【2026年版】カナダの全大学・カレッジで採用されるTOEFL


TOEFL(Test of English as a Foreign Language)は、英語を母国語としない人々が英語力を測定するための試験として、世界的に広く認知されています。主にインターネットを使って受験する、TOEFL iBT®(Internet-Based Test)が主流で、カレッジ・大学・大学院への進学における英語要件として、世界中の多くの教育機関が採用しています。
本記事では、2026年の新フォーマット変更を踏まえながら、TOEFL iBT®の概要や試験内容、対策の考え方について解説します。
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Table of Contents
TOEFL iBT®の概要
TOEFL iBT®は、160以上の国や地域において、13,000以上の高等教育機関や、政府・企業などのその他の機関・団体に、英語力証明として採用されています。
試験はインターネットに接続されたコンピューターを使用して受けます。リーディング、リスニング、ライティング、スピーキングの4つのセクションで構成されており、試験全体の所要時間は約90分前後で、各セクションごとに評価されます。2026年の変更により、試験時間は短縮され、スコアは従来の総合点ではなく、各技能ごとの評価をもとにしたバンド形式へと移行しています。
また、2026年の変更ではAdaptive(適応型)形式が導入されており、リーディング、リスニングでは、受験者の回答に応じて問題の難易度が変化する仕組みとなっています。これにより、従来のような出題パターンへの対策だけでなく、実際の英語運用能力がより重視される試験へと変化しました。
試験内容
※2026年のアップデートにより、一部セクションではAdaptive(適応型)形式が導入されており、問題数や難易度は受験者によって変動する場合があります。
リーディング
約30分、50問
リーディングセクションでは、英語の文章を読み、内容を理解する力に加えて、文脈から意味を判断する力や、実用的な読解力が問われます。新形式では、従来の長文読解に加えて、より短い文章や日常的なテキストも含まれる構成となっており、出題の幅が広がっています。
具体的には、以下のような形式が出題されます。
・単語の一部が欠けた文章を完成させる問題
→ 文脈から適切な語を判断する力(語彙・文レベル理解)
・メールやお知らせなど、日常的な文章の読解
→ 必要な情報の把握や、文脈からの推測力
・アカデミックな短文の読解
→ 主旨・要点・語彙・詳細理解
文章の長さは比較的コンパクトになり、1つ1つの設問に対して、より素早く正確に理解する力が求められます。そのため、単に長文に慣れるだけでなく、短時間で要点を捉える力や、文脈から意味を補う力が重要になります。
リスニング
29分、47問
リスニングセクションでは、英語の音声を聞き取り、内容を理解する力に加えて、話し手の意図やニュアンス、文脈を把握する力が問われます。新形式では、従来の講義中心の構成に加えて、日常的なやり取りや短いアナウンスなど、より実用的な場面が取り入れられています。
具体的には、以下のような形式が出題されます。
・短い発話に対して適切な返答を選ぶ問題
→ 意図や状況に合った自然な応答を判断する力
・日常会話のリスニング
→ 会話の流れ、話し手の意図、口語表現の理解
・アナウンス(告知・案内など)の聞き取り
→ 重要な情報(誰が・何を・いつ・なぜ)の把握
・アカデミックな講義のリスニング
→ 主旨、構成、話の展開、話し手の目的の理解
音声は全体的にコンパクトでテンポが速く、単なる内容理解にとどまらず、話し手の意図や会話の流れを瞬時に捉える力が求められます。そのため、細かい単語の聞き取りだけでなく、文脈から意味を補いながら全体像を理解する力が重要になります。
ライティング
23分、12問
ライティングセクションでは、英語で自分の考えを整理し、状況に応じて適切に表現する力が評価されます。新形式では、従来のエッセイ中心の構成から、より短時間で実用的な文章を書く形式へと変わり、文法の正確さや要点を簡潔に伝える力が重視されるようになっています。
具体的には、以下のような形式が出題されます。
・語順を並べ替えて正しい文を作る問題
→ 文法理解や基本的な構文力
・メール作成
→ 与えられた状況に対して、要点を整理しながら適切に返信する力(80〜120語程度)
・アカデミックディスカッションへの投稿
→ 授業内の議論を想定し、自分の意見を簡潔に述べる力(100〜130語程度)
全体的に、長文を書く力というよりも、限られた時間の中で、内容を整理して分かりやすく伝える力が求められます。そのため、複雑な表現を使うことよりも、文法的に正確で、論点が明確な文章を書くことが重要になります。
