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オタワでワーキングホリデー。バレーボールを通じた異文化交流

“年齢やプライドに縛られず、自分のやりたいことや夢を追い求める勇気を得たカナダでの1年”

ななさん

出身地:東京都

留学都市:オタワ

ステータス:ワーキングホリデー

 

大学卒業後、建築業界でのキャリアを積んできたななさん。昔から漠然と抱いていた「海外での生活」という願望を実現するため、カナダ・オタワへワーキングホリデーに踏み切りました。言語や文化が異なる環境で、バレーボールチームに参加し、現地の方々との交流を深めていらっしゃいました。特に、年齢や経験に関係なく、カナダの人々が自分らしく生きる姿に触れることで、何歳になっても挑戦を恐れず、常に自分を更新し続けることの大切さを学んだと仰います。

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留学前

ー留学前はどのようなことをされていたのですか?

大学卒業後、新卒で建築系のメーカーに4年勤務しました。そこでは施工管理として毎日現場に行き、現場のとりまとめを行っていました。その後、別の建築会社へ営業として転職。そこで1年働いた後にカナダに来ました。

留学の理由、目標

ーカナダ留学のきっかけや目的、また都市や学校を選んだ理由について教えてください。

転職して少ししたタイミングで、このままずっと会社員として働くのはどうなんだろうと考え始めました。また昔から漠然とですが、海外に住んでみたいという願望がありました。知り合いの先輩でカナダにワーホリに行った経験がある人がいたので、その人に話を聞き、興味を持ちだし、このままここで働いてもと思い、決断しました。

都市を選んだ理由は、日本人が少ないと聞いていたこと。あとは都会に住みたいという意欲がなく、どちらかと言えば落ち着いていて、静かにのんびりと過ごせる場所が良く決断しました。また日本に住んでいるカナダ人の知り合いに聞いたところ、カナダに戻るならオタワに住みたいと聞き、現地の人でさえ魅力に感じる場所に私も住んでみたいと思いました。
学校は私立の語学学校が1校しかなかったので、そこに決めました。

 
ー留学中に学ぼうと思っていたこと、目標などを教えてください。

一番は英語力を高めたいと思いました。
あとは現地のバレーチームに所属して、バレーを通していろんな人と交流したい。上辺の友達ではなく深い話まで出来る友達を作りたいと思いました。渡航後も目標は特に変りませんでした。

留学を振り返って

ーカナダでの文化やライフスタイルにはどのように適応されましたか。違いに驚いたことや適応するために工夫したことなどあれば、教えてください。

そのときは違いを感じていたのかもしれませんが、思い返してみて、違いに驚いたり適応に苦労したことは思い出せんでした。

一ついえるとしたら、何でもやってみること・疑問の思ったことは聞いてみることはやっていたと思います。

 
ー学校生活について教えてください。

Reading とspeakingの授業を受けていました。
テキストブックに沿って、文法を学んだり応用での表現を学んだり、議題に合わせてディスカッションしたりしました。

学校の授業はとても楽しかったです。特に私が授業を受けていた講師はユーモアがあり、日本の授業とは大違いでした。その先生を見ているだけで、こちらも元気をもらえるぐらい明るくいつも笑わせてくれる方でした。アクティビティーもピクニックからボーリング・カフェでお茶などいろんなものがありました。学校に入るとどうしてもレベル別で教室が分かれてしまうので、他のレベルの子と仲良くなれる機会でした。

 

ーななさんは地元のバレーボールチームに参加されていましたが、どのようにみつけられたのですか?活動内容についても教えてください。

私はバレーボールという趣味を通じて、友達を作りたいと思っていました。共通点があるほど、会話のバリエーションも増えるし、ただ会って話すより身体を動かして、仲間として試合に参加した方が私は感情を出しやすいと思っていたからです。

バレーチームは最初インターネットで「Ottawa volley ball」と検索し探していました。そこで見つけたものはドロップインというもので、毎週体育館が開放されていて、参加したい人が自由に参加できるというものでした。ですが初心者でも参加でき私が思っていた競技スポーツではなく、また毎週メンバーが変ることから、ただ数時間バレーボールをして終わってしまい英語を話す機会もなく、やりたかったことと違うなと思っていました。

その次にFacebookで探しました。そこで見つけた個人で参加できる試合に参加していたときに、私のプレーを見て男の子が声をかけてくれて、その子のおかげでチームに参加できることになりました。その後のバレー生活も、出かけることもバレーの友達が多かったので、その子がいなかったら私の留学生活は全く違いました。

日本でバレーチームに参加すると一般的に、毎週練習があり数ヶ月に1回試合に参加するというのが一般的なものです。

一方カナダは3~4ヶ月を1シーズンとして毎シーズン、リーグといものがあり、数ヶ月をかけて毎週2時間試合をしながら順位を決めていくというものでした。練習がないということにも驚きましたし、その時間帯にも驚きました。平日早いときは18時から20時まで、遅いときは21時から23時まで試合があり、残業があり仕事中心?の日本では考えられませんでした。しかも月曜から日曜まで毎日リーグが開催されていて、どこも20チームぐらいが参加しており、バレーボールの需要の高さや人気にも驚きました。
あとは年齢も大学生~50代ぐらいの方が参加しており、みんなが元気にプレーをしてる姿をみて驚きましたし、健康的で活気があって素晴らしいと思いました。

