英語で野球指導。話せることで自分の可能性が広がった
“自分の可能性が広かった留学になったことは間違いない。今はたくさんの選択肢があります。”
ユウキさん
出身地:神奈川県
カナダ滞在時のビザ:学生ビザ、ワーキングホリデービザ
日本ではプロ野球選手を引退後、外資系企業に勤務。英語力の向上、視野を広げる、生活拠点の選択肢を増やすことを目的にトロントへ。常に向上心を持って英語学習に取り組まれ、ワーホリ中には英語で野球を教えるというかけがえのない経験をされました。
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目次
留学前
ー留学前はどんなことをされていたのですか?
元々は日本プロ野球独立リーグにて野球選手をしておりました。引退後外資系の会社で2年間働いた後に留学する決意をしました。
留学の理由
ーカナダ留学のきっかけや目的、また都市や学校を選んだ理由について教えてください。
カナダに留学した理由としては主に3つあります。英語力の向上、海外に行ってたくさんのバックグラウンドの人と話すことで視野を広げるため、選択肢を増やすためです。
英語力向上に関しては将来海外で働くことを前々から考えていました。また、カナダ英語は綺麗ということも聞いていたのでそれもカナダ留学することの決め手になりました。
視野を広げることに関しては、日本は移民受け入れがあまり進んでいないということもあり同じ意見に流されやすい、本音と建前、空気を読むなどの日本独特の文化は私はあまり好きではなかったので外に出て他の国の方々の考えや価値観を知りたかったというのがありました。
3つ目の選択肢を増やす。に関しては日本にずっと住むことを考えていなかったので英語力を向上することによって海外で生活するという選択肢を増やしたいというのがありました。
都市はメジャーリーグを観戦をしたいのとアメリカに気軽に旅行に行きたいという理由でトロントに決めました。
語学学校はエージェントの方に勧められてBayswaterにしました。
留学準備
ー留学前に準備期間にされたこと、また逆に事前にしておけば良かったと思ったことなどありますか。
前職の同僚の方々と英語で話す機会が少しあって練習していましたが、スピーキングは現地についてから集中的にやれば良いと考えていたので文法の方を集中的にやりました。
後悔していることで言えば日本の歴史や文化をもっと勉強すればよかったと思ってます。例えば一般的にお正月におせち料理を食べると思いますが、何でおせちは食べられるようになったのか?その中の具材は何を意味するのか?そういうことを授業で説明する機会があって全くできなかった記憶が強く残っているので、日本人として自国の歴史や文化を説明する必要があると思いました。
留学中
ー留学中に学ぼうと思っていたことや目標などはありましたか。
会社で英語を使ってプレゼンテーションをするくらいの英語力を常に目指していました。結果としては10分ほどのプレゼンを学校で何度も経験することができたので語彙力不足はあるものの少しは達成できたのではないかと思います。
ー語学学校に通学中、勉強していた内容について教えてください。
語学学校には8ヶ月通い、スピーキングを中心に勉強していました。文法に関しては留学前に一通り頭の中に入れた状態でカナダに行ったのでそれを使いこなすための練習をしました。最初は自分が日本語で何を話しているかを知って英語で話せるようにするということを意識しました。なぜなら母国語で話してる以上のことを第二言語で話せるわけがないと思ったからです。日常英会話には3ヶ月ほどで慣れました。C1のクラスを受けた時に本当の英語力がついた気がしました。話していた内容が犯罪、移民、ユーモア、成功と幸福などについてディスカッションしました。日本語でも説明することが難しいような内容を英語で学んだことが自身の英語力をさらに向上させてくれたと思ってます。
英語力向上で意識したことは、自分よりも上手い人と練習することです。その人たちにつられて能力が向上するという経験が野球選手をしていた時にあるので、常に学校の先生や現地に住んでいるカナディアンと話していました。使い方を間違えていたらその都度正しい使い方を教えてくれるのでおすすめです。日本語は決して使わないということは特にしていませんでしたが自分が日本語で話している時英語だったらどう話すかということは話しながら常に考えて話していました。
勉強法はというと授業で習った単語やフレーズをインプットしアウトプットするという単調な反復練習でした。YouTubeで1日5分でペラペラに話せるようになる!などの動画がありますが、結局は語学習得は反復に尽きると思います。フレーズによってはアウトプットできないケースがあるのでその場合はカナディアンの人にいつ使えば良いか質問したりAIと特定の場面について話してフレーズを無理矢理使って覚えるように努めました。
生活と仕事
ーホームステイやシェアハウスでの滞在はいかがでしたか。
正直ホームステイはご飯が合わなかったので苦い経験でした。その家は7階でしたが、リビングにネズミが出たのはショックでした。自炊ができる人はシェアハウスに住んだ方が良いと思います。
シェアハウスではルームメイトと仲良くなって外でよく遊んでいました。誕生日の時に自分の年齢と同じ27個の英語のフレーズをファイルに解説付きでプレゼントしてくれたのは嬉しかったです。(自分からその子にお願いしました。)
