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カナダワーキングホリデー、2回参加可能に。カナダ国内でのワークパーミット受取方法

カナダではビザや移民に関するアドバイス、申請代行は政府公認の有資格者が行うことになっています。
留学とビザは切り離せないもの。こちらではMYNDSが提携するKaede Immigration Servicesの代表・移民コンサルタント、阿萬さんより留学・ビザ・移民に関してご案内いただきます。


 
2025年4月1日から日本国籍者はワーキングホリデーに2回(1回につき最長12ヶ月)参加できるようになりました。Recognized Organization (RO)を使えば合計で4回の参加が可能です。
 

Kaede 阿萬

阿萬さん

日本人のワーキングホリデーが2回になるという噂がありましたが、正式に発表されました。

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ワーキングホリデーの申請条件

    • 日本国籍であること
    • カナダ滞在中を通して有効なパスポートを持っていること
    • 申請時に日本の居住者であることを証明すること(居住住所もしくは郵送先住所が日本国内であること)
    • 18歳~30歳であること
    • 最低でも2,500カナダドルの資金証明を持っていること
    • カナダ滞在期間をカバーする保険を持っていること
    • カナダ入国を認められること
    • 帰国便のチケットを持っている、もしくは購入資金があることを証明できること
    • 扶養家族がいないこと(同行する家族がいる場合、カナダに滞在できる許可証の申請が別に必要です。)
    • 申請料を支払うこと

ワーキングホリデーの申請が承認されるとPort of entry (POE) letter of introductionと呼ばれるレターが発行されます。このレターを持ってカナダに渡航し、カナダ入国時にワークパーミットが発行されますが、すでにカナダ国内にいるワーキングホリデーを含むInternational Experience Canada (IEC)のワークパーミットを持っている人は以下の3つ全ての条件を満たせば2025年12月1日まではカナダ国外に出ずに、IRCCのウェブフォームからワークパーミット発行のリクエストが可能です。

カナダ国内でワークパーミット発行リクエストができる条件

    1. 2回目のワーキングホリデー申請時にすでにカナダ国内にいて、有効なIECのワークパーミットを持っていた。
    2. 有効なIECのPOE letter of introduction(LOI)を持っている(期限が切れていない)。
      – LOIの有効期限が切れる前にワークパーミットのリクエストをしないといけない。
    3. IECのワークパーミット発行のリクエストをする時に合法的にカナダに滞在している。
      – ワークパーミット発行をリクエストすることだけではカナダに合法的に滞在できるステータスを維持していることにはならない。
      – 新しいワークパーミットを受け取る前に(今持っている)ワークパーミットの有効期限が切れてしまう場合、ワークパーミットの有効期限が切れる前にビジターレコードを申請しなくてはいけない。なお新しいワークパーミットを受け取るまでは就労できない。

移民局はほとんどのリクエストを5営業日以内にプロセスすると言っていますが、時間がかかる可能性もあるので時間に余裕を持ってリクエストすることをお勧めいたします。リクエストが承認されるとIRCCのアカウントにお知らせが届きます。ワークパーミットは印刷後郵送されてから有効となります。古いワークパーミットの有効期限が切れてしまった場合、新しいものが郵送で届くまで就労することはできません。

カナダポストが郵送途中で紛失したり、またカナダポストのストライキも噂されているので、確実に受け取ることを希望する場合はカナダ国外に一度出て、再入国時に受け取ることだと思います。この場合フラッグポールはできないので、アメリカとサンピエール島・ミクロン島以外の国に短期間旅行してからカナダに戻ることになります。

ウェブフォームからのリクエスト方法

    1. ttps://secure.cic.gc.ca/ClientContact/en/Application/Form/72 にアクセス
    2. “What did you apply for?”の回答は“Temporary Residence.”を選択
    3. “What application did you submit?” の回答は“International Experience Canada.”を選択
    4. “Tell us about your request”に以下のテキストとアプリーケーション番号などの情報を入力
      『全カテゴリー参加者共通』

      A112025: I am requesting an A11 examination and the issuance of my work permit from within Canada. My application number is [W#########]. I submitted my IEC application on [DATE]. I received my POE letter of introduction and it is valid until [DATE].

      My current contact information in Canada is as follows:

      Telephone:
      Mailing address:
      Residential address:

      『ワーキングホリデー参加者』

      I attest that my circumstances remain the same and I still meet the requirements of the open work permit program I was approved for.

      『ヤングプロフェッショナルとコープ参加者』

      My employer, [name], located at [address], may be contacted at [contact telephone or email] to confirm my continued employment offer. I intend to begin work for this employer as soon as my work permit is received.

    5. 以下のドキュメントを添付
        • 滞在期間をカバーする海外旅行保険加入の証明書(英語とフランス語以外の場合は翻訳も必要)
        • IEC申請時に有効だった前のIECワークパーミットのコピー

 


 
日本人のワーキングホリデーが2回になるとの噂がありましたが、やっと正式に発表されました。2回目の参加希望者が多ければ、今年の枠はすぐに埋まってしまうと思います。1回目、2回目問わず、カナダのワーキングホリデーに参加をお考えの方はお早めにプール登録されることをお勧めいたします。

 

カナダ留学・進学についてはMYNDSまでお気軽にお問い合わせください。

お問い合わせ

 

執筆者のご紹介
Kaede Immigration Services
移民コンサルタント 阿萬 ひとみさん(R512097)
Regulated Canadian Immigration Consultant (RCIC)でCollege of Immigration and Citizenship Consultants (CICC)メンバー
トロントを拠点にカナダのビザや永住権の代理申請のサポートを行っており、サービスは学生・就労ビザ、ワーキングホリデー、個人・結婚移民、雇用主が外国人労働者を雇うときに申請するLabour Market Impact Assessment (LMIA)など多岐に渡る。MYNDSのビザサポートの監修も行っている。

Kaede Immigration Servicesのサービス、阿萬さんへのインタビューも併せてご覧ください▼

 

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