2024年10月、PGWPの申請条件変更について
カナダではビザや移民に関するアドバイス、申請代行は政府公認の有資格者が行うことになっています。
留学とビザは切り離せないもの。こちらではMYNDSが提携するKaede Immigration Servicesの代表・移民コンサルタント、阿萬さんより留学・ビザ・移民に関してご案内いただきます。
昨年から何かと変更が多い学生ビザ。数年来の大きな変更とあり、留学生の皆さんにも影響が出ています。
今回はポストグラデュエーションワークパーミット(ポスグラ・PGWP)の変更点についてお話いたします。
- カナダの大学・カレッジ進学に興味がある
- ワーホリで働きながら留学したい
- カナダで就職・移民が気になる
- Co-op、看護師留学など多数取り扱い
あなたに合った留学のカタチをご紹介します。留学のご相談は無料です。
目次
2024年11月以降の申請条件
2024年10月にPGWPの申請条件が変更になりました。2024年11月1日以降に学生ビザ及びPGWPを申請する方は注意が必要です。
1) すでにカレッジと大学を卒業した(もしくは卒業が確定している)方で、2024年11月1日より前にPGWPを申請する(した)場合
これまでと変更はなし
2) 2024年11月1日より前に学生ビザを申請し、2024年11月1日以降にPGWPを申請する場合
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- 大学で学士号(bachelor’s degree)、修士号( master’s degree)、博士号(doctoral degree)を取得した場合
✓ 英語のテスト(4つの分野全て)でCanadian Language Benchmarks (CLB) 7、もしくはフランス語のテスト(4つの分野全て)でNiveaux de competence linguistique canadiens (NCLC) 7以上のスコアが必要 - 大学で学士号(bachelor’s degree)、修士号( master’s degree)、博士号(doctoral degree)以外のプログラムを修了した場合
✓ 英語のテスト(4つの分野全て)でCLB 7、もしくはフランス語のテスト(4つの分野全て)でNCLC 7以上のスコアが必要 - カレッジやその他の教育機関のプログラムを修了した場合
✓ 英語のテスト(4つの分野全て)でCLB 5、もしくはフランス語のテスト(4つの分野全て)でNCLC 5以上のスコアが必要
- 大学で学士号(bachelor’s degree)、修士号( master’s degree)、博士号(doctoral degree)を取得した場合
3) 2024年11月1日以降に学生ビザを申請した場合
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- 大学で学士号(bachelor’s degree)、修士号( master’s degree)、博士号(doctoral degree)を取得した場合
✓ 英語のテスト(4つの分野全て)でCanadian Language Benchmarks (CLB) 7、もしくはフランス語のテスト(4つの分野全て)でNiveaux de competence linguistique canadiens (NCLC) 7以上のスコアが必要
✓ プログラムの分野に制限はなく、どの専攻分野を修了してもPGWP対象となる - 大学で学士号(bachelor’s degree)、修士号( master’s degree)、博士号(doctoral degree)以外のプログラムを修了した場合
✓ 英語のテスト(4つの分野全て)でCLB 7、もしくはフランス語のテスト(4つの分野全て)でNCLC 7以上のスコアが必要
✓ PGWP対象となる専攻分野を修了しなくてはならない(対象の専攻分野リストはこちら) - カレッジやその他の教育機関で上記以外のプログラムを修了した場合
✓ 英語のテスト(4つの分野全て)でCLB 5、もしくはフランス語のテスト(4つの分野全て)でNCLC 5以上のスコアが必要
✓ PGWP対象となる専攻分野を修了しなくてはならない(対象の専攻分野リストはこちら)
- 大学で学士号(bachelor’s degree)、修士号( master’s degree)、博士号(doctoral degree)を取得した場合
※PGWP対象校の航空学校の卒業生は上記変更の対象外で、これまで通りの条件で申請できます。(語学テストは不要で、プログラムの条件もありません。)
英語・フランス語テスト
英語とフランス語のテストはカナダ政府指定の以下のものに限られ、有効期限は受験日から2年です。
英語
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- CELPIP: Canadian English Language Proficiency Index Program(CELPIP-General)
- TCF Canada: Test de connaissance du français
- PTE Core: Pearson Test of English(PTE Core)
フランス語
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- TEF Canada: Test d’évaluation de français
- TCF Canada: International English Language Testing System(IELTS General Training)
カナダ政府は2026年までにカナダの短期滞在者(学生ビザや就労ビザ保持者、ビジターなど)の割合を6.5%から5%に減らすと発表しました。この影響は留学生だけでなく留学生の家族、そしてすでに就労ビザで就労中の外国人労働者にも及んでおり、今後数年間は厳しい状況になりそうです。今後もいろいろと変更が入る可能性があるので、カナダへの留学をお考えの方はできるだけ早く行動を起こされることをお勧めいたします。
カナダ進学、ワーキングホリデー等、カナダ留学についてはMYNDSまでお問い合わせください。
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執筆者のご紹介
Kaede Immigration Services
移民コンサルタント 阿萬 ひとみさん(R512097)
Regulated Canadian Immigration Consultant (RCIC)でCollege of Immigration and Citizenship Consultants (CICC)メンバー
トロントを拠点にカナダのビザや永住権の代理申請のサポートを行っており、サービスは学生・就労ビザ、ワーキングホリデー、個人・結婚移民、雇用主が外国人労働者を雇うときに申請するLabour Market Impact Assessment (LMIA)など多岐に渡る。MYNDSのビザサポートの監修も行っている。
Kaede Immigration Servicesのサービス、阿萬さんへのインタビューも併せてご覧ください▼
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