カナダ進学者の声-Seneca College編-

Seneca Collegeは1966年に創立された、トロント市内周辺に10のキャンパスを持つカナダ最大のコミュニティカレッジです。
トロント市内でも人気のあるSeneca Collegeに進学された方々より、進学の理由や学校生活についてのお声が届いておりますのでご紹介します。
Seneca Collegeの学校情報はこちらをご覧ください。
- カナダの大学・カレッジ進学に興味がある
- ワーホリで働きながら留学したい
- カナダで就職・移民が気になる
- Co-op、看護師留学など多数取り扱い
あなたに合った留学のカタチをご紹介します。留学のご相談は無料です。

目次
Interactive Media Design プログラムの受講生
カレッジ進学を決めた理由は何ですか?
最初に留学した時は、英語を伸ばすことが目的でしたが、英語とデザインについてもっと勉強してみたかったので、留学中にカレッジ進学を決意しました。前職とまったく違う業種に挑戦したいという気持ちがあったのと、パソコンが好きだったため、Interactive Media Designへ進むことにしました。
英語力の向上のために普段どんなことをされていましたか?
ボキャブラリーを増やすために、単語を覚えることを頑張っています。単語だけだと忘れやすいため、単語だけで覚えるのではなく、例文で覚えるようにしています。Duoは愛読書です♪
あとは、映画を見て、巻き戻したりして何回も見て英語を覚えることもしました。最近は学校の課題が忙しくて、映画が見れていないですが聞き流すことをしています。
プログラムの実際の授業内容や、クラスメイト(人種比率やモチベーションの有無など)、校舎、講師についてなど具体的にどんな様子か教えてください。
私の受講しているプログラムはカナディアンと留学生の比率が半分半分くらいです。内容は、盛沢山でデザインについて(ビデオ、写真、ウェブ、出版のデザインなど)すごく豊富です。一つひとつはそんなに深くは学べないですが、広く学べる事が特長です。多くのデザインについて学んでいるのでとにかく忙しいです。ただ、いろんな視点からデザインが学べるのでとても面白いプログラムだと思っています。自分が一番好きなプログラムはDesign Principlesです。雑誌のページをデザインしたり、ブロッシャーやチラシ、ポスターを作ったりしています。写真と文字を組み合わせて一つのデザインを作っていくのですが、イラストレーター、インデザイン、フォトショップを使って作成していきます。使うプログラムのアプリケーションはほとんどがAdobeで、自分のパソコンを持っていなかったとしてもカレッジの施設が整っているので、学校で課題をするのであれば、パソコンもアプリケーションも不要です。
Professorは質問したら、すごく丁寧に答えてくれますが、やはりそこはカナダで、質問をしないと教えてもらえません。ですので、カレッジに行って学びたい人は必ず先生に質問しましょう。(笑)
カレッジのシステムはとにかくオンライン上が多いです。課題の提出、課題の期限の確認もすべてがカレッジのオンライン上システムのため、見逃すこともありそうで怖いです。
私のキャンパスはヨークキャンパスというところですが、キャンパスが広くてよく迷います。校舎全体はとても綺麗で、パソコンも最新のものも多くあり、設備も揃っています。MACもありデザインを学んでいる私にはとても便利です。
カナダのカレッジに進学して思ったことは日本人は本当に勤勉だなと思いました。日本人は細かいところまで気を遣いながら課題をこなしますが、多くの外国人はだいたいができれば良いという適当な部分があるので、びっくりしました。
アドバイスとしては、個人的には、授業に早めに行っていい席を確保したほうがいいと思います。自分の取っているクラスだと、場所によってホワイトボードが見えづらいです。先生の話が聞こえやすく、ホワイドボードが見えやすい場所を確保しましょう。先生はとくにそういった事情は考慮してくれません。
カレッジ生活全般を通しての、ご自身の率直な感想を教えてください。
とにかく忙しいです。
また、英語が壁だと感じています。カレッジ生活ではどうしても課題で追われてしまい、英語を勉強したいとは思っているものの、課題が終わってもさらに課題。。と純粋に英語の勉強はできていません。悪循環ではありますが、できるだけ英語を勉強するよう心掛けています。
カナダのカレッジはどちらかというと日本の専門学校みたいです。実践的に学んでいくため、日本の大学みたいに飽きないで学ぶことができます。
また、カレッジには日本人はとても少ないです。2セメスター目ですが、日本人に会ったことは数えるほどしかないです。韓国人と中国人は見かけますが、日本人に会うとテンションが上がりますね!
