カナダ進学者の声-George Brown College編-
George Brown Collegeは1967年創立のトロントのダウンタウンを中心に数多くキャンパスを持つ、カナダで最も大きなカレッジの一つです。エンターテイメントの盛んなトロントのダウンタウンでカナダの高等教育を受けられたい方、トロントの街で就職に直結した教育を受けたい方にお勧めのカレッジです。
George Brown Collegeに進学された方々よりカレッジ生活の様子についてお声を寄せていただきました。
George Brown Collegeの学校情報は下記をご覧ください。
- カナダの大学・カレッジ進学に興味がある
- ワーホリで働きながら留学したい
- カナダで就職・移民が気になる
- Co-op、看護師留学など多数取り扱い
あなたに合った留学のカタチをご紹介します。留学のご相談は無料です。
目次
Early Childhood Educationプログラムの受講生①
カレッジ進学を決めた理由は何ですか?
日本の最終学歴の専門はパフォーマンス(歌ったり踊ったり)で実践重視の内容を履修してきました。その経験から、ダンサーとして日本で活躍していました。
ただ、将来的に長く続けられる仕事を考えた時に今までのスキルを活かせる仕事は子供に教えることだと思いました。新しいことに挑戦するとともに、自分の強みを生かせる分野に興味を持ち、幼児教育を専攻することに決めました。
学校・プログラムについて教えてください。
George Brown College のECEプログラムは教場授業と実習が交互に行われるので、授業で学んだ内容をすぐに現場で実践、確認ができます。
教場授業は先生も丁寧で、基本的なところからしっかり教えてくれ、生徒に寄り添ってくれます。
実習先での経験は、同じコースの学生同士でも配属先によって大きく異なるようです。学んだことが必ずしもそのまま実践されているわけではいないということも含め、実際の現場の様子を自分の目で見て確かめられるので今後就職するにあたってためになります。
カレッジ進学後のご自身の英語力についてはどのようにお考えですか?
文法などもう少し学習が必要と感じる部分もありますが、事前に語学学校のPathwayコースに通ったおかげで、しっかり学習についていけています。エッセイの書き方やプレゼンテーションの仕方など、カレッジは知ってる前提で始まるので、先に教わっていてよかったです。
現在進学をお考えの方にアドバイスがありましたら教えてください。
Pathwayなどの進学準備コースは、英語力が足りていても受けた方がいいと思います。
進学先の選定にあたって、日本みたいに「とりあえず文系」のような曖昧な決め方ができない分、先を見据えてしっかり計画する必要があります。その中で、自分のスキルを使えるか、性格に合うか、などを考慮してコースの受講内容をしっかり確認しないと、勉強はかなり大変なので、途中で挫折してしまう恐れもあると思います。興味があって、しっかり注力できる内容でないと、周りでも単位を落としたり途中で挫折している人も見かけます。
進学相談をする場合、エージェントやコンサルタントに話を聞くこともあるかと思いますが、その時はしっかり聞く耳をもって柔軟に受け入れるようにしましょう。そうすることで、先方もアドバイスしやすくなるので、よりためになる情報が得られます。
最後に、英語が分からなくてもしっかり自分から発信していかなければ、見放されてしまいます!「意見がないんでしょ」と思われるような環境は作らず、コネクションは沢山つくるようにすることで、頼れる先も増え今後の生活に余裕がでます。
「信じれるのは自分だけ 自分の行動は自分の責任でしかない 日本にいるよりも自分の行動の責任は重くかかる」ということを意識しておくと良いかもしれません。
Early Childhood Educationプログラムの受講生②
カレッジ進学を決めた理由は何ですか?
一番の目的は(カナダに)移住することです。このコースを選んだ理由は、もともとカレッジにいくなら子供に接する仕事をしようと決めていたからです。日本でも看護師として小児科に努めていたので、自然な流れだったと思います。
プログラムの実際の授業内容や、クラスメイト(人種比率やモチベーションの有無など)、校舎、講師についてなど具体的にどんな様子か教えてください。
移民を含めたカナダ人と留学生の比率は半分ずつでした。人種はバラエティに富んでいて、本当に様々な人たちがいます。中国、韓国、ベトナム、インド、パキスタン、パナマ、ロシア、ブラジルなどなど。私はクラスの友人に恵まれていて、相談がいつでもできる関係ができています。情けない話ですが、自分は結構ぼけているので、大事なことを忘れることが多く、友人に助けられています。オンラインテストを受けたかどうかや、テストの期日などリマインドをしてくれます。
大体3-4人くらいのグループワークが多く、気付いたらチームメイトができていると感じます。現実問題、私の方が英語力が低いので(同じ留学生のチームメイトは)色々と助けてくれます。いつも同じ人と組むとマイナスだとみんなも思っていて、移民している人やカナダ人なども、不定期に自然と組みます。クラスは30-40人くらいいますが、一体感があります。
実習はいかがでしたか?また子供たちとの関係は?
実習先ではクラスメイトは1-3人と少人数になります。クラスメイトたちは、実は普段の同じコースの人たちではなく、2年コースや別セメスターの人たちなので、また新たな人脈が出来たり、情報が入ってくるのでとても助かります。実習先は自分で選ぶのではなく、学校で既に決められています。ただ、細かい予定を立てるために自分で直接実習先に連絡する必要があります。
カレッジ生活全般を通しての、ご自身の率直な感想を教えてください。
大変です!!ESLの感覚で行くと絶対だめですね。ESLの先生たちは優しかったです。同じカレッジ附属出身の友達もいたけれど、本科では提出期限や授業態度など、とても厳しいです。当たり前ですけどね。
現在進学をお考えの方にアドバイスがありましたら教えてください。
英語力がとにかく大事なので、実力を上げてから進学しましょう。入った後の苦労が少なくなります。あとは、私は今の環境が恵まれていると思いますが、たくさん友達を作ってください。バイト先も、友人からの紹介でした。他にも実習先の人からの紹介で、リファレンスになってくれる人がたくさんできました!
