【カナダ留学準備】日本から持参しなくてもいい持ち物【2025年版】

はじめてのカナダ留学、その荷物、本当に必要ですか?
いよいよカナダ留学へ出発に向けての準備。ビザや航空券の手配を終え、次は持ち物の準備!と意気込む方も多いのではないでしょうか。
あれもこれも必要かもしれないと詰め込んだスーツケースはすぐにパンパンになってしまい、重量オーバーの追加料金も心配です。
実は、日本からわざわざ持ってこなくても大丈夫な物、現地で簡単に手に入る物はたくさんあります。こちらの記事では、「持参しなくてOKなもの」「カナダで購入すれば十分なもの」についてご紹介します。賢く荷造りして、軽やかに新生活をスタートしましょう!
- カナダの大学・カレッジ進学に興味がある
- ワーホリで働きながら留学したい
- カナダで就職・移民が気になる
- Co-op、看護師留学など多数取り扱い
あなたに合った留学のカタチをご紹介します。留学のご相談は無料です。

Table of Contents
日本から持ってこなくていいもの

変換プラグ
日本とカナダのプラグの形は同じAタイプ。そのため基本的に変換プラグは不要です。カナダ滞在中にヨーロッパなど他の国へ行くという方はその国に合ったプラグが必要かもしれませんが、カナダでも購入可能です。カナダのお隣アメリカも、カナダと同じ形です。
変圧器
日本の電圧は100V、カナダの電圧は120Vです。最近の電子機器(スマートフォン・ノートパソコン・カメラなど)はグローバル対応が主流なので、変圧器なしでも問題ないことがほとんどです。日本のドライヤーやコテなど、100Vの家電製品を持参する場合は変圧器の使用をおすすめします。実際にはカナダで日本の100V家電製品を変圧器なしで使っている方は多いですが、故障や製品の寿命を短くする原因となります。変圧器はカナダでも購入できます。
電池
電池の規格は世界中で統一されているので、わざわざ日本から電池を持参する必要はありません。カナダで販売している電池は日本の製品に問題なく使えます。日本でよく使う単3と単4はカナダではAAとAAAと表示されています。ボタン型電池(マメ電池)ももちろん同じ規格です。
電子辞書
スマートフォンの辞書アプリで十分カバーできます。持参するよりもアプリをダウンロードしておく方が便利です。
ポケットWiFi
カナダはWiFi環境が非常に充実しています。ほとんどの一般家庭、学校や図書館、カフェやモールなど、様々な場所で無料WiFiの利用が可能です。留学時は日本の携帯を持参し、カナダで通信はもちろん、通話やテキストができるように現地の携帯プランを契約することをおすすめします。
国際運転免許証
国際運転免許証の有効期限は発行から1年です。ただ、カナダでは国際運転免許証を持っていても州によってルールが異なるので注意が必要です。例えば、オンタリオ州の場合は国際運転免許証で運転をして良いとされているのは入国から60日間です。また、日本の運転免許証を持っていれば入国から60日間は運転が可能です。(ただし、万が一運転免許証の提示を求められた場合、日本語の運転免許証では現地の警察官には分かりません。この場合は国際運転免許証を合わせて持っておくことをおすすめします。)入国から60日を超える場合はオンタリオ州の運転免許証に書き換える必要があります。(1年以上の運転経験が必要、筆記試験や実技試験は免除、視力検査あり)
国際学生証(ISIC)
国際学生証は世界で唯一の共通学生証であり、様々な国で身分証明書として使うことができたり、宿泊施設や美術館、飲食店で割引が受けられるカードです。しかし、カナダではあまりIDとして受け入れられていません。基本的にIDとして認められているのは、カナダ政府が発行するIDまたは出身国のパスポートです。また、国際学生証が利用できる割引施設も多くありません。学校が発行する学生証であっても学生割引が適用されることもあるので、わざわざ国際学生証を作成する必要はありません。
スリッパ
カナダの一般家庭では基本的に玄関で靴を脱ぐ習慣があります。シェアハウスでは、家の中でも靴を履いている習慣がある国から来た方々がいる場合、土足の可能性もあります。ホームステイの場合は到着後すぐにスリッパがなくても困りません。スリッパの代わりにサンダルやクロックスなどを使っている人も多いです。必要であれば、服飾雑貨店で購入しましょう。

