After-Arrival Q&A

カナダ現地生活Q&A

【2025年版】MYNDS カナダ現地生活 Q&A・留学生活・海外安全対策

カナダ現地生活Q&A(よくある質問と回答集)

カナダでの新生活が始まると、日々の生活に関するさまざまな疑問や不安が出てくるものです。生活費や医療、通信環境など、実際に現地で暮らしてみないと分からないことも多いですね。

こちらのページでは、カナダ現地での生活にまつわるよくある質問をQ&A形式でまとめています。日常生活を送るうえで役立つ情報や、日本との違いに戸惑いやすいポイントを解説していますので、現地での暮らしをよりスムーズにスタートさせるための参考にしてください。

尚、掲載内容はできる限り正確を期していますが、制度やサービス内容は地域や時期によって異なる場合があります。最新の情報については、カナダ政府の公式サイトや現地の関連機関、サービス提供元の案内を必ずご確認ください。

Co-op留学・カレッジ/大学進学などをお考えの方は、各項目のQ&Aも合わせてご覧ください。

カナダ進学Q&A|カレッジ・大学進学ガイド(MYNDS)<カナダ進学Q&A>
カナダCo-op留学の学習と就労プログラム解説<Co-op留学Q&A>

Table of Contents

金融・お金関連

カナダの銀行のカードは買い物の支払いにそのまま使えると聞きましたが本当ですか。

本当です。カナダの銀行カードはキャッシュカード+デビットカードの機能が一体化しています。ATMでの現金預け入れ・引き出しはもちろん、スーパーやカフェなどでそのままカードで支払いすることができます。即時決済のため、支払うとすぐに銀行口座から引き落とされます。多くのカードにVisa DebitやDebit Mastercardの機能が付いており、オンラインショッピングや定期支払い(携帯料金やサブスク)にも利用できます。

日本の銀行のカードは、キャッシュカードとしての機能が主で、ATMで現金を預け入れたり引き出すときに使うイメージです。決済機能が付いていないことがほとんどで、買い物をするときは、現金やクレジットカード、スマホ決済のいずれかが使われています。

そのため、カナダではじめて銀行カードを持つ方には、「デビットカードなんて申し込んだ覚えはないのに…」と思われることがありますが、特別な申し込みは必要なく、口座プランの中に含まれています。(Debit purchases)
カナダでは、日常の小さな買い物でもデビットカードやクレジットカードで支払う習慣があります。これは留学生やワーキングホリデーの方々にとってもメリットで、現金をほとんど持ち歩かない生活を送ることが可能になります。デビット決済は、クレジットカードと比べても決済のタイムラグがなく、銀行明細にそのまま使用状況が残るので、便利かつ安心です。

日本の銀行カードの感覚でATM専用と思っていると不便ですので、カナダでは日常の支払い用ツールとして意識し、活用してください。

留学生やワーキングホリデーでもカナダのクレジットカードは作れますか。

留学生やワーキングホリデーの方でも、カナダでクレジットカードを作ることは可能です。カナダの主要銀行では「新規渡航者(Newcomer)」や「留学生(International Student)」向けのプログラムを用意しており、カナダでの信用履歴(Credit History)がなくても申し込みができるカードがあります。学生ビザの方なら学生専用カード、就労ビザやワーキングホリデーの方なら新規渡航者向けプランが代表的です。一方、留学生であっても、観光ビザの方は通常銀行口座やクレジットカードを作ることはできません。

希望するカードによっては、滞在期間が短い方や収入証明が十分でない場合、審査が通らないこともあります。その場合に選択肢となるのが「セキュアドカード(Secured Credit Card)」です。これは、あらかじめ保証金を銀行に預け、その金額を限度額として利用できるクレジットカードで、通常のカードと同じように信用履歴を積み上げることができます。利用を続ければ、将来的に一般的なカードへ切り替えることも可能です。

申込時には、一般的にパスポートや学生/就労ビザ、カナダでの住所を証明する書類(賃貸契約や学校レターなど)が必要です。キャッシュバックやリワードのような特典があるカードで、収入があるとみなされる場合は社会保険番号(SIN)の提示を求められることもあります。

