日常の“なんでもない瞬間”が実はCELPIP対策に!スタッフブログ
スタッフが散歩中に見つけたミニチュアが思わず“問題化”したお話から学ぶ、Task 3 & 4 スピーキング対策
就労ビザの取得や移民プロセスの中では、申請方法によって英語の試験を受ける必要があります。
ある日、スタッフが散歩をしていると、その時に見つけたかわいいミニチュアたちがどうしてもCELPIPの問題に見えてしまい、おもわず写真を撮ってきました。
どの辺がCELPIPなのか・・・、まずは写真をどうぞ。

CELPIPを受けたことのある方は、あ~あれね!と共感していただけるのではないでしょうか?
スピーキングのTask 3 & 4 に出題される問題に似ていますよね。スピーキングのTask3&4とは絵を見ながら、場面やその絵の中で起こっていることを紹介していく問題です。
これからCELPIPを受けられる方に問題を紹介するのにピッタリだと思ったので、回答するときのコツと一緒にご紹介します。
※スタッフの自己流も入っています。
CELPIP採点の基準ははっきりとは公開されていません。
- カナダの大学・カレッジ進学に興味がある
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Table of Contents
Task 3:絵の描写で求められる力とは?
問題文
Describe some things that are happening in the picture below as well as you can. The person with whom you are speaking cannot see the picture.
ポイント① 問題文をしっかり読み、与えられたシチュエーションを守る
問題文から、あなたは誰かに話しかけ、説明をする必要があることがわかりますよね。ただ、話の始め方/切り出し方は特に重要なポイントではないので、とりあえず、話し始めと終わりで誰かに話しかけている感があれば大丈夫。難しく考えすぎず、「Hi, Emi!」で話し始めるだけで全く問題ありません。最後は与えられたシチュエーションにもよりますが、今回の写真であれば、「Emi、今度一緒にキャンプにいこうよ!」なんかが良いのではないかと思います。
※オープニングとクロージングの言葉があったほうが、審査官もわかりやすく、よりよい印象を与えられるそうです。
ポイント② 最初に、どこにいるのかなど全体的なシーンを説明する
相手は状況が見えないという前提のため、いきなり、「There’s ~(~がある/いる)」と目についたものから説明し出すのではなく、相手にまず全体像を捉えてもらうことを意識しましょう。今回の写真であれば「今キャンプ場に来てるんだけどね~」とかがよいでしょうか。
その他、試験では本当に様々なシーンが登場しますが、一番困ったのは「ショッピングモールらしき施設の中の自動販売機エリア(笑)」。CELPIPは問題ごとに30秒から1分30秒の回答時間が決められていますので、よくわからなくても適当にそれっぽいものを回答し始めなければなりません。。問題運にとっても左右されますので覚悟を!
③写真の中で起こっていることについて、少なくとも3個程度は説明をする
この問題で一番重要なのができるだけ多くの事柄について、どれだけの詳細とともに説明できるか。小さくて見にくいですが、赤丸の部分に注目してください。あなたならどのように描写しますか?

×「男性が女性と喋っている。」
〇「写真の右下では、赤い帽子をかぶった男の人が金髪の長い髪の女性とキャンプカーの前にいます。彼らは椅子に座っていて、たき火を挟んで喋っているようです。」
そして次の描写へと移るのですが、その時に注意するポイントは
・このカップルたちの右隣では、赤い服を着た男性がストーブで目玉焼きとベーコンを焼いている。
・その後ろでは紫色の服を着た男性が水筒からお茶を注いで飲もうとしている。
・その右隣には女性が2人、折り畳み椅子に座ってお茶を飲みながら楽しそうに話している。
・女性たちの足元にはゴールデンレトリーバーが座っている。
といったように、人や物の位置関係をしっかり説明すること。
見えていない相手が情景を理解できるか、という所がポイントですね。もし友人と一緒に練習できるようならば、お互いにお題の写真を見ずに、相手に「聞いた内容を元に」絵を描いてもらう、という方法もおすすめです。
今回は写真のあちこちでいろいろと何かが起こっていますが、場面が限定しているなどの場合、結構無理やりひねり出すことが必要なパターンもあり、単語力も必要とされます。
Task 4:次に何が起こる?想像力を膨らまそう!
次はTask 4 です。
ここでは同じ絵を見ながら次に起こりそうなことを予想しながら回答していきます。
問題文
In this picture, what do you think will most probably happen next?
ポイント なぜそれが起こりそうなのか、しっかりした根拠がある
Task3にて既に述べている描写を使うと楽です。例えば「紫色の服を着た男性が水筒からお茶を注いで飲もうとしている。」という描写を利用して、「あの紫色の服を着た男性がお茶をこぼしてしまい火傷をしてしまう。そしてベーコンを焼いている男性が駆け寄って手当をしてあげている間にベーコンが焦げてしまうかもしれない。」なんてどうでしょうか?
また、「女性たちの足元にいたゴールデンレトリーバーが火傷の騒ぎに驚いて逃げていってしまうかもしれない」と繋げても良いですね。
根拠といっても、エイリアンがでてきて犬を連れ去った!みたいな突拍子もない予想でなければ大丈夫です。
まとめ:日常の“気づき”が最強の学習ツール
このように、日常の何気ない景色や情景でも、CELPIP対策につながる“素材”になると思うと、英語学習の世界が広がりませんか?
日本語でなら説明できるのに英語だと…というときもあるかもしれません。でも、写真を使ってトレーニングすれば、英語でも伝える筋力は必ずつきます。(解説をしていて思いましたが、日本語で回答すると楽ですね。英語だとあんなに難しいのに!)
「英語のスピーキングは現実の会話が最大の教材」。写真や身近な情景を題材にして、楽しく学びながら少しずつ慣れていきましょう。
リーディングもライティングもリスニングもいいけれど、ぜひ日常の“観察力”と“想像力”をCELPIPスピーキングに活かしてくださいね。
皆さんのお役に立てたら嬉しいです。
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