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留学道⑥‐留学と夢

年末の大掃除をしていましたら13年も前に書いた書き込み式の自己分析本が出て来ました。カナダに持って来たのは、日本で処分して、誰かの目に触れるような事態になったら恥ずかし過ぎて死ぬ!と思ったからなのですが、カナダでもなぜか捨てきれず、奥底にしまい込まれていたようです。

いかがですか、この名前入りの強烈な表紙!

自分の青臭い文章と、貼られた写真たちの濃い化粧に、「もうお願い、やめて!」と悶絶を繰り返しながら、読み切りました。

当時の私は、2005年にたった3か月だけ行ったカナダ留学が忘れられず、寝ても覚めても「カナダに帰りたい」と言っていて、洋楽や海外ドラマにハマっては、やたら英語を話したがる、Youtubeでよくネタにされている、「留学帰りあるあるグラサン女」な24歳でした。

24歳の私は、カナダへの再留学、そして、5年後までに「通訳案内士(※外国人の日本旅行を英語でアテンドする仕事)になる」という目標を掲げていて、まずそのために、「渡航費用100万円」を短期目標に掲げていました。そして、それ以外にも、小さな夢をたくさん書いていました。

  • 来年、カナダに行く
  • 生徒が二十歳になったら一緒に飲みに行く(元々塾講師だったので)
  • 英語ペラペラ、TOEIC900オーバー(ボキャブラリーが貧弱···笑)

当時描いた夢は、もちろん叶わなかったものもありますが、↑のように、確かにきちんと叶った夢もありました。

※ただ、「体重〇キロになる!!!(←悲願の目標体重)」は、「ごめん、叶ってないよ···」と、心に突き刺さりました。

さて、自分語りはこれくらいにして、皆さんの所に話を戻します。

今、皆さんはどんな夢、目標を描いていらっしゃいますでしょうか。

コロナの状況下で、渡航それ自体が難しくなっています。

留学することのハードルが皆さんの中でも上がり、わざわざお金を使って行くべきかと迷うこともあるとは思います。

留学エージェントとしての私たちは、本当にいろんな成功例·失敗例を見ていますから、それを受けて、アドバイスがやはりお節介になりがちです。でも、私も実は全く同じように、カナダのことなんて右も左も分からないまま渡航して来た留学生であることを改めて思い出すと、無謀だろうが何だろうが、まずはやりたいことをやる、やれることからまず始める、ということが大事だなと思う次第です。

最初に描いた夢が、本当にすべてその通りになるわけではないし、仮に思ったのと違っても、それはそれで良い経験であり、その人の人生が豊かになっていくのだと思います。例えば、カナダ留学を後回しにして、先に何か別の目標にアプローチする、ということも可能だと思います。また、オンラインの利点を活かして、日本から受講する、というようなこともできるようになりました。留学は、これからもっと自由に、もっと柔軟に変わっていくと思いますので、ぜひあきらめないで頂けたらと思います。

2022年の目標、そして、3年後、5年後のあなたの目標や夢をぜひ考える機会としてみてください。

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