カナダの就職活動、第一印象は「握手」で決まる!|カナダ就活アドバイザーに聞く

カナダ留学・ワーキングホリデー等、カナダでは外国人に就労の機会が与えられています。しかし、就労するとなると立ちはだかるのが、就職活動の方法が異なることをはじめ、文化や言葉、経験の壁と様々です。
こちらではMYNDSが提携するMiyaco Careerの代表・カナダ就活アドバイザー、渡辺さんよりカナダでの就労や就職活動に関してご案内いただきます。
まさか自分も、握手ができていなかったなんて…
カナダ人の夫に日本の友人を紹介した日の夜のこと。夫がこんなことを言ってきました。
「あの人の握手、すごく弱かったけど、どうして?」
予想外の質問に、私は答えに詰まりました。
カナダでは、初対面の挨拶で握手をするのが一般的です。一方、日本ではお辞儀が主流で、握手の習慣はあまりありません。きっと友人は、握手に慣れていなかったのでしょう。
でもふと思いました。
「もしかして…私もちゃんと握手できてない?」
試しに夫に右手を差し出して、握手してもらいました。自分では「しっかり握った」つもりだったのですが…
「どう?」
「うーん、まだ弱いね。」
えっ、嘘!?そこそこ力を入れたつもりだったのに!
実際は、自分が思っているより“少し強め”に握るのが、ちょうど良い強さなんだそうです。今まで自分がしてきた握手が弱々しかったと思うと、少しゾッとしました。

渡辺さん
カナダでは、初対面の挨拶で握手をするのが一般的です。就職活動でも、第一印象は「握手」で決まります。
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カナダでは、握手が信頼のサイン
この会話をきっかけに、私はある大切なことに気づきました。
それは握手はただの形式的な挨拶ではなく、相手への敬意や、自分の信頼性を伝える大切なコミュニケーションだということ。
特にビジネスの場では、力強い握手が重視されます。逆に、ふにゃっとした握手は「自信がない」「信用できない」といったマイナスな印象を与えてしまいます。
これは、オフィス勤務に限った話ではありません。飲食店やホテルなど、どんな職場でも、面接や入社初日の挨拶ではしっかりと握手を交わすことが大切なんです。

「握手」で信頼をつかんだ経験
この出来事以来、私は初対面の相手には必ず目を見て、自分が思うより少し強めに握手するようになりました。
就職活動中も、面接のたびに自分から右手を差し出して、堂々と握手を交わしました。
「握手の練習」も、就活準備のひとつ
カナダでの就職活動を始めるとき、多くの人は職種の選び方や履歴書の書き方、面接対策を調べますよね。でも、「握手の仕方」まで調べる人は、意外と少ないのではないでしょうか?
自分が握手できていないなんて、なかなか気づきません。
でも、どれだけ完璧な履歴書や面接準備をしていても、握手が弱いだけで信頼を失ってしまったらもったいない!
正しい握手の方法をしっかり身につけて、チャンスをつかみましょう。

握手の正しい手順
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- 相手の目を見ながら「I’m ○○.」と言って、右手を差し出す
- 相手も名乗って手を差し出してくるので、少し強めに握り返す
※「少し強めに」は、日本人の感覚より“もう一段階強めに”を意識しましょう。
感覚は人それぞれなので、家族や友人と練習して、実際に体で覚えるのがオススメです。
カナダ就職につながる、信頼の握手
就活準備に、「握手の練習」も加えてみませんか?今日から家族や友人と、カナダ式の握手にチャレンジしてみましょう!
執筆者のご紹介
Miyaco Career
Kyo Watanabe – カナダ就活アドバイザー
Instagram: @kyo.miyaco
・Career Professionals of Canada の Career Development Foundations Course 修了
・飲食・航空・オフィス系等、多岐にわたる業界で日本人の就職活動を支援
・ハミルトンのマクマスター大学で9か月間の交換留学経験あり
・日本でIT営業を3年経験後、カナダ・トロントに移住、証券会社事務職として活躍中
Miyaco Careerのサービス、渡辺さんへのインタビューも併せてご覧ください▼


