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語学学校の効果を最大化する「授業の受け方」ー英語力が学校で伸びる人は何をしている?

語学学校の効果を最大化する「授業の受け方」ー英語力が学校で伸びる人は何をしている?

語学学校に行けば、英語力は伸びる?

カナダの語学学校では、同じ授業を受けていても、3か月で日常会話が劇的に伸びる方もいれば、半年経っても自信がつかないままの方もいます。
「英語のセンスないな…」「英語力ゼロからのスタートだから…」
このような原因を挙げる方もいますが、違いを生むのは「センス」や「元の英語力」ではありません。授業中の行動パターンです。

こちらの記事では、カナダの語学学校に通学する留学生を数多く見てきた経験から、“英語力が早く伸びる方々が語学学校で何をしているか”についてまとめました。

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カナダの語学学校は「授業の受け方」が結果を左右する理由

まず、日本の授業は「先生が説明→生徒が聞く」が中心ですが、カナダでは構造が異なります。

ーカナダの語学学校の特徴
・発言することで“参加している”とみなされる
・生徒同士の議論・ペアワークが多い
・自分の意見を求められる場面が多い
・間違えることを恐れず“試す姿勢”が重視される

そのため、“聞いて理解する”だけでは学びの大半を逃してしまうのです。
せっかく学費を支払って通学するのですから、これでは非常に勿体ないと思いませんか?

それでは、語学学校での学習効果を最大限に引き出すためには、どのように行動するべきなのでしょうか。

語学学校で英語力を確実に付ける授業の受け方

授業前の数分を利用する

語学学校では“授業が始まる前”からすでに英語学習が始まっていると思ってください。

到着した瞬間から英語を使う

伸びる人は、学校やクラスルームに入った瞬間から英語モードに切り替えます。

“Hey, how’s your morning?”
“Did you understand yesterday’s homework?”

こうした軽いやり取りだけでも、脳を英語環境にウォームアップできます。

▲ 逆に、伸び悩む方の特徴
・日本語でスマホ、メッセージ、SNS。
・クラスメイトが英語で話していても会話に入らない。
→ この時点で「英語スイッチ」が入らず、授業での吸収率が落ちてしまいます。

“今日のテーマ”を予習

授業が始まる前に教材をざっと見る習慣を持っておくと、「何を学ぶのか」「どんな流れで進むのか」が先に頭に入り、授業の吸収率が向上します。

事前に確認するポイント
・今日扱う文法・テーマの見出し
・長文の見出し・最初の1行
・練習問題の1問目だけ

学校や先生によっては事前の予告なく、「テキストの●ページを開いてください」「今日はこのプリントを配ります」といって、授業が始まることもあります。
この場合でも、テキストの該当ページを開くだけ、プリントを受け取るだけ、ではなく、さっと中身を確認してみる癖をつけると、授業への入りがスムーズです。

説明を聞いて自分のものにする

説明をそのまま聞き続けても、頭に残る量は限られています。もちろんノートに書き留めておくことも一つの手段ですが、受け身の姿勢でメモしていても身に付けることは難しいです。

■ 「使う前提」で聞く人は吸収スピードが速い
伸びる人は、説明を聞きながら 自分の生活例に置き換えてみる習慣があります。

例えば、講師が「比較表現(bigger / more expensive)」を説明しているとします。

“My hometown is bigger than ○○”
“The transit in my city is more expensive than Toronto”

説明や例文を聞くだけ・見るだけでは、自分に関係しないこととして捉えてしまい、習得したことにならない可能性があります。
自分の生活に置き換えることで、記憶への定着率が一気に上がり、はじめて「使える英語」になります

語学学校の効果を最大化する「授業の受け方」ー英語力が学校で伸びる人は何をしている?カナダ留学・英会話・勉強法

ペア/グループワークでは沈黙の時間を避ける

カナダの語学学校では、会話練習、ディベート、プレゼンテーションなど、ペアやグループになって学習を進める場面がたくさんあります。学校やクラスによっても異なりますが、授業時間の30〜50%を占めることも。ここでの行動が伸び幅に影響します。

▲ 陥ってしまいがち。注意ポイント
・相手が話すのを待ってしまう
・答えが分かるまで黙る
・うまく言えそうな部分だけ話す

▷ 改善のコツ
「最初に自分から話す」ことを意識してみましょう。勇気が要るかもしれませんが、誰よりも先に話すことで、周りに影響されない“自分”の言いたいことを言葉にできます。

● 話しはじめの例
“Let me try explaining first.”
“I might be wrong, but I think…”

このように切り出すことで、話すチャンスを自分で作ることができます。
また、沈黙ができた瞬間もチャンスに変えて、質問を投げてみましょう。

● 質問の例
“What do you think about 〜 ?”
“Can you give me an example?”
“How about you?”
“Do yo agree or disagree?”

