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現地でいち早く仕事を見つけるために、渡航前からできるカナダ就活準備5選|カナダ就活アドバイザーに聞く

カナダ留学・ワーキングホリデー等、カナダでは外国人に就労の機会が与えられています。しかし、就労するとなると立ちはだかるのが、就職活動の方法が異なることをはじめ、文化や言葉、経験の壁と様々です。
こちらではMYNDSが提携するMiyaco Careerの代表・カナダ就活アドバイザー、渡辺さんよりカナダでの就労や就職活動に関してご案内いただきます。


 

カナダの納豆が高すぎるので自作し始めた京(Kyo)です。これまで「3パック88円」という世界線で生きてきたので、カナダで「4ドル(約430円)」という価格を目にした途端、危うく失神しかけました。そんな私の命を救ったのがカナダ永住の大先輩。彼女が納豆を自作していると聞き、私も挑戦してみたところ意外と簡単。夫も「市販の納豆より断然美味しい。こっちでいいビジネスになるよ(笑)」と大絶賛。もう市販には戻れません。

ところで、カナダの就職活動では納豆のような粘り強さが重要です。カナダの失業率は、コロナ後に一度4.9%まで低下したものの、2024年11月には7.6%に上昇し、競争が激化しています。私自身、渡航後の就職活動ではホリデーシーズンの影響もあり、応募しても返信が遅かったり、不採用が続いたりと、長期戦に苦労しました。そこで気づいたのは、「渡航前から準備を始めておけばよかった」ということです。

Miyaco Career

渡辺さん

日本にいる間でもできる就職活動準備はあります。それを渡航前に済ませておけば、より早く仕事に就ける可能性が高まります。
そこで、ここでは渡航前にできるカナダ就活準備を5つご紹介します。

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1. 自己分析

そもそも自己分析をすっ飛ばしていませんか?自己分析は就職活動の基本。納豆でいう納豆菌。就職活動では、「自分」という商品を採用側に売り込む必要がありますが、まず自分が自分のことを正しく理解していなければ、採用担当者に適切なアピールができず、不採用やミスマッチが起こることもあります。したがって、これまでの経歴を振り返り、自分にはどんなスキルや経験があり、それをどのような仕事で活かせるのかを明確にしておきましょう。この自己分析はカナダに渡航する前でもできることなので、早いうちに手を付けるのがおすすめです。

2. マスターレジュメ(英文履歴書)の作成

自己分析で掘り下げた職歴や学歴、スキルや経験を全て、マスターレジュメとしてまとめましょう。マスターレジュメとは、応募する求人に合わせてカスタマイズするためのベースとなる履歴書です。求人ごとにレジュメを一から作る手間を省けるので、事前に準備しておくと便利です。

3. 希望の職種・企業・お店の調査

自己分析をもとに、自分のスキルや経験を活かせる職種や職場を調べましょう。
公式ウェブサイトや求人サイト(例:Indeed、LinkedIn)で求人情報を収集し、以下の点を確認します。

    • 職種の具体的な仕事内容
    • 求められる知識や資格、スキル
    • 企業やお店の特徴、雰囲気

この調査を通じて、自分がどのような求人に応募できるのかがわかるとともに、希望の求人に応募するためにどのような知識や資格を準備すべきかが明確になります。

4. 必要な知識・資格の勉強

3の調査で把握した必要な知識や資格、スキルについて、現在の自分が条件を満たしているか確認しましょう。不足している部分があれば、渡航までの時間を有効活用して、勉強や資格取得に取り組むことをおすすめします。
例えば飲食店のサーバーやキッチンスタッフを希望している場合は、下記の資格を取得しておくと、応募できる求人の幅が広がります。

    • SmartServe(ON州)/Serving It Right(BC州):お酒を扱うお店のサーバーに必須の資格。
    • Food Handler Certification:食品の安全性や衛生管理に関する知識を証明する資格。各飲食店に一人は保有している必要がある。
    • First Aid and CPR Certification:応急処置や心肺蘇生法ができることを証明する資格。

5. 仕事で使える英語の勉強

カナダの大半の職場では、一定の英語力が必要です。渡航前に英語のスキルを磨いておくことで、仕事を見つける際に有利になります。特に、業界特有の専門用語や、職場でよく使われるフレーズを学ぶことで、入社後すぐに活躍できる可能性が高まります。

求人応募や面接は渡航前でもできる?

渡航前にオンラインで求人に応募することは可能ですが、くれぐれもワーキングホリデーや学生ビザなど、就労可能なビザを取得してから行いましょう。なぜなら、何らかの理由でビザを取得できなかった場合は結局働くことはできず、応募者にとっても採用側にとっても時間の無駄になりかねないからです。
面接もオンラインで実施することが可能ですが、本格的な採用の前に一度、現地で採用担当者と直接会話をすることをおすすめします。実際に対面で話をしたり、オフィスの雰囲気を確認することで、想像と異なる点に気づく場合もあるからです。

まとめ

「もうビザも飛行機も取ったし、あとは出発日を待つだけ!」と言ってだらだら過ごすのではなく、渡航前にできるカナダ就職活動準備はできるだけ済ませておくのが大事です。納豆がじっくり発酵するように、渡航前の準備期間を活用して自分のスキルや知識をしっかり育てておくことで、カナダ就職活動のスタートダッシュを切りましょう。

 

執筆者のご紹介
Miyaco Career
Kyo Watanabe – カナダ就活アドバイザー
Instagram: @kyo.miyaco
・Career Professionals of Canada の Career Development Foundations Course 修了
・飲食・航空・オフィス系等、多岐にわたる業界で日本人の就職活動を支援
・ハミルトンのマクマスター大学で9か月間の交換留学経験あり
・日本でIT営業を3年経験後、カナダ・トロントに移住、証券会社事務職として活躍中

Miyaco Careerのサービス、渡辺さんへのインタビューも併せてご覧ください▼

 


カナダ進学、ワーキングホリデー等、カナダ留学についてはMYNDSまでお問い合わせください。

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