留学準備★日本から持参しなくてもいい持ち物
学校が決まり、ビザの許可証を受け取り、航空券も購入し、…さて、次は荷物の準備です。初めての留学、長期間の留学、何が必要か悩んでついあれもこれも持って行きたくなってしまいますね。ただ、ある程度持ち物を厳選しないとスーツケースに入りきらなかったり重量オーバーになってしまうこともあります。ここでは、海外留学に必要と思われるものでも実はあまり使わないもの、現地で購入できるのでわざわざ日本から持って来る必要がないものをご紹介します。
- カナダの大学・カレッジ進学に興味がある
- ワーホリで働きながら留学したい
- カナダで就職・移民が気になる
- Co-op、看護師留学など多数取り扱い
あなたに合った留学のカタチをご紹介します。留学のご相談は無料です。
目次
【不要なもの】
変換プラグ
日本とカナダのプラグの形は同じです。カナダ滞在中にヨーロッパなど他の国へ行くという方はその国に合ったプラグが必要かもしれませんが、カナダでも購入可能です。アメリカもカナダと同じ形です。
変圧器
日本の電圧は100V、カナダの電圧は120Vです。パソコンや携帯、カメラの充電器は世界中の電圧に対応しているため、変圧器は要りません。日本のドライヤーやコテなど、100Vの家電製品を持参する場合は変圧器の使用をおすすめします。実際にはカナダで日本の100V家電製品を変圧器なしで使っている方は多いですが、故障や製品の寿命を短くする原因となります。変圧器はカナダでも購入できます。
電池
電池の規格は世界中で統一されているので、わざわざ日本から電池を持参する必要はありません。カナダで販売している電池は日本の製品に問題なく使えます。日本でよく使う単3と単4はカナダではAAとAAAと表示されています。ボタン型電池(マメ電池)ももちろん同じ規格です。
電子辞書
あると役に立ちますが、最近では携帯アプリの辞書が充実しているのでスマートフォンがあれば電子辞書は不要です。
ポケットWiFi
カナダではほとんどの一般家庭、学校や図書館、カフェやモールなど、様々な場所で無料WiFiの利用が可能です。留学時は日本の携帯を持参し、カナダで通信はもちろん、通話やテキストができるように現地の携帯プランを契約することをおすすめします。
国際運転免許証
国際運転免許証の有効期限は発行から1年です。ただ、カナダでは国際運転免許証を持っていても州によってルールが異なるので注意が必要です。例えば、オンタリオ州の場合は国際運転免許証で運転をして良いとされているのは入国から60日間です。また、日本の運転免許証を持っていれば入国から60日間は運転が可能です。(ただし、万が一運転免許証の提示を求められた場合、日本語の運転免許証では現地の警察官には分かりません。この場合は国際運転免許証を合わせて持っておくことをおすすめします。)入国から60日を超える場合はオンタリオ州の運転免許証に書き換える必要があります。(1年以上の運転経験が必要、筆記試験や実技試験は免除、視力検査あり)
国際学生証
国際学生証は世界で唯一の共通学生証であり、様々な国で身分証明書として使うことができたり、宿泊施設や美術館、飲食店で割引が受けられるカードです。しかし、カナダではあまりIDとして受け入れられていません。基本的にIDとして認められているのは、カナダ政府が発行するIDまたはパスポートです。また、国際学生証が利用できる割引施設も多くありません。学校が発行する学生証であっても学生割引が適用されることもあるので、わざわざ国際学生証を作成する必要はありません。
スリッパ
カナダの一般家庭では基本的に玄関で靴を脱ぎます。シェアハウスでは、家の中でも靴を履いている習慣がある国から来た方々がいる場合、土足の可能性もあります。ホームステイの場合は到着後すぐにスリッパがなくても困りません。必要な場合はカナダの1ドルショップや服飾雑貨店で購入しましょう。
【あまり持って来る必要がないもの】
フォーマル服
パーティー用のフォーマル服はカナダでも購入が可能、種類が豊富で、値段も手頃です。スーツももちろん購入できますが、カナダで就職活動をする、キャリアフォーラムに参加する予定がある方はスーツを1着持って来るといいかもしれません。
モコモコの衣類
カナダの建物は一般的にセントラルヒーティングシステムが完備されており、室内が一定の温度以下になると自動的に室内全体を温めてくれます。家によって多少の差はありますが、冬の部屋着はトレーナーやスエットパンツで十分、素足で過ごせることも多いです。現地の人たちは冬でも室内では半袖で過ごしていることもあります。ベースメントのお部屋の場合は多少涼しく感じられるかもしれませんが、冬は日本の家の方が寒いくらいです。現地でもモコモコ衣類は購入できるので、日本から持参しなくても問題ありません。