あまり持ってくる必要がないもの
フォーマル服
パーティー用のフォーマル服はカナダでも購入が可能、種類が豊富で、値段も手頃です。スーツももちろん購入できますが、カナダで就職活動をする、キャリアフォーラムに参加する予定がある方はスーツを1着持って来るといいかもしれません。
モコモコの衣類
カナダの建物は一般的にセントラルヒーティングシステムが完備されており、室内が一定の温度以下になると自動的に室内全体を温めてくれます。家によって多少の差はありますが、冬の部屋着はトレーナーやスエットパンツで十分です。現地の人たちは冬でも室内では半袖、素足で過ごしていることもあります。ベースメントのお部屋の場合、冬は暖房が入っていても多少寒く感じられるかもしれませんが、日本の冬の家の方が寒いくらいです。現地でもモコモコ衣類は購入できるので、必要だと思ったら購入するくらいに考えておき、日本から持参しなくても問題ありません。
ヒールの靴
留学生は学校やアクティビティに出かけることが多く、日本と比べて普段ヒールを履く機会は少ないです。全くいらないわけではありませんが、何足も持っている必要はありません。特に冬は雪の中をヒールで歩くのは危険なため、ウィンターブーツ(スノーブーツ)が大活躍します。使うとすると、パーティーやバーなどへ行くとき。必要であれば現地でも購入できます。普段用の履きやすい靴を忘れずに用意しましょう。
マスク
コロナ渦ではカナダでもマスクの着用が義務化されましたが、現在は普段の生活でマスクを着用している方は非常に少ないです。医療機関では現在も着用が推奨されていたり、必須になっていることもあるため、多少は用意しておくといざというときに便利です。ただし、薬局やホームセンターなどで手に入るため、日本からわざわざ大量に持って来る必要はありません。どうしてもこだわりがある方は持参することをおすすめします。
カイロ
カナダは寒いと思ってカイロを大量に持って来る方が多いですが、カナダでは色々なところで防寒対策が見られます。バス停と駅、駅とショッピングモールが繋がっていたり、カナダで売られているジャケットはマイナス20~30度に対応しているものがあるなど、カイロがなくても生活している環境や服飾が整っています。意外かもしれませんが、イベントや外出で長時間外にいるというわけでなければ、基本的にカイロは不要です。もちろん持っていて役に立つこともあるので、多すぎない程度にしましょう。(持ってきたけれど使う機会がなく、フリマサイトなどで売られていることもよくあります。)
ドライヤー / コテ / ひげそり
日本のドライヤーやコテはほとんどの場合、100Vの電圧に対応していますが、カナダの電圧は120Vです。実際、日本のものを使っている方はいますが、万が一何かあってはいけないので、電圧が合ったものを使用するようにしてください。持って来るのであれば海外対応の電圧幅が広いものにしましょう。現地でも購入できます。
洗面用具
シャンプーやコンディショナーを日本から大量に持って来てしまうとスーツケースがかなり重くなります。最初の数日分を持って来て、あとは現地で調達するといいです。DoveやPanteneと言った、日本でも馴染みのあるブランドや、肌に優しいオーガニック製品もあります。ただし、どうしても日本製品でこだわりのある方は持参をおすすめします。
生理用品
かつては日本の生理用品は質が良い、カナダのものは質があまり良くない、大きすぎると言われていましたが、最近ではカナダのものも品質が上がっており、サイズも様々です。薬局やスーパーなどで気軽に購入できるので大量に持参する必要はありません。
コンタクトレンズ、洗浄液
コンタクトレンズや洗浄液はカナダでも購入が可能です。コンタクトレンズはソフトレンズは手に入りやすいですが、ハードレンズはあまり普及しておらず手に入りにくいです。コンタクトレンズは薬局や眼鏡屋でも購入ができますが、オンラインで購入している方が多いです。オンラインで購入する場合は処方箋が不要、簡単に発注ができます。洗浄液については、薬局やスーパー、オンラインでも日本と同じ質のものが気軽に購入できます。ハードレンズを使用している方は日本から持参された方が良いかもしれません。
コンタクトレンズは日本からカナダに持ち込むことが可能です。ただし、コンタクトレンズは医療機器にあたるため、持ち込みができるのは90日分までと制限されています。
【参考】カナダ保健省・Bringing health products into Canada for personal use
日本食
日本食が恋しくなると思って持って来たけれど使わなかった、賞味期限が切れてしまった、と聞くことがあります。カナダの食文化は当然日本とは異なるので、はじめは慣れないかもしれませんが、徐々に多様性を持つカナダの食べ物が楽しめるようになると思います。また、大都市を中心に日本食レストランや日本の食材が売られているスーパーが広がっており、日本食が全く手に入らなくて困るということはありません。近年はスーパーのインターナショナルセクションにも日本の調味料やお菓子などが並ぶようになったので、大都市に行かなくてもある程度の食材は揃えることができます。
文房具
日本の文房具は機能が優れていて、お土産などにも喜ばれます。ただ、自分用に必要以上に持って来る必要はありません。最近ではカナダ現地でも質の良い文房具を手に入れることができます。種類も豊富で値段もお手頃です。勉強に励もうとノートや筆記用具を日本から準備してくるのももちろん良いのですが、スーツケースがかさばらない程度にしましょう。

必要なものと現地で買えるものを見極めて、賢く荷造りを
日本から遠く離れて生活を始める留学。心配や不安が多く、「なるべく自分の使い慣れたものを持って行きたい」と思うのは当然です。ただ、現地で簡単に手に入るものや使わなくなる物も多いため、「あれもこれも日本から持っていこう!」と考えている場合は一度見直してみましょう。
持ち物が多すぎると移動の負担が増えるだけでなく、現地生活への適応を妨げてしまうこともあります。また、現地での生活に慣れていく中で必要になるものも変わっていくため、まずは本当に必要なものをリストアップし、それ以外は「現地で調達できるか?」を基準に選別してみてください。限られたスーツケースの容量をうまく使って、身軽に、そして柔軟に留学生活をスタートさせましょう!
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