【カナダ留学準備】 冬の服装ガイド | 寒さ対策のポイントと持ち物チェック【2025年版】

カナダ留学の準備を進める中で、多くの方が悩む「冬の服装」。カナダの冬は非常に寒くて雪も多いと言われているため、不安を感じる方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。特にトロントやモントリオールなど東部の都市では、冬はマイナス20度以下になることもあります。体感温度は風の影響でさらに低く感じるため、防寒対策は欠かせません。(毎日マイナス20度以下というわけではありませんので、その点はご安心ください!)
この記事では、初めてカナダで冬を過ごす方に向けて、現地で本当に必要な服装や、現地調達のポイント、荷物とのバランスの取り方などをご紹介します。
- カナダの大学・カレッジ進学に興味がある
- ワーホリで働きながら留学したい
- カナダで就職・移民が気になる
- Co-op、看護師留学など多数取り扱い
あなたに合った留学のカタチをご紹介します。留学のご相談は無料です。

Table of Contents
カナダの冬の気候:都市ごとに寒さが違う?
カナダは日本の約27倍の国土を持ち、都市によって冬の寒さや雪の量が大きく異なります。以下は主な留学先の冬の気候の特徴です。
バンクーバー | 比較的温暖。雪は少なめだが雨が多い。最低気温は0度前後。 |
トロント | 冬の間は氷点下の日が多く、マイナス10〜20度になることも。 |
モントリオール | 非常に寒く、積雪量も多い。1月は平均マイナス15度ほど。 |
西海岸のバンクーバーやビクトリアは年間を通して比較的暖かいとは言われていますが、それでも冬は来ますし、氷点下になったり、雪が降ることもあります。どの都市に滞在するとしても、冬の防寒対策は必須です。よほどの嵐(Snow Storm)でない限り、学校や仕事が休みになるということはありませんので、風が強い日や積雪時に対応した服装を準備しておきましょう。
現地で必要な冬の服装アイテム一覧
ブーツ:滑りにくさと防水性が鍵
おしゃれよりも機能性が重視されるカナダの冬。多くの人が履いているのは、防水性・滑り止め付きのスノーブーツです。ヒール付きのブーツは凍結した路面で危険なので避けましょう。
おすすめ:ウォータープルーフのスノーブーツ(Sorel、Columbiaなどが人気)
注意点:サイズ選びの際、厚手の靴下を履くことを考慮して少し余裕のあるサイズを選ぶと◎
ジャケット:現地調達がおすすめ
日本から持参したものが寒さに耐えられない場合もあるようです。現地で機能性の高いジャケットを調達する方も多く、予算を抑えたい方は中古購入も検討すると良いでしょう。
価格帯:100〜500カナダドル程度。
節約術:帰国直前の留学生から譲ってもらう
おすすめ:厚手でフード付き、防風・防水加工のあるダウンジャケット
帽子・マフラー・手袋:実用性を重視
帽子:耳あてよりも、頭・耳・額までしっかりカバーできる帽子が実用的です。
マフラー:風の侵入を防げる厚手で長めのものを。
手袋:防水性があるスキーグローブタイプや、裏起毛の厚手手袋が一般的。スマホ対応のものも便利です。
インナー:ヒートテックや重ね着が快適
ヒートテック:特に極暖や超極暖は現地では少し割高なため、日本で購入して持参するのがおすすめ。
重ね着:体温を保つのには重ね着が効果的。また、インナー長袖のシャツやセーターなど組み合わせておくと、調節がしやすくなります。
靴下・タイツ・パンツ:裏起毛が活躍
靴下・タイツ:ウール混の厚手ソックスや裏起毛のレギンスも持っておくと安心。
パンツ:極寒地域では、普通のパンツやジーンズだけでは寒いため、裏起毛素材や防風素材のパンツがあると快適です。
屋内は暖かい?部屋着にも工夫を