ーワーキングホリデーでのお仕事について教えてください。
アルバイトは私立の学校のサマーキャンプの野球指導とレストランのディッシュウォッシャーの2つしていました。野球の方はIndeedでたまたま見つけて面接をして採用されました。
野球指導の仕事ををする前に野球の本を何冊か読み込んで専門用語を頭に入れました。日本語と英語では言い方が違う単語もあったのでかなり活かされました。生徒は全員野球初心者だったのと年齢が4~10歳と小さい子が多かったので「教える」というよりも「どのように興味を持ってもらうか」ということに苦労しました。自分1人で20人ほどの生徒をまとめることに大変苦労しましたが、英語で野球を教えた経験はかけがえのないものになりました。
レストランのディッシュウォッシャーはただひたすらお皿を洗うだけですので仕事だけで英語力を上げるというのは厳しかったです。
職場でネイティブの子と友達になって話す必要があると思います。
ー野球指導のお仕事に就かれたということですが、初めからご自身の経験を活かせる仕事を探していたのですか。
野球指導を仕事としてすることは留学期間中の目標でした。時間があればindeed で仕事を探したりトロント市内の野球施設に訪問したりしておりました。前途に書いてある通りIndeedにて求人を見つけて面接をして採用されました。
留学後
ー留学して自信につながったことや、逆に不安になっていることがあれば教えてください。
英語力が向上したことで自分から積極的に話しかけられるようになりました。英語で野球を教えたことも自身の英語力の自信につながったと思います。
ー留学後の予定について教えてください。
就職活動すると思いますが、インバウンドを意識して将来起業することも考えております。カナダに留学したことで視野が広がり、今はたくさんの選択肢があります。自分がワクワクすることに向かってただひたすら目の前のことに必死になって挑戦することだけだと思います。
ー今回の留学で学んだことは今後の就職やキャリアに結びつけていきたいと思いますか。
英語を使う仕事に就きたいと考えておりますが、まだその先の明確な目標は決まってはおりません。ただ英語を話せることで野球を英語で教えることができる、通訳して働くことができる、日本語を外国人に教えることができる、英語を話せることで日本の文化を外国人の方々にもっと知ってもらうことができる、と自分の可能性が広かった留学になったことは間違いないと確信しております。ですが、英語力もまだまだと自覚しておりますのでまだまだ勉強中です。
これからカナダへ来る留学生へ
ーこれからカナダ留学を考えている方にメッセージをお願いします。
トロントにあまり英語学習をしない状態で留学に来たと言っている日本人をたくさん見ましたが、それは英語学習することにおいてかなりお金と時間を無駄にする行為だと自分は思います。「これでもかこれでもか」というくらいちゃんと準備してから留学することを勧めます。中には学生でご両親にお金を出してもらって留学する方もいますでしょうから、貴重な海外生活、充実した留学にするためにしっかり準備することを勧めます。
【一問一答】
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- どんな仕事や企業に就職したいですか?
英語を使った仕事。
- どんな仕事や企業に就職したいですか?
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- 役に立ったツールやアプリ、SNS
連絡手段はInstagramで、英語学習はChatGPTです。
- 役に立ったツールやアプリ、SNS
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- 英語力は伸びましたか?
かなり伸びたと思います。
- 英語力は伸びましたか?
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- 辛かった・きつかったこと
ないです。
- 辛かった・きつかったこと
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- うれしかったこと、楽しかったこと
たくさんの思い出があって選べないです。
- うれしかったこと、楽しかったこと
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- MYNDSの留学サポート
良かったです。すごく丁寧な対応でした。困った時にLINEで連絡したときもすぐに返信が来ましたのでとても助かりました。
- MYNDSの留学サポート
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- 皆さんに伝えたいこと
しっかり貯金してから留学しましょう。
- 皆さんに伝えたいこと
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- 留学ライフを一言で表すなら?
セカンドキャリアに向けての新しい挑戦
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