日本のクレジットカードや現地のデビットカードでも日常生活は十分に送れますが、カナダのクレジットカードを持つメリットは、特に長期的にカナダ滞在を予定している方にとって大きいです。例えば、ホテルやレンタカーの利用時に必要になること、不正利用時の補償が強いこと、そして何よりカナダでの信用履歴を積むことができる点です。信用履歴は将来カナダで部屋を借りたり、ローンを組んだりする際に重要になるため、長期滞在予定や永住を見据えている方は、留学やワーホリの期間中から積み上げておくと後々で役立ちます。

チップはいつのタイミングで、いくらくらい払うのが正解ですか。

いつ? いくら?
レストラン 支払い時(カード端末やレシートに提示される) 税抜額の 15〜20%が一般的。
カフェ・バー 注文・会計時に端末で表示されたとき、または「チップジャー」に小銭を入れるとき。 1杯につき $1〜2、または合計金額の 15〜20%。
タクシー・配車アプリ(Uberなど) 降車後、アプリまたは現金で。 料金の 10〜15% が目安。
美容院・ネイルサロン 会計時に支払いと一緒に。 料金の 15〜20%。
ホテル・ベルスタッフ 荷物を運んでもらった直後 荷物1つにつき $1〜2。
ホテル・ハウスキーピング 毎日の清掃の前/退去する際に部屋に置いておく 1泊あたり $2〜5。

スーパーやファストフード店ではチップは不要です。
最近はカード払い端末で予めチップが設定されていることが多いです。25%など、高めの選択肢が出たとしても、必ずしも従う必要はありません。 「15%」を基準にしておけば失礼になることはまずありませんし、自分が適切だと思う額を選んで大丈夫です。飲食店ではサービスが特に良かった場合、20%以上とすることもあります。大人数グループ(6名以上など)では自動的にチップが含まれることもあるため、ビルを確認してください。

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携帯・通信関連

カナダのスマホプラン、プリペイドとポストペイドの違いは?留学生にはどちらがおすすめですか。

大きな違いは支払い時期で、「プリペイド」は前払い、「ポストペイド」は後払いを指します。

プリペイドはチャージした分だけ使える仕組みで、契約やクレジットチェックが不要なため、短期滞在や、長期滞在の方でも使いすぎを防ぎたい方、契約期間に縛られたくない方にお勧めです。
一方、ポストペイドは毎月決まったプラン料金を支払う契約型で、通話やデータが安定して使えるのがメリットです。通常はクレジットチェックが必要ですが、Phoneboxやけーたい屋では、6ヶ月以上という利用条件や学生ビザや就労ビザを提示することで契約できます。逆に言うと、短期滞在の方は契約ができません。

※クレジットチェックとは、個人の信用(Credit)力を評価して数値化したクレジットスコアをもとに、金銭管理能力があるか、信用度があるかを確認することです。BellやRogers、Fidoなど、通信会社によっては、ポストペイドプラン(カナダのクレジットカード)を利用することで、クレジットスコアを積むことができます。カナダで永住を見据えている方は、将来賃貸契約やローンを組む際などのために、クレジットヒストリーを作っておくと役立ちします。

知らない番号から電話やテキストが届きます。対応した方がいいですか。

カナダで生活を始めると、多くの留学生やワーキングホリデーの方が最初に驚くのが「知らない番号からの電話やテキストの多さ」です。特に、カナダでは詐欺電話やスパムメッセージが日常的に入ってくるため、基本的には 出ない・返信しない・リンクを押さないことが大切です。

よくあるケースとしては、「税金未払いを装ったカナダ歳入庁(CRA: Canada Revenue Agency)の電話」や「銀行・クレジットカードの不正利用を知らせるようなSMS」、「宅配業者を名乗り再配達を促す偽リンク」などがあります。しかし、公式機関が電話やSMSで個人情報や支払いを要求することは決してありません。そのため、これらはすべて詐欺と考えて良いでしょう。

ただし、病院や学校、銀行といった正規の機関からも、知らない番号で着信がある場合はあります。このときも不用意に折り返すのではなく、必ず 公式ウェブサイトに掲載されている番号に自分からかけ直すようにしてください。そうすれば、本当に必要な連絡かどうかを安全に確認できます。

もし繰り返し不審な電話やメッセージが届く場合は、スマートフォンのブロック機能を活用しましょう。また、不安なときには Canadian Anti-Fraud Centre(カナダ詐欺防止センター)に情報を確認したり通報することもできます。