スピーキング
8分、11問
スピーキングセクションでは、英語を聞いて理解し、それに対して適切に応答する力や、自分の考えを分かりやすく伝える力が評価されます。新形式では、従来のスピーチ型の回答だけでなく、より実際の会話に近い形式が取り入れられ、発話の正確さ・流暢さ・即応性が重視されるようになっています。
具体的には、以下のような形式が出題されます。
・聞いた英文をそのまま繰り返す問題
→ 発音・リズム・正確さ(リピート能力)
・インタビュー形式での応答
→ 身近な話題について、質問に対して即座に答える力(各45秒程度)
リピート問題では、短い英文を一度だけ聞いて再現する必要があり、音声の処理力と発話の正確さが問われます。問題は徐々に長くなり、難易度も上がっていきます。インタビュー形式では、個人的な経験や意見について答えるだけでなく、理由や背景を説明する力も求められます。準備時間がないため、その場で考え、自然に話す力が重要になります。
全体として、あらかじめ準備した回答を話すというよりも、実際の会話の中でどれだけスムーズにやり取りできるかが評価される構成になっています。
TOEFL iBT®の準備方法
学習計画の立て方
TOEFL iBT®の準備を始める際には、まず新形式の試験構成や出題形式を理解することが重要です。特に2026年以降は、Adaptive(適応型)形式が導入されているため、従来のように出題パターンを前提とした対策だけでは対応しにくくなっています。
そのため、試験の流れを把握したうえで、自分の英語力を客観的に確認し、「どのスキルを優先的に伸ばすべきか」を整理することが重要になります。
実践練習
実際の試験に備えるためには、練習問題や模擬試験を通して問題形式に慣れることはもちろん、異なる難易度や出題パターンに対応する力を身につけることが重要です。Adaptive形式では、解答状況によって問題の難易度が変化するため、特定のレベルや形式に慣れているのみでは実際の試験で対応が難しくなります。
そのため、模擬試験や問題演習では、難易度の異なる問題に触れ、初見の問題に対応するといった点を意識することが効果的です。
スキル別の学習方法
各セクションごとに求められる力も、新形式ではやや変化しています。
リーディングでは、長文読解に加えて、短い文章から要点を素早く把握する力が求められます。日常的な英文(メールや案内など)にも触れておくと有効です。
リスニングでは、講義だけでなく日常会話やアナウンスも含まれるため、さまざまな英語音声に触れ、話の流れや意図を理解する練習が重要です。
スピーキングでは、準備時間なしで答える問題や、聞いた内容を再現するタスクが含まれるため、即座に反応する力や発話の正確さを意識した練習が必要です。
ライティングでは、長文エッセイではなく、メールやディスカッション形式で簡潔に意見を伝える力が求められます。短く分かりやすく書く練習が効果的です。
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TOEFL iBT®受験のメリット
TOEFL iBT®は、特に海外進学を考える際に有力な選択肢の一つとなります。そのメリットを見ていきましょう。
世界に通用
まず、世界中の多くの大学や大学院がTOEFLスコアを入学基準として認めているため、スコアを取得することによって海外教育機関への進学の道を開くことができます。特に英語圏の大学では、TOEFLスコアが高いことが入学条件を満たす上で大きなアドバンテージとなります。
また、TOEFL iBT®はアカデミック英語力を総合的に評価するため、受験者はリーディング、リスニング、ライティング、スピーキングの各スキルをバランスよく向上させることが求められます。高得点を目指して受験勉強する方がほとんどのため、学習過程を通じて、実践的な英語力が身につけられ、留学後の学業や日常生活においても役立ちます。2026年以降はより実用的な英語運用能力を測る試験へと設計が見直され、スコアと実際の学習環境との関連性もより高まっています。
加えて、TOEFL iBT®はインターネットを介してすべてのセクションの受験ができるため、ネット環境が整っていれば、世界中のどこからでも受験が可能です。自分のスケジュールに合わせて試験日の選択ができるのはありがたいですね。
カナダ国内全てのカレッジ・大学がTOEFLを採用
北米ではTOEFL iBT®は広く普及しており、カナダ・アメリカの高等教育機関では、留学生が英語力を証明する代表的な試験の一つとして利用されています。TOEFL公式サイトによると、カナダにおいては100%のカレッジ・大学(つまり、全てのカレッジ・大学)がTOEFL iBT®スコアを認めており、多くの大学院プログラムでも主要な英語試験としています。
