コープ留学に後悔している

質問:
コープ留学を体験して、学費や時間を無駄にしたと後悔しています。 私だけでなく、同じ学校に通ってる友人の半数以上が同じように後悔しています。 学校の宣伝や学校やエージェントの体験談は、ポジティブな面しか書いてなく現実とのギャップが大きければ大きいほど後悔につながると実体験を通じて感じました。それと同時に半数以上の生徒に後悔させられる選ばなければよかった、人には勧めたくないと思わせる学校としての在り方、質も問題だなと思いました。 これからコープ留学される方には、ぜひ学校やエージェントさんだけでなく実際の生徒の声も聞いてから選択させてほしいなって思います。
おっしゃる通り、留学エージェントで取り上げるのはやはり、うまく行った方の成功体験となってしまうことが多く、その陰にたくさんある皆さんの苦労はなかなか表面には出てこないことが多いですね。カナダの就職活動では、そもそも返信をくれないところもあったりと心が折れるようなことも多々あったのではと思います。
私はトロントから回答しているのですが、「思ったのと違う」と思われる方が出る理由について1つ、追加してお話させてください。Co-op留学の手配、業界知識について私も苦々しく思っていることがあります。
もしかしたらご存知かもしれませんが、ブリティッシュコロンビア州の労働法と違って、オンタリオ州では「学校のプログラムの一環としての就労」の場合は、一部の労働法の制約が免除となっています。そのため、無給でのインターンポジションの提示なども合法となっています。
Co-op留学を検討する際、この規定を単純化して「オンタリオ州(トロント)では、インターンは無給で、ブリティッシュコロンビア州(バンクーバー)では必ず有給ですよ」との説明を受けて、トロントではなくバンクーバーを選んだが現地で仕事がない、移動したい、と言う方から多くご相談を頂きました。
もしくは、「トロントで検討していたが、無給でのインターンはしたくないので、給料がもらえるバンクーバーにしたい」とお断りを受けたケースもありました。
同じ働くならそれはもちろん有給の方が良いですから、魅力的に見えるのは確かです。日本から相談し、カナダを知らない方の場合は、そのように単純化された説明だけで、「基本は、法律上、有給で雇わないといけない」という規定なのであれば、雇用主側が、わざわざ有給で、未経験の学生を雇うメリットは少ないし、競争率も高いだろう、という逆の見方ができる方は稀です。そのため、余計に、現地に来てから思ったのと違うということが起きやすいと感じます。
同じカナダ国内ですから、規定はどうあれ、労働市場にそれほど大きな差があるわけではありません。日本でも大阪と東京で、こっちはこう、と一般化できることばかりではないですよね。
他にも、あたかもCo-opの雇用先は学校が手配してくれるもの、カナダと企業が提携しているおり自由に選べる、と誤解を与えるような説明を受けたというケースも耳にしています。そのような案内で期待値が上がっていれば、現実を知って驚かれるのも無理はありません。Co-opの有給/無給に限らず、情報がずいぶんと単純化されている場合は、鵜呑みにせず、これはつまりどういうことなんだろうか、と考えるひと手間を取って頂く、そして、「どういうことなのか」を説明できる方に相談頂くのが良いと思います。
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30代半ば、カナダの公立カレッジ通学中。PGWP取得後の永住権申請について相談