海外生活では「知らない番号からの電話は無視、SMSのリンクはクリックしない」というルールを守るだけで、多くのトラブルを未然に防ぐことができます。初めは不安かもしれませんが、カナダではむしろ「知らない番号に出ない」ことが一般的な対応ですので、「対応しないと失礼かもしれない」と思わず安心してください。

参考
Canadian Anti-Fraud Centre (CAFC)

https://www.antifraudcentre-centreantifraude.ca
Canada Revenue Agency (CRA)
https://www.canada.ca/en/revenue-agency/corporate/security/protect-yourself-against-fraud.html
※「CRAは電話で支払いを要求することはない」と明記されています。

携帯電話を紛失してしまいました。どうしたらいいですか。

カナダで携帯電話を紛失した場合、まずは不正利用を防ぐために迅速に対応することが重要です。

①スマホの位置情報を確認する
紛失に気づいたら、まずはスマートフォンの位置情報を確認しましょう。iPhoneの場合は「探す(Find My iPhone)」、Androidの場合は「Find My Device」を使って、スマホの現在地を確認できます。もし位置が特定できた場合、遠隔でロックやデータ消去を行い、情報漏洩を防ぎます。

②思い当たる場所を探す
次に、最近訪れた場所を再確認しましょう。学校、図書館、カフェ、ショッピングモールなど、心当たりのある場所を振り返ります。また、公共交通機関や空港、駅には「Lost and Found(遺失物取扱所)」が設置されている場合が多いため、スマホが届いていないか問い合わせてみてください。

③回線の停止
通信会社に連絡し、回線を停止してもらうよう依頼しましょう。

④パスワードやカード情報の変更
もしスマホ内にクレジットカード情報やパスワードを保存していた場合は、速やかにそれらの情報を保護するためにカードの停止やパスワード変更を行いましょう。不正利用を防ぐため、銀行口座やオンラインサービス、メールやSNSのパスワード変更も忘れずに行ってください。「紛失モード」の機能を使うと、通話のみができるようになり、他人が電話帳やアプリを開くことはできません。

盗難に遭った可能性がある場合は、上記の紛失の際の対応に加え、警察署に盗難届を提出しましょう。盗難届のコピーは、保険請求や端末再発行の際に必要となることがあります。地域によっては、オンラインで盗難届を提出できる場合もあります。
もしスマホが見つからない場合、通信会社/携帯会社で新しいSIMを再発行してもらうとともに、必要に応じて新しい端末を購入する手続きが必要です。

保険・補償について

スマホを紛失した場合や盗難に遭った場合、カナダの携帯キャリアが提供する端末補償プラン(Device Protection)や、クレジットカードに付帯する携行品損害保険を利用できる場合があります。これにより、端末の再購入費用が補償されることがありますので、契約内容や保険の適用範囲を確認しておきましょう。また、補償を受けるためには購入時の領収書や盗難届のコピーが必要になることがあるため、これらの書類は大切に保管しておきましょう。

健康・医療関連

体調が悪いとき、どうしたらいいですか。

カナダで体調を崩した場合、症状の程度や状況に応じて適切に対応することが大切です。まず、軽い風邪や微熱などの場合は、自宅で安静にし、水分補給を心がけましょう。必要であれば市販の解熱鎮痛剤を使用できます。また、各州には無料の健康相談窓口(例:BC州のHealthLink BC、オンタリオ州のHealth 811)があり、症状を伝えると「自宅での対応でよいか」「診察が必要か」などの判断をサポートしてくれます。

オンタリオ州の場合は、JAMSNET CANADAの医療相談ホットライン(テキスト対応・無料)が利用できます。
オンタリオ州認定看護師さんが、日本語で医療施設や公的サービスの情報を提供してくださいます。
テキスト:647-693-6982 (8時~22時)

少し心配な症状、たとえば吐き気や持続する痛み、発熱が続く場合は、Walk-in ClinicやUrgent & Primary Care Centre(UPCC)などで受診するのがおすすめです。これらの施設は比較的軽度の症状でも同日対応してくれるため、症状が悪化する前に医療機関にかかることができます。予約が必要な場合や、First-come-first-serveで1日の対応上限に達すると受診できない場合もあるので、気を付けましょう。

一方で、息苦しさ、胸の痛み、意識障害など命に関わる緊急症状の場合は、ためらわずに 911 へ連絡するか、救急外来(ER)に直行してください。ERは24時間体制で対応しています。

