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日本とこんなに違う!カナダのスーパーマーケット

カナダ留学中はいろんな発見の連続かと思いますが、中でもスーパーは本当におもしろい場所で、海外旅行や留学など、外国でスーパーに行くのが好き!という方も珍しくないのではないでしょうか?

毎日の生活に直結していて、食べ物の違いや文化の違い、買い物文化などあらゆる要素が詰まっているお店、スーパーマーケット。今回はカナダのスーパーマーケットの基本を紹介したいと思います。

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お惣菜はイマイチ?でも計り売りのDeliはおいしくて楽しい!

カナダのスーパーではお惣菜コーナーのかわりにDeliと呼ばれるできあいの食べ物カウンターがあります。
サンドイッチやスープ、サラダなど色とりどりのものが並び、計り売りで食べたい分だけ購入ができます。

料理したくない日やお友達と外食の予算を抑えたいときに、数種類のサラダやスープなどを買ってシェアするのもおススメです。サラミ数枚から購入できる、カナダでは珍しい『おひとり様に優しいシステム』も魅力ですね。日本のように閉店直前に出かけても安売り等はないので注意しましょう!(アジア系のスーパーマーケットでは閉店前の安売りは見かけることもあります。)

節約するにはまとめ買いがキホン

カナダでは特にお肉やお魚はファミリーサイズで売られていることが多く、またBuy one Get one FREEという、同じ商品を2つ買うことで2つ目が無料になる=ほぼ半額の大安売りをしていることもあり、食材に限らず、服飾店など街でも見かけるサインのひとつです。

カナダに身内がいない留学生にとっては2つもいらないな、、というところがホンネかもしれませんが、日持ちするものや冷凍できるものはまとめて買って節約するのも手です。

また『2つで○○ドル』『3つで●●ドル』というセールも同じ原理ですが、こちらは1つしか買わなくても割引が適用される場合もあり、通常価格の半額の値段で手に入ることもあります。
お店によって割引のルールが異なるため、分かりにくい時は店員さんに確認されてみてください。

野菜や果物の値段は計り売りか数量かをチェック

量り売りが主流な野菜と果物。
1パウンド(lb)で△△ドルという表示はパウンドになじみのない方には混乱のもとですよね。

1パウンド(lb)=約450g

ですが、暗記もなかなか大変ですので、野菜売り場にある量りで重さをはかって計算すると安心です。思わぬ果物が実はびっくりするほど高い~ということもあります。特に単位表示に慣れない間は量りを使って感覚を覚えることがお勧めです。

また、量り売りではなく、1つあたり◎ドルといった表記をされていることもあります。each ea と書かれていますので、よく見比べて賢く買い物しましょう。

カナダにはどんなスーパーマーケットがあるの?

  • Lablaws
    カナダの大手スーパーマーケットチェーンで、アルバータ州、ブリティッシュコロンビア州、マニトバ州、オンタリオ州、ケベック州、サスカチュワン州の6州に2400店舗以上を構えています。

利便性:★★★
品質 :★★★★
安さ :★
品揃え:★★★★

高級路線なだけあって高品質な商品が揃っており、店内もオシャレな雰囲気です。現在急成長中のグローサリーストア・チェーンで、同系列衣料品店のJoe Freshが併設されていることが多いです。
自社ブランドの「No Name(ノーネーム)」品質にこだわった「President’s Choice(プレジデンツ・チョイス)」はお手頃価格で購入できるためおすすめです。

  • Sobeys
    ノバスコシア州のStellartonで創設された、カナダで2番目に大きい食品小売り業者です。カナダ全土に1500店舗以上の店舗があります。

利便性:★★★
品質 :★★★★
安さ :★★
品揃え:★★★

ダウンタウンやミッドタウンを中心に展開する中規模店。値段はそこそこしますが、生鮮食品が新鮮で美味しいです。
「Compliments」「Panache」「Best Buy」の自主ブランドも展開しています。

  • Metro
    Lablaws、Sobeysに次ぎ3番目にカナダで大きな食品小売業者です。オンタリオ州とケベック州で365店舗を構えます。

利便性:★★★★
品質 :★★★
安さ :★★
品揃え:★★★

ダウンタウンの中規模店から郊外型の大規模店まで数多く展開しているスーパーマーケットです。
店舗の立地にもよりますが、品揃え、品質共に良く、セールの時は特に肉類が安いです。24時間営業の店舗も多く、とても便利です。

  • No Frills
    Lablaws系列のスーパーマーケットで9つの州に270店舗以上構えます。

利便性:★★
品質 :★★
安さ :★★★★
品揃え:★★★

主に郊外に多く出店する大規模店で、週末のまとめ買いに便利です。
食料品はもちろん、日用品なども揃っており、商品もお手頃価格です。アジア系を含めるエスニック食材を豊富に取りそろえている他、Lablaws系列なので、No Frillsでも「No Name(ノーネーム)」品質にこだわった「President’s Choice(プレジデンツ・チョイス)」が購入できます。

  • Food Basics
    スーパー大手Metro系列のスーパーマーケットで、オンタリオ州に130を超える店舗を構えています。

利便性:★★
品質 :★
安さ :★★★★
品揃え:★★

とても安いですが、品質もそれなりで、店内の雰囲気も殺伐としています。
質より量!!という人にはおすすめです。

  • Walmart
    アメリカに本部を置く、世界最大のスーパーマーケットチェーンです。カナダに400店舗以上構えます。

利便性:★★
品質 :★★
安さ :★★★★
品揃え:★★★★

Walmartのなかでも、Supercentersと書かれているお店は、食品の扱いがあります。小さい店舗などでSupercentersと書かれていない店舗では、食料品の取り扱いがないので注意です。
Walmartの自主ブランドの取り扱いもあり、値段はスーパーマーケットの中でも安めです。

  • Costco
    会員制の倉庫型です。カナダ全土に100店舗以上展開されています。

利便性:★
品質 :★★
安さ :★★★
品揃え:★★

日本でもお馴染みのコストコ。日本で作成したカードをカナダでも利用することが可能です。一つずつの商品の量が多いので、留学生一人で食品を消費するのは難しいかもしれません。パーティーやお友達などとまとめて購入するにはお得です。

  • Whole Foods Market
    アメリカ発祥のオーガニック系スーパーマーケット。トロント市内には2店舗あります。

利便性:★
品質 :★★★★
安さ :★
品揃え:★★★

オーガニックなので、全体的に食品の値段は高めです。パンは店舗内で作っていて、新鮮で、値段が割とお手頃価格なので手が出しやすいかもしれません。量り売りのお惣菜も充実しているので、ランチなどを購入すると楽しいかもしれません。

  • Farm boy
    オタワ発祥のスーパーマーケットで、近年数を増やしている、注目のスーパーマーケットです。

利便性:★★
品質 :★★★★
安さ :★★
品揃え:★★★

Farm boyではグルテンフリーやオーガニック、自然食品の選択肢が多くあり、防腐剤や化学薬品を使用せずにつくられたスープや肉製品など多くの自社ブランドを取り扱っています。
自社ブランド製品は少し割高ですが、味も美味しくおすすめです。

カナダに滞在する間は、ぜひ色んなスーパーマーケットに足を運んでみてください。それぞれ違いがあるので、きっと新たな発見をしながらお買い物を楽しめると思います。
日本との違いが豊富なカナダのスーパーで珍しい食べ物への挑戦、そして節約も上手にできるといいですね。

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