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実録!本当にあったトラブル【盗難編】留学生が実際に遭った盗難被害と防止策

皆さんが留学先を決める際、”安全””治安が良い”をキーワードとして選ばれることが多いです。

日本は最も安全な国の一つとして知られていますが、カナダもその一つ。留学を検討されている方、留学生の方はご自身でも調べてご存知の方もいらっしゃるかもしれません。世界十数か国を旅した筆者もカナダ、オーストラリアは比較的治安が良いと肌で感じます。

世界的に見ても安全と言われるカナダですが、私たち日本人からするとやはり外国であることには変わりありません。日本で暮らしている感覚と同じ感覚で生活するのではなく、身の回りの物や貴重品の管理には十分に注意をしましょう。

自分は大丈夫!と高を括らず、トラブルに巻き込まれないように意識しながらカナダ滞在をいただけるよう、実際にあった体験談を参考にしてみてください。

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ファーストフード店での置き引き被害

トロント生活1ヶ月目のAさん。語学学校でたくさんの友人ができ、帰りにカフェやファーストフード店でおしゃべりを楽しむのが日課です。いつものようにかばんをイスの下に置いて話し込んでいました。帰り際、ふと見ると、かばんが無い!!!周囲の人に聞いてみても「知らない」の一言。店員さんも、「盗難は責任は取れないので」とそっけない対応。泣く泣く帰ろうとした所、店員さんがトイレの中から既に中身が空っぽになったかばんを見つけてくれました・・・。

被害
かばんの中にあった、財布、携帯、電子辞書、パスポート。

その後
警察に届け出た所、警官立ち会いのもとで監視カメラをチェックしてもらえることに。そうすると、後ろに挙動不審な男性が1人で座り、足でイスの下のかばんを引き寄せそのままトイレに消えました。その場に一緒にいた友達5人は誰一人気付かなかったそうです。犯人は捕まりませんでした。

道端での盗難

海外生活に備え、携帯電話を新調したBさん。音楽を聞きながらのトロント街歩きが趣味です。夕方、ブロアストリート(ご存知の通り、人通りは多いです)をぶらぶら歩いていると、手元にあった携帯電話をもぎ取られました。あっと言う間に遠ざかる犯人。あっけに取られて追いかけることもできなかったそうです。

目撃した人によると、犯人はかなり手前から走り出し、その勢いで手元から奪って走り去ったのでした・・。

被害
携帯電話

その後
同じ場所で同じ手口で被害に遭ったという方が続出。同じ人物なのか、グループなのか・・・。特に狙われているのはiPhoneです。

安心なはずの学校での盗難

語学学校に通っているCさん。学生ラウンジの居心地が良いので、放課後は友人みんなで残っておしゃべりしています。荷物はソファの所にみんなが置いているし、小規模な学校でみんな顔見知りなので、まさか生徒間の盗難などはないだろうと、安心していました。ゲームに誘われたため、少し席を外して戻ってくると、自分のかばんだけがない!

被害
かばんに入っていたもの全て

その後
学校内に監視カメラはなかったので実際の所は分かりませんが、ビルの入り口のカメラには、同じ時間帯に男性2名が連れ立って外部から入り、すぐ出て行く姿が映っていました。さらに、その2人組を校内で見た!という生徒が複数人出たため、外部者の犯行と予想されました。特に大規模な学校では、様々な人が出入りします。学校内だからと安心せず、必ず手元に持ち物を置いておきましょう。

自宅近くでの路上強盗被害

1年のワーホリの後、帰国を1週間後に控えたDくん。お別れ会を開いてもらい、ほろ酔い気分で帰宅。後ろから3人組の男性が来ていましたが、この1年間クラブなどで遊んで真夜中になった時ですら危険な目には一度もあったことはなく、ケンカにも自信があったので、気にせず自宅の方へ。「近づいてきた!ヤバイ!」と思った時には既に遅く、一人に角材のようなもので殴られ、2人がかりでかばんを奪われました。

被害
かばんごと、パスポートや財布など。携帯だけはポケットに入っており無事でした。

その後
幸いにもすぐにかばんを手放したため、擦り傷とたんこぶだけで済みました。パスポートの再発行が間に合い、無事に帰国されましたが、帰国間際のとても苦い経験となってしまいました。