大学やカレッジに在籍している場合は、まずキャンパス内の Student Health Center(保健センター) や Student Wellness Centre に相談することも可能です。多くの施設で保険が適用され、電話予約や直接訪問で診察を受けられます。また、授業を欠席する場合には、必要に応じて教員に連絡し、Excused Absence(欠席理由の認定)の申請をしましょう。

渡航中は、どの施設でどの対応が受けられるかを事前に把握しておくと安心です。

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カナダに持ってきた日本の市販薬を飲みきってしまった場合、現地で代わりになる薬はどう探せますか。

カナダでは日本の市販薬と成分や商品名が異なることが多いため、同じ薬をそのまま入手するのは難しい場合があります。その場合、薬局(Pharmacy)で代替薬を探すのが一般的です。Shoppers Drug Mart、Rexall、London Drugsなどの大手チェーンや、地域の独立系薬局で相談できます。

まず、薬剤師に「日本で使っていた薬の名前、成分、効能、用量」を具体的に伝えましょう。成分(active ingredient)がわかれば、カナダで同じ成分の市販薬を紹介してもらえることが多く、安全に代替できます。薬剤師は薬の専門家なので、症状に合わせた最適な選択肢を提案してくれます。

市販薬の種類としては、風邪薬、解熱鎮痛薬、胃腸薬、アレルギー薬などがあり、ほとんどの症状に対して薬局で購入可能です。ただし、抗生物質、強い鎮痛薬、ステロイド剤などは医師の診察と処方箋が必要です。

また、市販薬を購入する際は服用方法や注意点を必ず確認してください。薬のラベルに書かれた「Active Ingredient(有効成分)」「Dosage(用量)」「Directions(服用方法)」を確認することで、日本の薬との対応関係も把握できます。少しでもわからないことは薬剤師に遠慮せず質問しましょう。

医療分野の英語、特に薬の成分となると、英語で伝えることは難しいです。薬局に行って相談する際は、事前に使用していた日本の薬の成分名や自分の症状を英語でメモしておきましょう。

薬局で処方薬をもらうとき、どのように手続きするのですか。

カナダで処方薬を受け取る際は、まず医師の診察を受けて処方箋(Prescription)を出してもらう必要があります。診察は医療機関(Walk-in ClinicやFamily Doctor、Student Health Centerなど)で行います。

処方箋を受け取ったら、薬局(Pharmacy)に持参します。大手チェーンのShoppers Drug Mart、Rexall、London Drugs、または地域の独立系薬局など、ほとんどの薬局で処方薬の受け取りが可能です。薬局によっては処方箋を電子的に医師から直接受け取れる場合もあります。

支払い方法は現金、デビット、クレジットカードが一般的です。留学保険に加入していれば、突然の怪我や疾病に対して処方された薬代は、ほとんどの場合カバーされます。一般的には一旦自費で支払いをし、後で保険会社に請求する(Claim)流れになるため、レシートは大切に保管してください。ただし、例外もあるので、保険適用の有無や自己負担額は、事前に保険会社に確認すると安心です。

薬を受け取る際には、薬剤師が服用方法や注意点を説明してくれます。英語での説明が難しいこともあるので、ゆっくり話してもらう、メモを取るなどすると理解がスムーズです。また、薬を受け取ったら必ずラベルの情報(薬の名前、用量、服用回数、期限)を確認してください。不明な点や不安がある場合は、遠慮せず薬剤師に質問・相談しましょう。

薬剤師が処方できるケースもあります

BC州やオンタリオ州など一部の州では、薬剤師が特定の軽症に対して処方薬を出すことができます。たとえば以下のような症状に対しては、医師の診察なしで薬剤師から直接処方してもらえる可能性があります。

軽度の尿路感染症(UTI)、アレルギー性鼻炎、口唇ヘルペス、月経痛、水虫(足の真菌感染)、虫刺され・かぶれ、胃酸逆流症状 など

これにより、医師の診察予約が取りづらいときでも、薬局でそのまま相談・処方・受け取りができるケースがあり、非常に便利です。ただし、対応できる薬局や症状には限りがあるため、まずは薬局に相談してみてください。

