地方・フランス語コミュニティー移民パイロット(Rural and Francophone Community Immigration Pilots)

カナダではビザや移民に関するアドバイス、申請代行は政府公認の有資格者が行うことになっています。
留学とビザは切り離せないもの。こちらではMYNDSが提携するKaede Immigration Servicesの代表・移民コンサルタント、阿萬さんより留学・ビザ・移民に関してご案内いただきます。

阿萬さん
今回は永住権プログラムの一つの「地方・フランス語コミュニティー移民パイロット(Rural and Francophone Community Immigration Pilots)」についてお話します。
- カナダの大学・カレッジ進学に興味がある
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- カナダで就職・移民が気になる
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あなたに合った留学のカタチをご紹介します。留学のご相談は無料です。

目次
地方・フランス語コミュニティー移民パイロット
(Rural and Francophone Community Immigration Pilots)
「地方・フランス語コミュニティー移民パイロット(Rural and Francophone Community Immigration Pilots)」は、以下の18のカナダのコミュニティーのいずれかに住んで働きたいスキルドワーカーのためのパイロット(試験的な期間限定の)プログラムです。
地方(Rural)コミュニティー
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- Pictou County, NS
- North Bay, ON
- Sudbury, ON
- Timmins, ON
- Sault Ste. Marie, ON
- Thunder Bay, ON
- Steinbach, MB
- Altona/Rhineland, MB
- Brandon, MB
- Moose Jaw, SK
- Claresholm, AB
- West Kootenay, BC
- North Okanagan Shuswap, BC
- Peace Liard, BC
フランス語(Francophone)コミュニティー
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- Acadian Peninsula, NB
- Sudbury, ON
- Timmins, ON
- Superior East Region, ON
- St. Pierre Jolys, MB
- Kelowna, BC
① 地方コミュニティー移民パイロット(Rural Community Immigration Pilot)の申請条件
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- このプログラムに指名された雇用主からジョブオファーをもらうこと。
- ジョブオファーと関係する職種で、過去3年以内に少なくとも1年(1,560時間)の職歴があること。
- 申請するコミュニティーの公立カレッジまたは大学の2年以上のプログラム卒業生、または2年以下の修士号や博士号プログラムの卒業生で、以下の条件に当てはまる場合、職歴は不要。
- 英語(CELPIP/IELTS/PTEのいずれか)またはフランス語(TEF Canada/TCF Canadaのどちらか)のテストを受験すること。TEER 0と1のジョブオファーは CLB 6、TEER 2と3は CLB 5、TEER 4と5は CLB 4が必要。
- 高校卒業以上の学歴があること(カナダ国外の学歴は査定を受ける必要あり)。
- 十分な資金があること(一緒に申請する家族の人数によって資金額が異なる)。
公立カレッジまたは大学の2年以上のプログラム卒業生
1. カレッジまたは大学に在学中ずっとフルタイムで就学していた
2. このPRプログラムに申請する18ヶ月以内にカレッジまたは大学を卒業した
3. 留学中、24ヶ月のうち少なくとも16ヶ月はコニュニティーに居住していた2年以下の修士号や博士号プログラム卒業生
1. 修士号・博士号のプログラムに在学中ずっとフルタイムで就学していた
2. このPRプログラムに申請する18ヶ月以内に修士号・博士号のプログラムを卒業した
3. 在学中ずっとコニュニティーに居住していた
② フランス語コミュニティー移民パイロット(Francophone Community Immigration Pilot)
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- このプログラムに指名された雇用主からジョブオファーをもらうこと。
- ジョブオファーと関係する職種で、過去3年以内に少なくとも1年(1,560時間)の職歴があること。
- 申請するコミュニティーの公立カレッジまたは大学の2年以上のプログラム卒業生、または2年以下の修士号や博士号プログラムの卒業生で、以下の条件に当てはまる場合、職歴は不要。
- フランス語のテスト(TEF Canada/TCF Canadaのどちらか)を受験すること。どのTEERのジョブオファーもCLB 5が必要。
- 高校卒業以上の学歴があること(カナダ国外の学歴は査定を受ける必要あり)。
- 十分な資金があること(一緒に申請する家族の人数によって資金額が異なる)。
公立カレッジまたは大学の2年以上のプログラム卒業生
1. カレッジまたは大学に在学中ずっとフルタイムで就学していた
2. このPRプログラムに申請する18ヶ月以内にカレッジまたは大学を卒業した
3. 留学中、24ヶ月のうち少なくとも16ヶ月はコニュニティーに居住していた2年以下の修士号や博士号プログラム卒業生
1. 修士号・博士号のプログラムに在学中ずっとフルタイムで就学していた
2. このPRプログラムに申請する18ヶ月以内に修士号・博士号のプログラムを卒業した
3. 在学中ずっとコニュニティーに居住していた
視野を広げてプラン立てを
最近はカナダへの永住の道が厳しくなってきていますが、Express Entry以外の永住権プログラムを視野に入れて行動することで、永住権取得への可能性が広がります。留学先を決めるところから永住権への道が始まると思ってプランを立てていくといいと思います。早めにプランを立てておくこと、そして一つのプランだけでなく、二つ、三つのプランを立てておくことをお勧めいたします。
カナダ留学・進学についてはMYNDSまでお気軽にお問い合わせください。
執筆者のご紹介
Kaede Immigration Services
移民コンサルタント 阿萬 ひとみさん(R512097)
Regulated Canadian Immigration Consultant (RCIC)でCollege of Immigration and Citizenship Consultants (CICC)メンバー
トロントを拠点にカナダのビザや永住権の代理申請のサポートを行っており、サービスは学生・就労ビザ、ワーキングホリデー、個人・結婚移民、雇用主が外国人労働者を雇うときに申請するLabour Market Impact Assessment (LMIA)など多岐に渡る。MYNDSのビザサポートの監修も行っている。
Kaede Immigration Servicesのサービス、阿萬さんへのインタビューも併せてご覧ください▼

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