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留学前は中高の先生。セカンドキャリアのスタートラインに

「キャリアにつながる留学・進学」をサポートするMYNDS。カナダ留学を経て、現在は日本で活躍する社会人の方々にスポットを当てていきます。

久保島 佑太さん
  • 大手学習塾運営企業・管理職
  • 久保島 佑太さん
  • 出身地:神奈川県
  • カナダ滞在歴:2016年12月~、1年
  • 留学都市:トロント、バンクーバー
  • 滞在ビザ:ビジター、ワーキングホリデー
    • 留学を一言で表すと?… 「セカンドキャリアのスタートライン」
      カナダで得た知識や経験があるからこそ、今の自分があると思います。
    • カナダの好きなところ… 自然・気候・国民性・法律
    • 日本の好きなところ… 食事・利便性・治安・衛生環境
    • 目標・目的を達成するために大切なこと… 目標から逆算してしっかりと計画を立てること

大学時代に教職課程を履修し、卒業後は中学・高校の常勤・非常勤講師として勤務していた久保島さん。教育業界でのキャリアアップを目的に海外渡航を決意。カナダ滞在中の経験や成果によって帰国後の就職活動を成功させ、その後も教育界でのキャリアを歩んでいる。

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カナダ留学前

ーカナダ留学前の日本(または海外)での職業や学んでいたことを教えてください。

大学時代に教職課程を履修し、卒業後は中学・高校の常勤・非常勤講師として勤務していました。

ーカナダ留学を決めたきっかけや理由は何ですか?また、なぜはじめにトロントを選ばれたのですか?

学校現場で教鞭を執っていて、「生徒たちにもっと多くのことを伝えていきたい」という思いが強くなり、キャリアアップの一環として海外渡航を決意しました。経済や文化の中心地であるトロントであれば、実践的な英語環境に身を置きながら成長していくことができると考えました。

トロント市庁舎前のスケートリンクで

ーカナダ留学を決意した際に考えていた将来のプランや掲げていた目標、思いについて教えてください。

当時から海外永住や職種変更はあまり考えておらず、キャリアアップを経たうえで日本で教育業界に復帰するつもりでいました。あくまでも指導の幅を広げるための渡航でした。

新たな考え方や学び。大きな成長を遂げた一年

カナダ留学中

久保島さんはトロントで1ヶ月語学学校でコミュニケーション英語プログラムコースを受講。トロントでの就職を経て、カナダ滞在の終盤にバンクーバーでJ-SHINE取得プログラムを受講されました。

ーカナダ留学前に掲げていた目標に対する取り組みとその結果はどのようなものでしたか。

現地のホワイトカラー系職種でのキャリアアップを目標としていたところ、カナダ現地の留学エージェントにご縁をいただきました。
留学エージェントという未経験の業界で新たな価値観や教育のニーズを学ぶことができ、大きく成長できた一年間になりました。

ーカナダ留学中にやっておいて良かったこと/やっておけば良かったと思うことはありますか。

やっておいて良かったこと:アメリカ、メキシコ、キューバなどの近隣諸外国を訪れ、異文化に触れることができた。
やっておけば良かったと思うこと:TOEFL ・ IELTS

オフィスのパティオで同僚と撮影会

ーカナダ留学中に印象に残った出来事や影響を与えた方々はいますか。

人物:
トロントでの勤め先の代表をはじめ、一緒に働いていた職場の皆さん。
仕事でやり取りすることが多かった、ホームステイ契約先のホストファミリーたちも印象に残っています。

出来事:
①空港ピックアップ

留学生がカナダ現地で最初に関わるエージェントスタッフなので、不安にさせないよう、また、カナダでの生活が楽しみになってもらえるように話すことを心掛けていました。ある大雪の日に送り先のホスト宅がまったく見つけられず、半泣きで上司に電話をしたのは今でも忘れません(笑)。

②新規ホームステイ契約
留学業界において「ホームステイは当たりはずれがある」と言われがちなので、新規ホームステイ先獲得の営業で、留学生のQOLが向上しそうな良いホストファミリーと出会えたときは嬉しかったです。

③オフィスでの留学生との交流
留学生のサポートにやりがいを感じていたのと同時に、留学生の年齢やキャリアも多岐にわたるので、こちらが学ばせてもらうことも多かったです。

トロントでお世話になった会社の代表とバンクーバーで再会

就職・キャリア

ーカナダ留学後の職種・お仕事の内容を教えてください。

大手学習塾を運営している企業で働いています。
対象は主に高校生で、入社当初は現場で指導や教室運営を行っていましたが、現在は管理職として校舎の臨店、スタッフのマネジメント、採用や育成、塾生の学力向上施策の立案やマーケティングなどを主に行っています。他にも、不採算校舎の経営改善支援やM&Aの仲介、顧問弁護士とやり取りのうえで法務案件を対処するなど、多岐にわたる業務に携わっています。

ーなぜこのお仕事に就こうと思われたのですか?

カナダでの生活を終えた後はオーストラリアでTESOLを取得したので、帰国後は再度教員として経験や知識を還元していくつもりでした。しかし、旧態依然とした公教育の現場よりも自分の能力をより活かすことができる教育のフィールドがないか考えた結果、学習塾業界に身を投じることを決めました。

ハロウィンのパンプキンパッチを体験

ーお仕事する中でのやりがいは何でしょうか?

月並みですが、現場で指導していたときは、やはり生徒の成績が上がったときや志望校合格などの目標を達成したときにやりがいを感じていました。生徒や保護者の方から感謝を伝えられたときの喜びはひとしおです。
今は立場が変わり、弊塾全体の塾生数や合格実績が年々増えていることにやりがいを感じています。世間から「良い塾」として認知してもらえている証だと感じます。

海外渡航の価値を証明した就活

ー留学後の就職活動はどのようにされましたか。

長期での海外渡航は企業目線からすると、ややもすれば「キャリアダウン」と捉えられることがあります。採用する側の視点だと、「何のために渡航し何を得たのか」「留学してどの程度英語力が伸びたのか」というのは気になってしかるべきだと思うので、書類選考や、面接時に不信感を与えることがないよう事前準備をしました。
私がMYNDS社で積ませていただいた経験や、J-SHINE、TESOLの取得は、教育業界において有利に働くものであったため、帰国後の転職活動は上手く進めることができたと思います。

ー留学後のキャリア選択に、カナダ留学の経験は役立ちましたか。

MYNDS社でTOIECセミナーを担当させていただいていたこともあり、TOEIC(L&R)で875点を取得することができました。カナダでの生活を経てどの程度スコアできるかという実力チェックのつもりで受験したものだったので、対策はほぼしていません。リスニングがほぼ満点だったので、やはり英語環境に身を置くことが大切だと思いました。
現職での指導にも役立っています。

カナダ留学後、就職・キャリア形成を目指す方へ

ー皆さんへメッセージをお願いします。

「留学をした」という事実だけではキャリアアップにはならず、留学生活中「どのように過ごしたか」というのが非常に大切です。限られた時間を大切に使い、目標を達成するようにしてください。
「留学して何をしたいのか?」「留学してどうなりたいのか?」
未来の自分を想像して、悔いの残らない留学生活を過ごしてください。

現職での表彰式にて


 

▶▶帰国後の就職活動は帰国前から

キャリアサポート

▶▶帰国準備はお早めに

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