 
ーバレーに関してはボランティア活動もされていましたね。どのような流れで参加に至ったのでしょうか。

チームの探し方と同じですが、「Ottawa volley ball」で検索し、コーチが出来るチームを探しました。そこに応募してアシスタントコーチとしてお手伝いをしました。基本的にはヘッドコーチが指示を出すので、私はそれに加えて少しアドバイスをしたりしました。
私は興味のないことだと頭に入りにくいので、大好きなバレーボールを通して英語を学んでいました。どのように子供に伝えたら分かりやすく、スパッと伝わるか試行錯誤しました。どこの国でも子供は一緒で、やる気がすごいある子もいれば、恥ずかしがり屋でママの後ろに隠れている子もいました。そのような子たちをどのようにしてまとめるか、考えながら導くのは楽しかったです。

 
ーお仕事はどのように探されましたか。就職活動で実践して良かったこと、逆にこうしておけば良かったと思うことがあれば教えてください。

就職活動期間:1ヶ月
希望していた業界やポジション:ローカルのお店で働く(ポジション問わず)
応募数:10~20
面接数:1件

元々はローカルのお店で働くことを目指していました。2.3週間かけて履歴書を配りましたが1件も連絡なく、結局ルームメイトが日本食レストランで働いており、その子に紹介してもらいサーバーとして働くことになりました。仕事内容はお客様が来たら、席への案内・注文取り・食事の提供・電話対応などです。日本の飲食店と仕事内容は変りません。

後々聞くと、ローカルで働いている子はIndeedをよく活用していたり、ホームページから直接応募していたと聞いて、私もやれば良かったなと思いました。結局1つのレストランで働いたので、何個か掛け持ちすればコミュニティも広がり、いろんな経験が出来たなと思います。

 
ーカナダでの生活費や収入面について、できる範囲で教えてください。予想と現実のギャップはありましたか。

生活費は高いと聞いていましたが、そこまで高い印象はありませんでした。飲食店で働いていたということもあり、まかないを食べれて、食材があまったら持ち帰れました。ただ外食は値段が高いので、なるべく自炊して過ごすようにしました。

 
ー留学前の準備期間についてどのようなことをしたか教えてください。

やったこととしては英語の勉強・歯の治療・どこへ旅行に行くか考えていました。とくに準備をたくさんした方でありません。

準備期間に働くところの目星をつけたりは出来たかなと思いました。

 
ーカナダ滞在中の印象に残った出来事を教えてください。

飲食店で働いていて驚いたこととしては、知らない人でもすぐに友達になってしまうことです。一人で食べているお客さんと6人のグループのお客さんがいて、グループのお客さんが一緒に食べないかと声をかけて一緒に食べ始めました。そのようなことが何回かあり、フレンドリーでいいなと思いました。

あとは思ったことをすぐに伝えてくれるところです。
バレーボールでもそうですが、他のチームの人が試合終わりにわざわざ私のところまできて、あのプレーすごいよかったよ!!と言ってくれました。そのようなことが何回もありました。日本では他人にそのようなことを言うのは考えられないので、他人という感覚がないんだなと思いました。とても嬉しかったです。

 
ーカナダ滞在中の失敗談があれば教えてください。

お客さんの言っていることが聞き取れず、他の人を呼ぼうとしたら、お客さんが文で書いて伝えてくれました。恥ずかしかったですが、優しさに触れました。

 
ー留学して自信につながったことや成長したと感じること、留学前の自分とは変わったと思う点などはありますか。

周りの目は気にせず、やりたいことや自分の夢を叶えようと思いました。カナダで生活してると、年齢という概念があまりなく学生の子もいれば、本当に自分の人生を楽しんでいるのを感じました。変な恥じらいやプライドは捨てて、やりたいことやろうと思いました。

 
ー留学・ワーキングホリデーの経験を今後の就職転職やキャリアに活かしたいと思いますか。

活かしたいと思っていたけど、そこまでの経験にはなってないなと思うので引き続き勉強していきたいと思います。

 
ーカウンセラーの進路アドバイスや留学サポートはいかがでしたか?

本当にお世話になりました。小さいことも大きな悩みもすべて聞いてくださり、特に最初は不安な中だったのでとても助かりました。周りの友達の話を聞いていると、カナダに来てからは何も連絡とってないという子が大多数だったので、びっくりしましたし、どんな相談でも返信してくださりありがとうございました。

これからカナダへ来る留学生へ

ーこれからカナダ留学を考えている人にメッセージをお願いします。

迷ってるなら絶対行くべきだと思います。年齢にも制限があるし、今しかないなら行くべきです。想像だけでは得られない、感情や経験がたくさんあります。1年間という短い期間でしたが、たくさんの感情を経験することが出来ました。

【一問一答】

    • 留学後はどんな仕事や企業に就職したいですか?
      まだまだレベルには達していないですが、英語を使った仕事に就ければと思います。
    •  

    • 留学に際して役に立ったツールやアプリ、SNSなどあれば教えてください。
      連絡の手段として、InstagramとFacebookはアカウントを持つべきです。
      あとはバスやタクシーの交通手段のアプリ、そして現地でのコミュニティに参加できるmeetupなども役に立ちました。
    •  

    • 英語力はどのくらい伸びたと感じますか?
      リスニング力は結構伸びたと思いますが、スピーキングはまだまだと感じます。
    •  

    • 留学中つらかったこと、きつかったこと
      話についていけなかったりしたときは、もどかしさを感じました。あとは英語が出来ないからねと冗談まじりで言われることがあり、事実だからこそより悔しかったです。
    •  

    • 留学中うれしかったこと、楽しかったこと
      バレーチームでみんなの会話についていけない私でも、優しく接してくれたことはとても嬉しく、人間の温かさを感じました。どんな食事会や遊びでも誘ってくれてとても嬉しかったです。
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    • 留学ライフを一言で表すなら?
      私にとって夢の世界でした。

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