相手を会話に巻き込むことで、発話量が増し、ペア/グループワークを充実したものにすることができます。

“間違えたらチャンス”という考えで臨む

日本人はミスを気にしすぎて、特に発言量が減る傾向があります。誰もはじめから完璧は求めていませんし、間違えることは学習プロセスです。また、先生から間違いを指摘されたとしても全く落ち込む必要はありません。学校は間違えて良い場所です。

心に置いてほしいこと:
・他国の生徒はミスを気にしない
・ミスを直す場が語学学校そのもの
・正確さより「伝える努力」の方が評価される

● 自分のミスを受け流す英語例
“Ah, let me try again.”
(あ、もう一回やってみます。)

語学学校では、間違いより沈黙の方がマイナスの印象を与える傾向にあります。発話が少ないと、「何をしたらいいのか分かっていない」「学習内容を理解していない」と判断されてしまうこともあるようです。
英語は学んでいるのだから、間違って当然。語学学校の先生方は間違いは大歓迎と言います。

疑問はそのままにしない、質問する

「聞いてばかりいたら迷惑かな…」「こんなことも分かっていないと思われてしまうかな…」と遠慮して疑問を持ったままでは、英語を使いたくても使えず、身に付いていきません。
大前提として、学校は学ぶ場所です。外では聞けない英語の疑問は、学習環境の中に居るうちに解決させましょう。

● 質問例
“So does that mean…?”(理解の確認)
“Could you give one more example?”(応用例)
“What’s the difference between A and B?”(比較)

語学学校では、先生が「質問はありますか?」「分からないところはないですか?」と尋ねてくれることが多いです。特に質問がなければ、理解しているとみなされ、授業は先に進んでいきます。分からないままにしておくと、その先も分からないことが連鎖する可能性があるので、疑問があれば早めに質問してみてください。

先生からのフィードバックを次の授業へつなげる

カナダの語学学校では、定期的にフィードバックが行われ、先生から学習の進捗状況や良い点、改善すべき点などのアドバイスをもらうことができます。

例えば:
「ライティングでもスピーキングでも、英語がスムーズに出てくるようになりましたね!接続詞(because, howeverなど)が増えると、文章がもっと自然で、相手にも伝わりやすくなりますよ。」
「あなたはたくさんの単語や表現を知っているね!ただ、会話になると使い慣れた単語や表現だけを使ってしまっているようなので、色々と使ってみると良いよ。例えば、“very tired” と言うところを“exhausted” や “worn out” にしてみるなど。」

このフィードバックを、成績のような感覚で、「今までの学習結果」と受け止めてしまう方がいますが、そうすると過去にできたこと・できなかったことを振り返っただけで終わってしまいます。フィードバックは今までの評価や現状の課題をもとに、“これから”成長、スキルアップしていくためのものです。フィードバックの内容は意識して授業に臨むようにしましょう。

語学学校の効果を最大化する「授業の受け方」ー英語力が学校で伸びる人は何をしている?フィードバック・英語学習・カナダ留学

授業後の振り返りを習慣化する

人間の記憶に関しては、覚えた内容の約70%は24時間以内に失われると言われています。
でも、忘れてしまう前に復習や反復、自分に関連付けることで、記憶は定着するそうです。せっかく習った英語を忘れないためには、授業後に“定着”の作業をする必要があります。これには数分間の“メモ”がおすすめです。

● メモの例:
・今日のペアワーク内容
・今日のミス
・今日の表現で使えそうなもの
・聞き取れなかった単語
・話せなかった内容
・習った単語を使って文章作成

完璧主義より「軽く・早く・毎日」することで十分に効果があります。ただし、メモを書くときは必ず集中してください。
短い作業ですが、この少しの作業がある/なしでは、記憶の残り方が全く異なります。

補足:授業に役立つ英語表現

語学学校では、とっさに話す場面が出てきます。そのような時には次のような表現が役立ちます。

● 依頼(Ask for help)
“Could you show me how to…?”
“Can you explain that again?”
● 確認(Check understanding)
“So we’re supposed to compare these two, right?”
“You mean we need to write three examples?”
● 聞き返し(Clarification)
“Sorry, what was the last part?”
“Do you mean A or B?”

このような表現も用意しておくと、授業中の理解不足や気まずい沈黙がなくなります。

まとめ:語学学校で伸びる人になるために、「授業を受ける姿勢」を整えよう

語学学校での成長スピードは、スタート時点の英語力よりも 「授業にどう向き合うか」 によって大きく左右されます。
主体的に参加し、疑問を放置せず、間違いを受け入れ、フィードバックを次に活かす…こうした小さな行動の積み重ねが、確かな伸びにつながります

語学学校は、英語を“学ぶ”場所であると同時に、英語を“使う”ための安全なトレーニング環境です。
今日の数分の予習、授業中の一言の発言、授業後の短いメモ。それらはどれも小さく見えますが、毎日継続することで、英語力を確実に変えていきます。

「うまくやること」よりも、「参加すること」
「間違えないこと」よりも、「伝えようとすること」

この姿勢を持てる方が、語学学校で最も成果を出しています。
明日の授業から、ぜひ一つずつでも取り入れてみてください。必ず変化が見えてきます。



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