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いずれ自分のお店を持つことが目標。現在はテイラーの見習いとして経験や知識を積み上げている 小林 拓磨さん 新潟県出身・トロント在住|キャリア目標のあるカナダ留学

「キャリアにつながる留学・進学」をサポートするMYNDS。私たちがこれまでにカウンセリング・留学サポートをし、現在は社会人としてカナダで活躍する方々にスポットを当てていきます。

テイラー見習い 小林 拓磨さん
  • テイラー見習い
  • 小林 拓磨さん
  • 新潟県出身・トロント在住
  • カナダ滞在歴… 5年目
  • 卒業校… Seneca College,
    Fashion Arts Program (3年)
  • カナダの好きなところ… 様々な文化に触れることができるところ
  • 目標・目的を達成するために大切なこと… 自信、チャレンジ精神、忍耐力
カナダで留学してみませんか?
  • カナダの大学・カレッジ進学に興味がある
  • ワーホリで働きながら留学したい
  • カナダで就職・移民が気になる
  • Co-op、看護師留学など多数取り扱い

あなたに合った留学のカタチをご紹介します。留学のご相談は無料です。

現在について

ー現在のお仕事の内容を具体的に教えてください。

トロント市内のテイラーショップにて、テイラーの見習いとして働いています。フルオーダーを行っているお店で、顧客が選んだ生地を使ったスーツ、シャツ、デニムジーンズ、ネクタイなどの製作を行っています。基本的には、裁断から仕上げまでの全ての工程を自分一人で担当しています。一着、数十万円ほどするようなスーツを取り扱うので、根性が必要な仕事です。

ーお仕事のやりがいは何ですか?

どれだけ綺麗に、かつ顧客の希望通りに作れるかを追求することが一番の楽しみです。また受け渡しの際に満足の言葉をいただき喜んでもらえた時には、とても嬉しい気持ちになります。現在は師匠や先輩から教わることもあり、取り扱いのある中で一番難しいとされてるウィンターコートには、まだ手を付けたことがありません。更に経験や知識を積み、いずれ自分のお店を持つことが目標です。

仕事風景

語学習得は必ず成功させる。
一つの経験も無駄にしないと決意して留学。

留学前

ーカナダ留学を決めたきっかけや理由は何ですか?

幼い頃から自分の知らない世界にへの興味が強く、海外留学をしたいと常に心のどこかで思っていました。その為学校でも英語の成績だけは常に高く、英語だけはいい成績を取るという変な意地も持っていました。英語以外の教科にあまり興味が湧くこともない中、英語をもっと深く勉強したいと思うようになり、カナダ留学を決意しました。

ー留学当時、掲げていたプランや目標はありましたか?

当時は体裁としては語学留学、上手くいけばカナダで大学進学をしようと考えていました。具体的な大学や分野は決まっておらず漠然と決意した留学でしたが、気持ちだけは強く持っていました。何があっても語学の習得だけは成功させる、一つの経験も無駄にしないと思いながら空港を発ったのは今でも覚えています。

語学学校の友人と

カナダ留学当初からMYNDSに助けてもらい、語学学校のパスウェイコースを得て、カレッジ進学をしました。MYNDSを通してボランティアにも参加し、留学中の時間を有効に使うことを意識していました。カレッジのコース決定、入学手続き、その他の質問事項に関しても事細かにサポートして頂き、大きな不安を持つこともなくカレッジ生活を始めることができました。

ーテイラーのお仕事は日本人留学生の中でも珍しい分野ですが、このお仕事を選んだ経緯を教えてください。

当初はビジネス系のプログラムを考えていました。将来についてじっくり考えているうちに、若い頃から興味のあったファッション系に進むことに決めました。テイラーになろうと決めたのはカレッジ入学後で、一人一人の顧客と距離が近い点が、魅力に感じました。

年々厳しく、忙しくなるカレッジの授業。
卒業時には自分の自信へと繋がる。

留学中

カレッジでの様子

ーカレッジで学んだ内容や学習エピソードを教えてください。

Seneca CollegeのFashion Artsにて、ファッション業界に入るための基礎を幅広く学びました。3年のプログラムの中で、デザイン、パターン制作、実物製作のクラスは毎年あり、年ごとにレベルが上がります。その他、サステイナブルファッション、布地、ニットウェア、CAD、テイラーリング等の必須科目もありました。70時間の課外活動も必須で、コンテストへの参加、トロントファッションウィークでのボランティア等、皆様々な活動をしていました。

ーファッション業界という新しい分野での挑戦に、カレッジでは苦労されましたか?

慣れない専門用語に苦労し、授業を理解するのも大変でした。Fashion Artsはカレッジ内でも厳しいと有名で、実際に途中でドロップアウトしていくクラスメートも複数名いました。3年生の時にはカレッジ生活の集大成として一人一人がファイナルコレクションを作り上げます。他の授業との両立が大変な中、最終学期には運悪くコロナ渦と重なり、キャンパスでの活動が制限されてしまいました。コレクションを完成させるのに必要な機械へのアクセスがほぼなく、徹夜する日がある等、大変でしたが全部終えた時にそれは自信へと変わっていました。

カレッジの友人と

就活

ー就職活動のエピソードを教えてください。

職業柄、就職活動ではレジュメに加えポートフォーリオも重要なポイントでした。それでも、就活中に一番感じたことはカナダでは経験や実績を一番に重視しているということです。面接に行って自分の経験を話すと苦い顔をされることもありましたが、「根気良く数打てば当たる」くらいの気持ちで就職活動を続けました。

私が最初に就職した企業は、消防士のための服を作る仕事でしたが、職場内でのキャリアアップのチャンスはかなり沢山ありました。たとえ第一志望の企業に入ることが出来なくても、自分の置かれた状況でできる限り自分を売って行くことで、また次のチャンスが来るはずです。

カレッジでの様子

チャンスはどこにでもある。
自分をアピールしチャンスを掴んでいく。

カナダで就職を目指す学生へアドバイス

カナダでの就職活動は、日本とはまた違ったストレス、緊張感等がありますがどれだけ自分に興味を持ってもらえるか意識するという点で根本は一緒です。またファッション業界のような専門的な世界ではコネクションもかなり重要で、在学中にできるだけ多くの友達や教授と仲良くなっておくことは必須です。学校で学ぶだけではなく、並行して人との繋がりも広げて行くことが出来れば就職への選択肢を増やせるはずです。

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