ヒールの靴
全くいらないわけではありませんが、日本と比べヒール率が低く、履く機会が少ないので何足も持っている必要はありません。特に冬は雪の中をヒールで歩くのは危険なため、ウィンターブーツ(スノーブーツ)が大活躍します。パーティーやバーなどへのお出かけ用にヒールの靴は少し持っているといいかもしれませんが、現地でも購入できます。普段用のヒールのない靴を忘れずに用意しましょう。
マスク
コロナウイルス感染症が発症する以前は、カナダでは日本のように風邪や花粉症のためにマスクを着用しているという人はほとんどいませんでした。薬局に行ってもマスクは売られていなかったのです。今はマスクの着用が定着し、薬局やホームセンターなどで手に入るため、日本からわざわざ大量に持って来る必要はありません。こんな機能が付いているマスクが欲しい!などこだわりがある方は持参をおすすめします。
カイロ
カナダは寒いと思ってカイロを大量に持って来る方が多いですが、カナダの色々なところで防寒対策が見られます。バス停と駅、駅とショッピングモールが繋がっていたり、カナダで売られているジャケットはマイナス20~30度に対応しているものがあるなど暖かいです。イベントや外出で長時間外にいるというわけでなければ、意外とカイロは不要なのです。もちろん持っていて役に立つこともあるので、多すぎない程度にしましょう。
ドライヤー / コテ / ひげそり
日本のドライヤーやコテは100Vの電圧に対応していますが、カナダの電圧は120Vです。実際、日本のものを使っている方はいますが、万が一何かあってはいけないので、電圧が合ったものの使用をおすすめします。持って来るのであれば海外対応の電圧幅が広いものにしましょう。現地でも購入できます。
洗面用具
シャンプーやコンディショナーを日本から大量に持って来てしまうとスーツケースがかなり重くなります。最初の数日分を持って来て、あとは現地で調達するといいです。DoveやPanteneと言った、日本でも馴染みのあるブランドやオーガニック製品もあります。ただし、日本製品でこだわりのある方は持参をおすすめします。
生理用品
かつては日本の生理用品は質が良い、カナダのものは質があまり良くない、大きすぎると言われていましたが、最近ではカナダのものも品質が上がっており、サイズも様々です。薬局やスーパーなどで気軽に購入できるので大量に持参する必要はありません。
コンタクトレンズ、洗浄液
ソフトレンズはカナダでも購入が可能です。処方箋が不要、日本語で手続きができるオンライン販売会社もあります。洗浄液も日本と同じ質のものが薬局で購入できます。ハードレンズの場合は薬局では売られていないので日本から持参することをおすすめします。
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日本食
日本食が恋しくなると思って持って来たけれど使わなかった、賞味期限が切れてしまった、と聞くことがあります。食文化が日本とは違うのではじめは慣れるのに大変かもしれませんが、慣れてしまえば多様性を持つカナダの食べ物が楽しめるはずです。また、大都市には日本食レストランや日本食が売られているスーパーがあるので、恋しくなったときは味わうことができます。地方都市であってもスーパーのインターナショナルセクションには日本のふりかけやインスタントラーメンが並んでいます。
文房具
日本の文房具は機能が優れていて、お土産などにも喜ばれます。ただ、自分用に必要以上に持って来る必要はありません。最近ではカナダ現地でも質の良い文房具を手に入れることができます。種類も豊富で値段もお手頃です。勉強に励もうとノートや筆記用具を日本から準備してくるのももちろん良いのですが、スーツケースがかさばらない程度にしましょう。
日本から遠く離れて暮らすため、身の回りのものをなるべく持って行きたいですよね。あれもこれもと準備するのではなく、まずは必需品を用意して、スーツケースに余裕があれば持っていると役立ちそうなものや消耗品を少量用意するとすっきりとした荷造りができます。移動の負担を減らすためにも賢く荷造りしましょう。
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