カレッジ進学後のご自身の英語力についてはどのようにお考えですか?不足しているとお考えの場合、どのような場面でそれを感じますか?
聞く力が今は欲しいと思います。喋るのは自分のペースで喋れますが、聞くのは相手のペースでコントロールができないので難しいです。何回も聞き直すのも悪いなと思いますし、分かったふりをするのもコミュニケーションが成り立たないので、今は聞く力を特に身に付けたいと思っています。個人的には日本人は読み書きの力はあると思います。私も書くことには不自由していないです。もう少しで夏休みなので、夏休み中に聞く力をつけようと思っています。
在学中にアルバイトをされている(していた)場合、どのような職種でどれくらいの頻度でされていましたか?またそれによって良かったことはありますか?
土曜日に日本語学校で、外国人に日本語を教えています。毎週土曜日の午前の2時間ほどなので、学校が忙しい私にはぴったりだと思っています。最初はボランティアで行ったのですが、日本で元々教師をやっていた経歴を知った校長先生からアルバイトとして働くことを提案され、働いています。ラッキーでした♪
留学生活で困ったことがあったり、ストレスを感じたときはありますか?またそれらをどのように解決していますか?
最初はレジデンスに住んでいたのですが、家賃が高かったため引っ越しました。新しく引っ越した先のルームメイトがあまりにも汚く家を使っていたり、騒音を出していたため、すごくストレスでした。でも最近新しく引っ越したので、そういったストレスからは解消され、今は特に問題なく過ごしています。
ただ一つ苦手なのは、カナダの寒さです。寒いのが苦手なため、カナダの寒さはとても堪えます。寒いのが苦手な方はトロントの冬は注意です。
現在進学をお考えの方にアドバイスがありましたら教えてください。
Professorと仲良くなることがおすすめです!Professorと仲良くなると、自分があまり英語ができないことを分かってもらえるので、気にかけてもらったり、点数をつけてもらうときにも少し考慮してもらえている気がしています。(笑)
あとはできるだけ、日本で英語を勉強することをおすすめします。カレッジに入ってからでは、英語を勉強する時間はありません!
Accounting and Payrollプログラムの受講生
カレッジ進学を決めた理由は何ですか?
ワーホリ後、アカデミック・ビジネスの分野での英語力不足を感じていたのでそれを向上させるためとカナダで自分が興味があった分野でオフィスワークをしたかったため。日本でも会計には少し興味がありましたが一度もタッチしたことがなかったので、その職種に就くためにまずカレッジに行こうと思いました。
英語力の向上のために普段どんなことをされていましたか?
新聞をたくさん読んだり、UCTPで使った教材を繰り返し復習したり、自分でテーマを決めてエッセイを書いていました。
プログラムの実際の授業内容や、クラスメイト(人種比率やモチベーションの有無など)、校舎、講師についてなど具体的にどんな様子か教えてください。
このプログラムの授業はCanadian Payroll Association (CPA)と連携した4コースが2セマスター目から4セマスターまで順に組み込まれます。そのためセネカの授業料の他に$340(税別)を1コースごとにCPAに支払わなければいけません。授業内容は主にAllowance, Taxable Benefit等の計算方法、カナダ各州のpayroll規定、T4やROEの作成等です。講師もPayrollの職に就いてから約5年は毎日が勉強だったとおしゃっていたのでやはり現場のいろいろなケースをすべて正確にマスターするためにはCPAコースの修了だけでは足りないのだと思います。Payroll Technology Practicumという4コースの内の一つは現時点ではセネカのみがトロントのカレッジで提供しています。Ceridianというカナダの企業が使用しているpayrollのシステムを使い、payrollをプロセスする前の事前準備、payrollのプロセス、プロセスしたpayrollのジャーナルエントリー、マニュアルチェックの発行やターミネーションなどを行うためCPAの他の3コースよりも興味深いです。
このプログラムのクラスメートは年齢層が少し高めで大半の生徒が20歳代後半~30歳代後半です。人種比率はカナダ国籍の学生が半分弱、残りはインド、韓国、中国、南米、北欧の生徒の混ざり合いです。このプログラムの生徒は、ビジネスコース共通で取る授業で会った他のプログラムの学生に比べ真面目でモチベーションが少し高いように感じます。
講師については、一つのAccountingのコースで、教科書に全く沿わず自身の現場での経験・知識が講義内容となる教授にあたりテスト対策に困った経験がありましたが、それ以外は特に大変な講師にあたったことはなく解かりやすい講義で、課題等にてこずっている場合は積極的に助けてくれたりとモチベーションの高い教授のもとで勉強できました。