Special Event Managementプログラムの受講生
カレッジ進学を決めた理由は何ですか?
キャリアアップのために進学を決意しました。日本では13年間、博物館にてデザインも含め、イベントのダイレクトを行っていましたが、海外でのイベント事情やより専門性をつけるため進学することを決意しました。
英語力の向上のために普段どんなことをされていましたか?
仕事の関係上、海外出張も多く、仕事をする上で日々英語力を磨いていました。翻訳業務も行っていたため、書くことはとても得意でした。話す方では海外からの顧客対応ができるくらいの力はありました。そのため、進学後も英語力では特に苦労しませんでした。スラングはときに分からないこともあります。
プログラムの実際の授業内容や、クラスメイト(人種比率やモチベーションの有無など)、校舎、講師についてなど具体的にどんな様子か教えてください。
男女比については、男性1割、女性が9割程度です。
年齢幅は本当に様々で、高校からの進学という方は少なかったです。カナダ人のやる気のある人たちは、大学編入や受講途中で就職した人もいました。やる気のない学生は1セメスター以降、途中で見かけなくなりました。人種も様々です。留学生の比率としては、全体の一割はいなかったと思います。コース全体では、100-150名くらいが在籍していたと聞いてました。1クラスの人数は、 10-15人編成で、中規模クラスだと30人くらいが多かったです。大きいクラスは70人くらいいました。
カレッジ生活全般を通しての、ご自身の率直な感想を教えてください。
面白かったと思います。ただ、専門性が身についたというよりは、自分たちでイベント発案や運営をシミュレーションをする上で、より経験が身につきました。実技がとても面白かったです。
スポンサーパッケージや各種ウェブサイトの作成などがとくに気にっています。グループワークも多く、2名から15名体制で行いました。
色んなタイプな学生と触れ合うことで、違う考え方というか、特技をもっている生徒たちがいました。ときには、ウェブサイトを作るのが上手い人、スポンサー獲得が上手い人、盛り上げ係などなど。私の実感としては、英語力よりも、それぞれの特技や長所を持ってることが大事だと思います。
Graphic Designプログラムの受講生
カレッジ進学を決めた理由は何ですか?
年齢のことを考えても、日本よりもカナダで進学する際のストレスが少ないと思ったことと、専門的なスキルの他にも、英語力も向上したかったからです。
他には英語力の向上のために普段どんなことをされていましたか?
映画をみたり、ネイティブカナディアンと話すこと。友達経由でカナダ人との交流の場を増やしていきました。
プログラムの実際の授業内容や、クラスメイト(人種比率やモチベーションの有無など)、校舎、講師についてなど具体的にどんな様子か教えてください。
留学生はコースの2割か3割程度だと思います。受講者の中ではトロント生まれのアジア人が多いです。留学生と呼ばれる人たちは少な目で、留学生だと南米の人たちが多く、皆話すのが得意です。その分、私は話すことに対して苦手意識を持っていますが、周りの先生や友達がサポートをしてくれます。 モチーベーションに関しては、カナダ人は結構中退する人が多い印象があります。しっかり勉強しているのは、留学生や移民の目的意識を持っている人たちです。 講師についてはこちらが求めれば助けてくれますし、メールでも対面でも、分からないことがあるたびに時間を取って指導してくれます。 これまでは自分の作品を見せて、どうしたら良くなるかなどのアドバイスを聞きました。 デザインビルディングに関しては校舎が独立しています。 環境としてはいいと思いますが、他の校舎には行きません。 グループプレゼンなどもクラスルームを使用しています。独立している分、アットホーム感があります。
カレッジ生活全般を通しての、ご自身の率直な感想を教えてください。
楽しいと思えるまでには時間がかかりました。でも慣れれば得られるものは多いと思います。 カレッジに行ってから語学力は上がったと思います。プレゼンテーションの度にどきどきしますが、周りのカナディアンたちがサポートしてくれます。留学生チームで固まっているところもあるので、正直、私は現地の人たちに助けてもらえてラッキーだと思います。
カレッジ進学後のご自身の英語力についてはどのようにお考えですか?不足しているとお考えの場合、どのような場面でそれを感じますか?
プレゼンテーションの度に、英語力の足りなさを痛感します。ホスピタリティ系のプログラムだと、Public SpeakingやStory Tellingの授業がありますが、ものづくり系の私のコースでは特にそういうクラスがないので、他のクラスメートに比べて話すのが苦手です。
留学生活で困ったことがあったり、ストレスを感じたときはありますか?またそれらをどのように解決していますか?
もちろんストレスは感じます。日本人同士だと言わなくてもわかる、分かってくれるという文化がありますが、カナダだとそれが通用しません。グループワークでそれが顕著になり大変です。文化の違いと思って、自分を納得させます。
現在進学をお考えの方にアドバイスがありましたら教えてください。
このコースならやりきれると思うコースを選んでください。
英語力についてはカレッジの授業についていけるかどうかを左右しているようですね。授業は英語ができて当たり前の状態で進んでいきます。カレッジ進学を検討している方は、入学前にきちんと準備をしておきましょう。
受講生の皆さん、率直なお声をいただき、ありがとうございました。皆さんがそれぞれの道で活躍されることを心より応援しております。
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