公共交通機関での盗難

トロントでたくさんできた韓国人の友人との楽しみは何と言っても飲み会!トロントでは24時間バスが走っているので、終電の心配がないトロント最高!と、たくさん食べて、酔っ払って、週末を満喫しているEさん。この日もバスに乗ったのですが、さすがにお酒が過ぎたのか、携帯ゲームで遊びながら少しウトウト・・・・。ふと目を覚ました時には、手の中から携帯だけが消えていました。

被害
買ったばかりのiPhone

その後
バス内の事件ですが、乗った時にどんな人がいたのか、何人くらいいたのか、いつなくなったのか、思い出せなかったので泣き寝入り。その後は、バス内で眠り込むのだけはやめよう!と誓ったそうです。

シェアハウスでの紛失・窃盗被害

ドアを開けてそのままビルの階段を上がり、右のドアを開けると大家さんの居住エリア。左を開けると自分が住むエリアと、玄関が全く別なシェアハウスを発見したFさん。夜中の帰宅も多いので、ほぼ一人暮らしのようなもの!と喜んでいたのですが、ある日帰宅すると自分の方のドアのカギが壊され、物色されたらしい部屋を目の当たりに・・・。

被害
家にあった現金、PC、デジカメ、一部の衣服。

その後
この物件で残念だったのは、カギがあるとは言え、部屋用の簡易なものだったので簡単にこじ開けられてしまったことと、自分側に被害がなかったために、大家さんに全然協力する姿勢がなかったことです。大家さんにはドアの鍵もFさんが壊されたと言っているだけで、実は鍵を失くしてしまったから壊れたなどと言っているのでは?と疑われ、大家さんとの関係も悪化してしまったそうです。

旅行先での被害

トロント滞在を終え、南米へ旅立ったGさん。留学時代のクラスメイトにもたくさん再会できて、大満足です。後は帰るだけ!という朝、ふと早く目が覚めたので、空港で少しゆっくりしようと早めにホテルを出ました。歩いている途中、前から来た男性が何の前触れもなく殴りかかってきて、そのまま荷物を強奪されました。

被害
全ての荷物、パスポート、現金

その後
大使館や家族の助けを借りてなんとか帰国できたものの、写真や、手紙、教科書など、留学時代の思い出が全て奪われてしまった無念さは言葉にできません。

駅のすぐ近くの夜道での強盗

アジア人が多いエリアでのハウスパーティーに参加したHくん。日本人としては体格の良い方だったので、少しも心配することなく、メインストリートとは逆方向にある友人の家へ急ぎます。そこへ、アジア人ではない男性が2人で近寄って来て、一人が後ろからHくんを羽交い締めにし、「銃がある、動くな」と脅しました。恐怖で固まっている間にもう一人がジャケットを探り、財布と携帯を奪われました。

被害
財布、携帯

その後
被害にあったすぐ20メートル後ろは地下鉄の乗り口で、人の声が聞こえているので、「撃たれない」とは思ったものの、生きた心地がしなかったそうです。実際には見ていないため、本当に銃を持っていたのかは不明です。

いかがでしたか?
盗難といえど、気づかずに盗まれるパターンや実力行使で暴力につながるものまで、留学生でつらい経験をされている方もいます。どれも決して人事ではない、自分に起こってもおかしくなさそうな事例ではないでしょうか。

被害に遭った方々は、決して特別に不注意だったわけではありません。また、危険エリアだったということもなく、留学生の皆さんが、絶対に行ったことのある場所/エリアばかりです。

被害に遭ってしまったら?

まずは、警察へ被害届けを出してください。

留学保険などで、ケガ・携帯品の補償がされる場合でも、警察への届出番号が必要となります。また、最寄りの警察署ではなく、管轄があることが多いため、被害にあったエリアの警察署に届け出ましょう。

お財布やスマホ等が狙われるのは、現金やクレジットカードを抜き取ったり、すぐに売り払ったりということがしやすいためです。

残念ながら、警察に届けたとしても、すぐに捜査が行われ、盗まれてしまった物品が取り返されることはまずない、と考えましょう。

そのため、何より大事なのは被害に遭わないことです。

まとめ

残念ながら、留学期間の中で、盗難や窃盗などの被害に遭う方は実際にいらっしゃいます。

多くの場合で、盗まれてしまったお金や物が戻ってくることはありませんし、カナダでのせっかくの楽しい思い出が、苦い思い出に変わってしまうのはとても残念なことです。

「自分だけは大丈夫!」とは思わず、今日から少しだけ注意をして過ごしてくださいね。

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