カレッジ生活全般を通しての、ご自身の率直な感想を教えてください。
カレッジ入学前は、学校終了後もっと友達と一緒にでかけたりなど楽しい生活をイメージしていました。実際セネカに入ってみると生徒の大半はクラスが終わるとすぐ家に帰ったりアルバイトにむかったりとすぐに散ってしまい、私の日本の学生生活の時と比べると友達と放課後に遊ぶことがかなり少ないため想像していた学生生活と違う感覚がありました。クラスの空き時間も、友達とランチをカフェテリアで食べ終わった後、図書館やコンピューターコモンに行って宿題などをしたり、ソファーなどで睡眠不足を少し解消したりと個々の時間を過ごしている学生が思っていたよりも多いことに少し驚きました。
想像していたカレッジ生活とは少し違って驚くこともありましたが、同じプログラムの中で気のおけない、学校内外でも助け合える友人たちに出逢うことができたので忙しいながらも恵まれた学生生活を送っていると思います。
カレッジ進学後のご自身の英語力についてはどのようにお考えですか?不足しているとお考えの場合、どのような場面でそれを感じますか?
Presentationを除きwriting・speakingともに今のところは上達したと思います。Writingについてはカレッジ進学前のUCTP(Helen)と1st セマスターのEAC149(カレッジイングリッシュの一段階前のコース)でかなりは鍛えられ自分の主張を例や統計などでサポートし論理的に書けるようになりました。そのためカレッジでのすべての課題・レポート・エッセイも自分の納得のいく成績を得ることができています。Speakingはグループワークで積極的に意見を交換していたのに加え、メンバーがカナディアンのみのグループの中でも常にリーダー的役割に回ることが多かったため自分の意見をはっきり伝えることができるようになったとともに、他のグループメンバーへの情報伝達能力も向上したと思います。
ただプレゼンテーションの機会が他のビジネスコースに比べ少なかったため、public speakingについては能力不足だと感じます。1対1やグループ内では考えていることを話すことができるのに大勢の前だと言葉がとんでしまう時にに痛感します。
在学中にアルバイトをされている(していた)場合、どのような職種でどれくらいの頻度でされていましたか?またそれによって良かったことはありますか?
Book Keeperとして週に2日、合計11時間働いています。QuickBooksの会計システムを使用して売上・支払いの入力やbank reconciliationを行うため学校のプログラムと関連している貴重な経験を培うことができ、履歴書にもカナダで就きたい職業に関連した実務経験として記載できるためこの仕事に就くことができ大きな利点があります。
留学生活で困ったことがあったり、ストレスを感じたときはありますか?またそれらをどのように解決していますか?
カレッジ生活で困ったことは今のところ特にありませんが、ストレスを感じる時はグループワークです。課題に対するモチベーションが同じくらいの生徒と一緒にくむ場合は問題ありませんが、そうでない場合は締切ギリギリまで調整しなければいけなかったり、グループ内で個々で役割を決めても結局自分の分量が他のメンバーに比べかなり多くなってしまったりとストレスを多々感じました。生徒の年齢・国籍・どれだけの頻度でアルバイトをしているか等によると思いますが、私の経験上からはカナディアンと組んだ方が苦労しました。残念ながら課題を提出し終えるまでそのストレスが解消されることはありませんでしたが、いつも自分のパートをいち早く終らせて他のメンバーのサポートにまわれるよう準備して少しでも自分の中で余裕をもってグループワークを取り組めるように努力しました。
現在進学をお考えの方にアドバイスがありましたら教えてください。
coop付きのプログラム・入学時期を選ぶ時に自分の学習スタイルやどれくらいアルバイトをしたいか等を考慮して選ぶと入学後に余裕をもって学業とアルバイトを両立しやすいと思います。夏休みがあるか否か、一つのセマスターにあるコースの量、コースの開講時期を事前にチェックするだけでも自身の予定が立てやすくなると思います。希望するカレッジやプログラムにもよると思いますが、1月入学の私は夏休みがなく、また一つ一つのコースをじっくり勉強したかったため、卒業を1セマスター分あとにずらして各セマスターで受講するコースを減らしました。9月入学のクラスメートは、夏休み期間中にほかのセマスターを取る時に負担になりそう科目を何コースか受講することも可能で卒業時期もずらす必要がなくアルバイトもたくさんしていましたが、私と同じ1月入学でさらにオプショナルでcoopをとっているクラスメートの場合、夏休みがないため6・7コースがあってもコーススケジュール通りに全部受講するしかなく大変そうでストレスアウトしていました。
Flight Services Operationsプログラムの受講生
カレッジ進学を決めた理由は何ですか?