また、日本人は対象ではありませんでしたが、カナダの学生ビザ申請方法の一つ、Student Direct Stream (SDS)では2023年8月よりTOEFL iBT®を英語力証明として取り入れたなど、一部のビザ制度において英語力証明として利用された実績があります。
TOEFL iBT®自体が学術的な内容になっているため、大学での講義はもちろんテキストの読解や論文作成、討論など、テスト勉強することによって進学後も役立てることができます。
日本での進学・キャリア形成
日本でよく知られているのはTOEICや英語検定ですが、近年、TOEFLも多くの教育機関や企業で取り入れられてきています。2023年時点では、日本全国の大学のうち、200以上の国公立・私立大学でTOEFLスコアが採用されています。総合型選抜(旧AO入試)での評価やスコアによっては英語試験の免除、特に外国語系の学部や大学では出願要件に含まれていることもあります。(TOEFL iBT®の採用基準については同じ大学内であっても学部によって異なります。)
就職・転職活動においては、日系企業の場合、TOEFLも評価対象となる場合はありますが、やはりTOEICの方が日本国内での受験者が多いこともあり、企業にとって応募者のスコア比較がしやすく、一般的には有利とされています。一方、外資系企業や近年グローバル化している日系企業ではTOEFLを英語力の指標として、採用活動に取り入れています。一般的に日本人の皆さんが受験するTOEICはリスニングとリーディング試験のため、4技能が評価されるTOEFL iBT®の場合、企業側で総合的な英語力の判断ができます。
TOEFL iBT®の改進
● 公式サンプルテストで実際のテストに限りなく近い体験が可能
● アカウント登録により、申し込みやスケジュール管理が容易
● 無料のセミナーや練習教材を提供
● テスト時間は2時間未満
● テスト終了時に非公式のリーディング、リスニングスコアが確認できる
● 公式スコアはテスト後4~8日で受取可
● スコアと同時に詳細なフィードバックがあり、改善点を明確化できる
受験方法
※アカウント作成の際には政府発行の身分証明書と同じ氏名、生年月日を登録する必要があります。相違が生じる場合、テスト受験ができず、受験料の返金もありませんので、登録の際は誤りのないようご注意ください。
※身分証明書は原本、物理的、政府発行、有効期限内、姓名・生年月日が記載されている、証明写真付き、署名が入っている、という条件があります。一般的にはパスポートが利用されます。
アカウントを作成すると…
・テスト日程の変更やキャンセルができる
・TOEFL® TestReady™ にアクセスができる
・スコアやフィードバックの確認やダウンロードができる
など
TOEFL iBT®では教育機関等に提出する際は提出期限の遅くとも2-3ヶ月前までには受験すること、希望日程の4ヶ月前には登録することを推奨しています。
※教育機関等に提出する場合、ETSから直接結果送付が可能な機関があります。直接送付を希望する場合は受験登録時に指定します。
※公式問題集や準備パッケージの購入も可能です。
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※カナダを含む北米、または中南米で受験される方に適用されます
受験日程が正しく反映されているか、アカウント内から確認しましょう。
試験当日
自宅受験・会場受験共通
・身分証明書の準備
※日本人がカナダで受験する場合、パスポートが必要です。
自宅受験
自宅受験の場合は、静かな環境や機材要件を満たす必要があり、事前にシステムチェックを行うことが推奨されています。
会場受験
チェックイン時間に余裕を持って、テスト開始の30分前には会場に到着しているようにしましょう。
TOEFL iBT® Information Bulletin (PDF)
まとめ
TOEFL iBT®は、英語を母国語としない人々にとって、海外大学・大学院への進学時に英語力を証明する代表的な試験の一つです。カナダを含む北米を中心に多くの教育機関で採用されており、進学を目指す方にとっては有力な選択肢となります。
また、2026年以降の試験では、従来よりも「実際に使える英語力」を重視する設計へと変化しており、講義理解や意見発信といった、留学後に必要となるスキルがより直接的に評価されるようになっています。
そのため、単にスコアを取得するための試験としてではなく、「進学後にどれだけ英語を使えるか」という視点で準備を進めることが重要です。自身の目的や進路に合わせて、TOEFLをどのように活用するかを考えることが、今後の学習や進学準備にもつながっていきます。
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※カナダを含む北米、または中南米で受験される方に適用されます


