事務所のホームページを使ってもいいと思いますが、情報がアップデートされていない場合があるかもしれないので注意してください。
注意してほしいこと
間違った情報で申請し却下されてしまうと、留学やワーキングホリデーの計画を変更しなくてはいけなくなります。また却下歴が付くため、のちの申請に影響が出るかもしれません。
学生ビザ延長に関することや、ワーキングホリデー後の滞在延長に関することなど、留学生同士やワーキングホリデー同士で情報交換が行われることがあります。「移民局のホームページにはこう書いてあるよ」というものであれば大丈夫ですが、情報源がどこなのかを確認しないと申請が却下されたり、知らないうちに不法滞在してしまっていた、というような問題が起こるかもしれません。
情報収集で行き詰ってしまったら
「自分で調べたところ〇〇のようなのですが、あっていますか?」とご質問を受けることがありますが、間違った情報であることが多々あります。たまに「どこからそのような情報を入手したのか?」や、「何をどうしたらそんなことになるのか?」などビックリするような話もあり、誤情報が溢れていることを実感することもあります。
例えば、「ワーキングホリデーから学生ビザに切替申請をして、承認されたら一度カナダを出国して再入国の時に学生ビザをもらうんですよね?」と何度かご質問を受けたことがありますが、ワーキングホリデーから学生ビザに切り替える場合はカナダを出国する必要はありません。
コンサルテーションをご利用される方には正しい情報をご案内することができますが、そうでない方はずっと間違ったままです。
早めに専門家に相談する、または移民局に問い合わせすることをお勧めします。無理にご自身で申請しようとせずに、専門家に依頼する方が安全かつ安心だと思います。
執筆者のご紹介
Kaede Immigration Services
移民コンサルタント 阿萬 ひとみさん(R512097)
Regulated Canadian Immigration Consultant (RCIC)でCollege of Immigration and Citizenship Consultants (CICC)メンバー
トロントを拠点にカナダのビザや永住権の代理申請のサポートを行っており、サービスは学生・就労ビザ、ワーキングホリデー、個人・結婚移民、雇用主が外国人労働者を雇うときに申請するLabour Market Impact Assessment (LMIA)など多岐に渡る。MYNDSのビザサポートの監修も行っている。
ウェブサイト:https://en.kaedeimmigration.com/
Kaede Immigration Servicesのサービス、阿萬さんへのインタビューも併せてご覧ください▼
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