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カナダ留学で学ぶボディポジティブ&体型にまつわるユニークな英語表現

カナダ留学で学ぶボディポジティブ&体型にまつわるユニークな英語表現

カナダの夏は思いのほか暑く、街ではTシャツやタンクトップ姿の人が目立ちます。そんな季節になると、ふと気になってしまうのが“体型”かもしれません。

ですが、カナダでは体型に関する考え方がとても多様です。細い=美しいという一面的な価値観ではなく、自分の体を受け入れ、健康的に過ごすことが何より大切とされています。「ボディポジティブ(Body Positive)」という考え方のもと、体型を否定するような表現は避ける傾向にあります。

とはいえ、親しい友人との間であれば、自分の体型をちょっと笑い飛ばすようなユーモラスな英語表現も存在します。今回は、カナダの文化を踏まえたうえで、英語圏で使われる「体型」に関するユニークな表現をいくつかご紹介します

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お腹まわりに関する英語表現

a spare tire(スペアタイヤ)
お腹まわりのぜい肉を、車の予備タイヤに見立てた表現です。
例文:I’ve got a bit of a spare tire these days…
 (最近ちょっとお腹にスペアタイヤついてきた…)

a beer belly(ビール腹)
ビールの飲みすぎ=お腹が出る、というイメージから。
例文:This beer belly is getting out of control!
 (このビール腹、手に負えなくなってきたよ!)

a muffin top(マフィンの上)
マフィンのふちからあふれた部分のように、ジーンズの上に乗っかるお腹の脂肪のこと。見た目の可愛さとは裏腹に、自虐的に使われます。
例文:I love these jeans, but the muffin top is real!
 (このジーンズ好きだけど、お腹の段差がやばい!)

love handles(ラブハンドル)
腰まわりのぜい肉を、恋人に抱きしめられる時に「つかむ部分」として、ユーモラスに表現した言葉です。
例文:My love handles are more like grab handles now.
 (私のラブハンドル、今や“がっしりハンドル”だわ。)

お腹まわりに関する英語表現

a double chin(二重あご)
笑顔を引っ込めた瞬間、あごの下にもう一段出現する…あの現象です。
例文:I saw my double chin in that selfie and cried.
 (セルフィーに映った自分の二重あご見て泣いた。)

bat wings(コウモリの羽)
二の腕のたるみを揶揄した表現。手を振ったときに“羽ばたいている”感じから。
例文:My bat wings are ready for takeoff!
 (二の腕のたるみで飛べそう!)

thunder thighs(雷もも)
太ももが擦れ合って音が出る、というユーモラスでちょっと皮肉めいた表現。
例文:Thunder thighs or not, I love wearing shorts!
 (太ももたくましくても、ショーツは好き!)

cankles(ふくらはぎと足首の合体)
“calf”と“ankles”を合わせた造語で、ふくらはぎと足首にくびれがない状態。
例文:These cankles are here to stay.
 (この足首、これが私のスタイル!)

カナダ留学で学ぶボディポジティブ&体型にまつわるユニークな英語表現・マフィン・カップケーキ

形容詞で表す「お肉」感

doughy(生地のような)
クッキーやパンの生地のように、柔らかくふわっとしたお腹に使われます。
例文:Your belly is so doughy, like a soft pillow.
 (君のお腹、ふわふわでクッションみたいだね。)

jiggly(ぷるぷる揺れる)
軽く動くたびにぷるんと揺れる状態を表します。
例文:I can’t stop watching how jiggly my arms are.
 (二の腕のぷるぷるが気になって仕方ない!)

flabby(たるんだ)
運動不足や加齢で筋肉が落ちた部分に使われることが多いです。
例文:Time to tone up these flabby arms!
 (このたるんだ腕、引き締めなきゃ!)

カナダでのボディイメージと文化

カナダでは、見た目の美しさよりも「健康でいること」「自分らしさ」が大切にされる文化があります。メディアや学校でも、「ボディポジティブ(Body Positive)」の考え方が浸透しており、体型の違いを受け入れることが当たり前とされています。

もちろん、公の場で体型に触れることや、人をからかうような発言はNG。ただし、自分自身の体についてユーモアを交えて話すことは、“自己受容”“セルフラブ”の一環としてポジティブに捉えられることもあります。

親しい友人と「あるある!」と言いながら笑い合う中で、安心感や共感が生まれるのも、英語表現の魅力のひとつです。

まとめ:ユーモアも多様性も、英語の一部

体型にまつわる英語表現には、英語圏独特のユーモアや、自己肯定感、多様性を受け入れる価値観が詰まっています。こうした表現は、あくまで信頼関係のある間柄で使うものであり、言葉選びには文化的な配慮が必要です。

留学中、カナダの多様な価値観に触れながら、英語という言語の「柔らかさ」「奥行き」に気づく場面も増えるでしょう。英語を学ぶことは、単なる単語の暗記ではなく、その背景にある人々の考え方や社会のあり方を理解することでもあります。

言葉を楽しみながら、多様性とユーモアを受け入れる感性も育てていきましょう。



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