1. HOME
  2. 留学生活・留学準備
  3. カナダ留学中の紫外線。夏だけではない!1年中気を付けたいUV対策

カナダ留学中の紫外線。夏だけではない!1年中気を付けたいUV対策

カナダ留学中の紫外線。夏だけではない!1年中気を付けたいUV対策

カナダと聞くと「雪」「寒さ」「冬」のイメージが強いかもしれませんが、紫外線(UV)は季節を問わず存在します。

スキー場での雪の照り返し、冬の晴れた日の冷たい空気の中でも、紫外線は肌や髪にダメージを与えるものです。そして夏になると、日差しの強さが一気に増し、肌の露出も多くなるぶん、対策がより必要になります。

こちらの記事では、カナダで1年を通じて、特に夏本番に向けて知っておきたい紫外線の基礎知識と具体的な対策を、専門機関のデータを踏まえながらご案内します。

カナダで留学してみませんか?
  • カナダの大学・カレッジ進学に興味がある
  • ワーホリで働きながら留学したい
  • カナダで就職・移民が気になる
  • Co-op、看護師留学など多数取り扱い

あなたに合った留学のカタチをご紹介します。留学のご相談は無料です。

専門機関データより:紫外線(UV)とリスクについて

  • ・UV Index(紫外線指数)は、カナダ政府Environment and Climate Change Canadaによって管理されており、0 から 11+ のスケールで表されます。値が高いほど、太陽の紫外線が強く、肌・目・免疫系への影響が大きいことを示しています。
  • ・WHO(世界保健機関)なども、UVI(UV Index)が3以上になる日は紫外線対策をするよう推奨しており、カナダ政府はUVIが3以上の日は、肌の日焼けや目へのダメージのリスクが増加するため、「帽子・日焼け止め・日陰を使う」などの対策をするよう注意喚起しています。
  • ・たとえ曇りの日でも紫外線は存在しており、また雪など反射する表面がある場所では、紫外線の影響は強まることがあります。特に雪は反射率が高く、冬でも屋外活動の際には注意が必要です。
  • ・紫外線曝露は、肌の「バリア機能(肌の保湿や外部からの刺激を防ぐ機能)」を損なうことが、いくつかの研究で確認されています。例えば、UV+日焼け止めによるケラミドを含むクリームの使用で、肌の水分量の増加、赤みの低下、皮膚バリアの改善が見られたという結果があります。
  • ・過度の紫外線曝露は、短期的には日焼けやシミ・そばかす、長期的には皮膚がん(メラノーマなど)や目の障害、免疫抑制等のリスクを高めます。

紫外線対策:1年中できる基本 & 夏に特に注意したいこと

以下は、季節を問わず有効な紫外線対策と、夏のピーク時に気をつけるポイントです。

① UV指数(UV Index)を毎日チェックする

出かける時には天気予報を確認する方が多いと思いますが、気温や降水確率だけではなく、UV指数(UV Index)は確認していますか?朝の天気予報やカナダ政府の公式サイトで、その日の UV Index を確認しましょう。UV指数が3以上になる時間帯(主に午前11時〜午後3時)は、紫外線対策を必ず行う必要があります。(一般的に、カナダの4月から9月の午前11時から午後4時までは曇りであってもUV Indexが3以上になっています。)

カナダ留学中の紫外線。夏だけではない!1年中気を付けたいUV対策・UVI・紫外線指数・太陽光・天気予報

② 肌ができるだけ隠れる服を着用する

UV Indexが3以上の場合は、長袖のシャツ、長ズボン、つばの広い帽子など、露出を減らす服装を心がけましょう。特に薄手で通気性の良い素材を選ぶと快適に過ごせます。サングラスはUVA・UVB両方に対応しているものを使いましょう。

カナダ留学中の紫外線。夏だけではない!1年中気を付けたいUV対策・日焼け対策・帽子

③ 日焼け止めを正しく使う

以下のポイントを意識して、日焼け止めを選びましょう:
・SPF30以上
・Broad Spectrum(UVA + UVB 両方に対応)
・Water-Resistant(耐水性)表示があるもの
外出の20〜30分前に塗布し、汗をかいたり水に触れたりした後はこまめに塗り直すことが大事です。

カナダ留学中の紫外線。夏だけではない!1年中気を付けたいUV対策・日焼け止め

④ 暑い時間帯の外出を避ける・日陰を利用する

太陽が高くなる正午前後(およそ午前11時〜午後3時)は特に紫外線が強くなり、UV Indexも3以上になっていることが多いです。自分の影が自分より短いときは、日差しがとても強いというサインです。外で過ごす時間をこの時間帯に集中させないようにするか、外に出なければならないときは、日影がある場所、傘や屋根付きの場所を活用しましょう。

⑤ 十分な水分補給を心がける

水分補給と紫外線とは一見関係がないようにも思えますが、紫外線を浴びると、肌の表面の皮脂膜・角質層などのバリア機能が損なわれ、水分が逃げやすくなります。その結果、肌が乾燥しやすくなるだけでなく、全身の水分も消耗し、熱中症などのリスクが上がります。のどの渇きを感じる前から、こまめに水分をとることが重要です。特に夏の屋外活動が長くなる日は、冷たい水やスポーツドリンクを少しずつ頻繫に摂るようにし、肌の乾燥対策として保湿も併用しましょう。脱水症状(めまいや頭痛、倦怠感など)が出る前に意識的に水分補給を心がけてください。

カナダ留学中の紫外線。夏だけではない!1年中気を付けたいUV対策・水分補給・脱水症状

⑥ 髪のケアも忘れずに

髪は肌よりも日光や反射光を受けやすく、キューティクルが破れたり、ごわつき・ツヤの喪失を招くことがあります。外出時は帽子をかぶるか、UVカットのヘアスプレーを使うなどの工夫を。そして、特に夏やスキー場など紫外線を多く浴びた日は、トリートメントなどのアフターケアも大切です。

カナダ留学中の紫外線。夏だけではない!1年中気を付けたいUV対策・髪のダメージ・乾燥

まとめ:紫外線対策は習慣に

紫外線は目に見えませんが、肌・髪・健康に確実に影響を与えます。特に夏は、日差しの強さ・活動時間・反射光などの要素が重なってリスクが高まります。本記事で紹介したように、UV指数の確認・適切な服装・信頼できる日焼け止め・水分補給・髪のケアを日常の習慣にすることで、トラブルを防ぎつつ外での時間を心から楽しむことができます。カナダでの留学生活を思い切り楽しむためにも、こまめな紫外線対策を心がけましょう!
 



📩 留学・留学準備に関するご相談はこちら

留学やカナダの留学準備について、もっと詳しく知りたい方は、お気軽にお問い合わせください。

関連記事