カナダではセントラルヒーティング(全館暖房)が主流です。地域や建物によっては真冬でも室温が20℃以上に保たれていることが多いです。モールなど人が集まる場所ではコートやジャケットを着たままだと暑く感じることもあるでしょう。一方、古い家屋や一般家庭の地下室(ベースメント)は暖まりにくく、暖房を入れていても冷えることがあります。このため、同じ家の中でも、Tシャツ1枚で過ごせるような部屋もあれば、スウェット+カーディガンが必要な場合もあります。
部屋着のおすすめ:
・薄手の長袖シャツやTシャツ
・カーディガンやフリースなどの羽織もの
・靴下や室内用スリッパ
特にホームステイでは靴を脱いで過ごすため、足元の防寒も意外と大事です。
カナダ現地で冬物アイテムを買うなら?
防寒具は現地調達も選択肢の一つです。冬物アイテムを手に入れる際は、次の点も参考にしてください。
おすすめのお店
Mark’s:実用的な服飾雑貨が揃っており、保温性に優れたThermal Wearを多く取り扱っている。
Sport Chek:スポーツ用品店。ブーツやジャケットなど実用的かつ、機能性の高いアイテムが多数。
UNIQLO Canada:日本人に馴染みがある。品揃えやサイズも豊富。価格は日本より高め。
Winners:ディスカウントショップで通常価格から最大60%割引で服飾が購入できる。インナーからアウター、小物まですべて揃う。
中古(古着)で探す
ワンシーズンしか使わないから、新品でなくても問題ないという方は、掲示板で中古品を探すと良いでしょう。
e-Maple:日本語の生活情報サイト。特にトロントの情報が多い。生活情報から、家探し、仕事探し、服や家具の売買など幅広く利用されている。
Baton:日本人向けのフリマアプリ。利用方法が簡単で、日本人同士で取引ができるため安心。 ▶ Batonについて、詳細はこちら
Facebookマーケットプレイス:カナダ現地の方々もよく利用するプラットホーム。ユーザー数が多いため、物品も多数。
帰国直前の人が服を安く譲ってくれることも多いので、掲示板やFacebookグループもチェックしてみてください。
渡航準備のヒント:荷物とのバランスも大事!
冬物はかさばるため、スーツケースの容量や航空会社の重量制限にも注意が必要です。
受託手荷物(スーツケースなど):23㎏までの荷物1個が無料。重量超過や2個以上は追加料金が発生します。
機内持ち込み荷物(バックパックなど):7㎏まで。1個 + 身の回り品1個(ハンドバッグ、ノートパソコンなど)
※その他にも、規定のサイズ以内であること、運賃の種類によっても規定が異なるため、航空券を手配する際に航空会社の荷物規定について予め確認しておきましょう。
▶ エアカナダの荷物案内はこちら
荷造りする際は、まずはインナーや下着、セーターやは織物などを数枚など必要最低限を詰めてみて、他の荷物とのバランスを考えながら、持って行きたい物を詰めるという流れにすると、何度も荷物を出し入れしなくても済みます。
必要最低限の服が用意できていれば、あとは現地調達で対応するという柔軟な考えでいると気持ちが楽です。
また、日本の服が着たいけれど、スーツケースに入り切らない場合など、日本からカナダへ荷物を送るという方法もあります。夏の渡航で冬服はしばらく必要ない、渡航時は荷物を最小限にしたいという方に適しています。
▼ 日本からカナダへ荷物を送る方法についてはこちらもご覧ください。

・ホームステイやルームレントのハウスルールでは、洗濯は基本的に1週間に1回(週末)と決まっていることがほとんどです。そのため、服は1週間強くらい用意しておくことをお勧めします。
・荷物を日本から送る場合はホストファミリーや家主の方に予め確認を取ってから送るようにしましょう。
準備を整えれば、カナダの冬も安心!
カナダの冬は確かに寒さが厳しいですが、街中には地下通路が整備され、建物内も快適に過ごせるよう工夫されています。渡航前はカナダの冬が不安…と思っている方はたくさんいますが、実際、カナダの冬に耐えられずに留学を断念した方はほとんどいません。
防寒対策をしっかり行えば、カナダならでは雪景色やウィンタースポーツなど、冬の楽しみを見つけることができます。準備をしっかりして、過ごしやすい冬を迎えましょう!