語学学校に通っている時に、日本人で進学を考えている方とお話をする機会があったんです。その方は、将来海外で働きたいという思いから進学を決意されていました。その時、その方は“海外で仕事がしたいならネイティブと同じくらい話せないと海外で働くことはできない”っとおしゃっていました。日本にいたときは海外で大学やカレッジに行くと決意されている方に合う機会がなかったので、その方の話を聞いたことが私が進学に興味を持った理由です。その後、自分でカナダのカレッジについて情報収集をしていく中でSeneca college の Flight Services Operations コースに目が留まりました。もともと客室乗務員やグランドスタッフの仕事に憧れていたこともあり、Flight Services Operations コースの情報を見たとき、自分が将来なりたいものは、「客室乗務員になること」が一瞬頭をよぎりました。それと同時に、日本で客室乗務員として働くためには身長などの規定がいくつかあります。ですが、日本で客室乗務員として採用された人の中には身長などの規定がある中でも英語力があったから採用されたという方もいらしゃるそうです。それを聞いたときに、日本で働くにせよ海外で働くにせよ。やっはり英語は必要スキルだと感じました。それが、私が海外での進学を決めた大きな理由です。
日本の大学を卒業してからのカレッジ進学も考えましたが、家族とタイミングだったり、将来のことなどを話あって休学しての進学を決意しました。
カレッジ入学までの経緯を教えてくださいますか?
語学学校で大学/カレッジ進学のためのPathwayコースに在籍しSeneca Collegeへ9月入学を目指し必死に勉強をしました。Pathwayコースでは日本の大学教育と全く違う能力、プレゼンテーション能力、自分の意見を発言する能力、自分の想像や知識を使って答える創造能力などを求められ、精神的にも辛い時はありましたが、同じ目標をもったクラスメイトと切磋琢磨して無事Seneca Collegeに合格することができました!
カレッジで苦労したことはなんですか?
クラス外活動でカナダの航空会社Air Canada JAZZのトレーニングセンターで緊急時の対応、アナウンス、危険グッズの指導を受けてきました。そこで指導をしている人たちは、実際に客室乗務員の方々を訓練されている方たちでした。
海での緊急離着陸時の対応の予行訓練として、どのように乗客を誘導するか、そして緊急ボートをクルー達でどのように組み立てるのかなど、クルー同士のコミュニケーションは必須です。緊急事態の緊迫した状況を想定した水の上での訓練でしたので例えば一人が右に行き過ぎてしまった場合、不安定なボートの上ではバランスを崩してしまいます。その時に、“もう少しそっちに行って”等簡単なコミュニケーションをとりながら、自分も瞬時に聞き取ってそれに従うという対応が私にはできませんでした。
半端な英語力では緊急時、乗客の命を守れないこと。クルー同士のコミュニケーションは欠かせないもので、コミュニケーションなしでは人からの信頼は得ることができないし、人の命すら守れない。自分の英語力の低さを訓練時、思い知らされました。私たちの役目は乗客の保安、安全を守ることです。緊急対応訓練の中、瞬時に英語で対応できなかったことを怖いと感じたと同時に壁に感じました。
現在進学をお考えの方にアドバイスがありましたら教えてください。
ESLにもよると思いますが、上のレベルに行くとPathwayコースを取れる学校がありますので、1ヶ月でもいいのでPathwayコースは是非取ってもらいたいです。海外でのエッセイの書き方や、日本の英語教育と海外の英語教育を体験してもらいたいです。英語でのエッセイの書き方など日本では体験できないことを体験することができました。国の違い、教育の違いというものを実感しました。誰かの前で自分の意見をしっかりと伝える発言の機会が多いので、ぜひチャレンジして頂きたいです。ですので、チャンスがあるようでしたら是非1ヶ月でもいいのでPathwayコースを体験してほしいですね。