「新しい世界を知るための言語ツールの一つ」蒲 怜奈さん |英語とわたしとカナダ
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目次
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蒲 怜奈さん (カバ レイナさん)
カナダ在住歴1年目
【経歴】
2013年 高校2年生 ゴールドコーストへ語学留学(2週間)
2016年 大学2年生 メルボルンへ語学留学(6週間)
2017年~2018年 アトランタにあるスペルマン大学へ交換留学
2020年 大学卒業・旅行会社に法人営業として就職
2022年 2月に退職し4月にバンクーバーへ渡航
英語を勉強しようと思ったきっかけ
『小学生の時に好きな洋楽歌手のプロモーション動画を見て、字幕無しで理解したいと思った』
昔から新しいことや、周りとは違うことに挑戦することが好きで、洋楽に熱中したのも、同世代が聴いていない音楽を聴こうとした結果でした。好きなことには一直線タイプなので、そこからは気づいたらいつも英語を聞くようになっていました。本格的にスピーキングの練習を始めたのは、大学へ入学後、交換留学制度を利用するために試験や面接を受けることになってからです。
英語力をあげるために
『英語はあくまでコミュニケーションツールの一つで、それを使ってどうしたいかという目的や背景の方が大切』
本や学習ツールを使って勉強しても長く続かないので、 TOEICの試験勉強もいつも先延ばしにして結局ノー勉で受けていました。ただ、意識的に習慣付けていたこととして、まずは好きな洋楽を聴いたり、洋画を観て、気になった表現や使えそうだなと思ったフレーズをシャドーイングしていました。英語独特の言い回しや発音、文章全体の抑揚や単語間の音の繋げ方はひたすら真似して口に出すことで習得しました。
さらにそれらをアウトプットするために、できるだけ英語を使う環境に身を置くようにしていました。大学内の留学生と仲良くなって遊びに行ったり、英語を使うアルバイトをして、常に英語に触れる環境にいました。また、サークルには入っていなかったので、アルバイトで稼いでそのお金を海外旅行の費用にしていました。その結果、大学生の時は10回以上は海外旅行をしており、その度に現地の友達を作り交流しました。
高校2年生でゴールドコースト、大学2年生でメルボルンに語学留学をし、大学3年生で交換留学生としてアトランタの大学に1年間通いましたが、英語を習得する中で一番効果があったのは、やはり上記のようなアウトプットの場だったと思います。
新しい友達との交流を通して、新しい考えや知らない世界を知りたいという、好奇心・探究心に従って行動した結果、英語も話せるようになったのだと思っています。
英語学習の難しさ
『現地の人たちと対等に会話するには、言語だけではなく、文化や歴史を学ぶことも大切』
アメリカ・アトランタでの交換留学先のスペルマン大学は歴史的黒人大学と呼ばれる女子大で、アジア人留学生は私1人でした。アトランタといえば南部の街なので、全く聞き慣れない南部訛りの英語にいきなり囲まれ、肌の色や見た目が全く違う私は浮いていました。その上授業は現地学生と同じものを受け、同じ扱いを受けるので毎日授業についていくのに必死でした。それでもなんとか生活できたのは、英語を通して得られた新しい知識や概念、日本にいてはできなかった経験があったからでした。
英語は言語なので、現地の文化や歴史にも深いつながりがあります。African Americanの歴史やBlack Lives Matter、そしてAfrican Americanの女性として受けてきた差別などを学ぶことで、現地の英語の成り立ちを理解でき、より深いコミュニケーションがとれるようになりました。
いまはバンクーバーに来てまだ1ヶ月程ですが、さまざまな民族や人種、文化が入り混じるこの街のことをもっと知っていきたいと思っています。
カナダ生活と英語
『ネイティブの人たちに、あなたの英語はほぼネイティブだと言ってもらえると、世界中どこにいようが、日本にいようが、目的さえしっかり持っていれば英語も上達するのだと思う』
まだバンクーバーに来て長くはないのでそこまでの大事件はないですが、今までアメリカ英語に慣れていたので、お手洗いを「Bathroom」と覚えており、お手洗いの場所を聞くたびに少し変な顔をされて不思議に思ったことがあります。カナダにしばらく住んでいる友人に聞くと、こちらでは「Washroom」と言うと聞いて納得しました。国ごとに言い回しや発音、綴りが違う単語等があるのでそれを見つけるのも楽しいです。
これまでの海外滞在期間も合計すれば2年もないのですが、カナダの人たちに、カナダ出身または長期滞在しているのかと聞かれた時は嬉しかったです。
昔は、英語がうまく話せないことを環境のせいにしていた時もありましたが、今思えば、自分の工夫次第でなんとでもなります。特に、大学を卒業した後の2年間は地元で働いており、仕事上英語を使う機会はほぼなかったのですが、それでも私生活では英語と日本語半々で生活していました。その頃にはすでに、英語は普段使用するコミュニケーションツールの一つになっていたので、英語を使うことに抵抗も無くなっており、それよりも英語を使うことで得られる新しい情報や交流を得られたことの方が楽しかったです。
【一問一答】
- カナダに来た時の英語力
日常会話や英語で授業を受けることが特に問題なくできる状態 - 英語に関する資格や点数
TOEIC 910点 - オススメの学習ツール
まずは英語を話す友達を作ること。
ドラマはシットコム系だと楽しく観られます。Friend、Modern Family、That ‘70s Showは私のお気に入りです。 - 目標
現在、現地の専門学校に通い、Web & App Developmentの授業を受けているので、専門用語を問題なく使えるようになりたいです。また、来年にはインターン先を探すことになるので、インタビューを受ける際に適切な英語が使えるように今のうちに練習しておきたいと思っています。
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