オンタリオ州の場合
https://www.ontario.ca/page/pharmacies#section-2

ホームシックというか、精神的に落ち込んでいます。どうしたら良いのか分かりません。

留学やワーキングホリデーでの生活は、新しい環境や言語、文化に慣れるまでに時間がかかり、ホームシックや不安、孤独感に襲われることがあります。「何をどうしたらいいか分からない…」という気持ちが整理できない状態も珍しくありません。このような時、「周りの人はうまくできているのに、自分だけ…」と比べてしまうかもしれませんが、まずは自分を責めないこと、そして、「新しい環境で気持ちが不安定になるのは自然なこと」と認めることが大切です。自分を責めてしまうと、ますますマイナスの方向に考えてしまうので、そうなってしまわないように次のことに心掛けてみてください。

  • ・自分が思っていることをノートに書き出してみる
  • ・信頼できる友人やルームメイトに気持ちを話す
  • ・家族や友人と定期的に連絡を取る
  • ・軽い運動や散歩で体を動かす
  • ・無理に前向きになろうとせず、まずは休息する
  • ・美味しいものを食べる、映画館に行く、など自分の好きなことをしてみる

1人でカラオケに行って気分が晴れた、思いっきり泣いたらすっきりした、という声もあります。日本の生活とは異なり、カナダでの生活には制限されていることもありますが、きっと皆さんに合った気分転換の方法があるはずです。

ただ、もし症状が強くなったり、生活や学業に支障が出る場合は、早めに専門のカウンセラーや医療機関に相談してください。大学・カレッジの Student Health Center や Counselling Services では、メンタルヘルス相談が可能です。英語に不安があれば、日本語対応可能な窓口の利用がおすすめです。悩みや不安を話すのは決して恥ずかしいことではありません。迷ったときは、まず「誰かに相談する」ことが大切です。

日本語で相談できる窓口
JSS (Japanese Social Services)

トロント近郊の日系・邦人にカウンセリングなどを提供しています。留学生やワーキングホリデーの方も利用可能で、生活の困りごとや気持ちの整理の相談も対応しています。
https://jss.ca/

Yokumiru
オンラインで日本人医師に相談ができるサービス。家から出られない、夜間に相談したい、という場合にも活用できます。
https://mynds-canada.com/yokumiru/

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住まい関連

シェアハウスの家賃はいつ、どのように支払えばいいか教えてください。

家賃を支払うタイミングやその方法は州の法律や契約内容によって異なります。特にシェアハウスやルームレントでは、オーナーによってルールが変わることがあるため、契約前に必ず確認しておきましょう。

まず、シェアハウスやルームレントの費用は大きく分けて2種類、デポジットと月々の家賃です。

①デポジット(保証金)
入居が決まると「デポジット(保証金)」を求められるのが一般的です。州ごとに上限や扱いが異なります。
オンタリオ州では、デポジットは「家賃の1ヶ月分まで」と定められており、敷金のように「損害補償」目的ではなく、主に「最終月の家賃」に充当されます。光熱費や損害補償のためのデポジットを別途請求することは禁止されています。
ブリティッシュコロンビア州では、「セキュリティデポジット」を求めることができ、家賃の50%までが上限になっています。支払ったデポジットは、退去時に損傷などがなければ返金されます。

②月々の家賃
基本的には「契約書に記載された期日」に支払う必要があります。多くの場合、毎月1日までに支払いが一般的ですが、オーナーによっては「入居日を基準に毎月同日」などと設定することもあります。トラブルを避けるため、契約前に「いつ、どう支払うか」を確認しておくことが大切です。

支払い方法については、もっとも一般的でおすすめされるのは Interac e-Transfer(カナダ国内の電子送金)です。送金記録が残り、安全かつ便利です。銀行アプリやオンラインバンキングから、オーナーのメールアドレス宛に送金できます。小切手や現金もまだ使われることがあります。その他にも、管理会社が物件を管理している場合はPre-Authorized Debit(毎月の自動引き落とし)やBill Pay(オンライン請求支払い)なども使われることがあります。
オンタリオ州をはじめ、多くの州では「テナントが請求すれば、家主は領収書を発行しなければならない」と定められています。現金に限らず、e-Transferや小切手など、どの方法で支払いをしたとしても、領収書を受け取るようにしましょう。

シェアハウスでトラブルになったら誰に相談すればいいですか。

シェアハウスでは、家賃や光熱費の支払い、騒音、掃除の分担、共有スペースの使い方など、生活習慣の違いから、同居者と行き違いが起きることがあります。また、大家さんとの契約内容やデポジット(保証金)に関するトラブルも全くないことはありません。
そのようなときは、問題を放置せず、できるだけ早めに対処することが大切です。

①まずは直接話し合う
日常的なトラブルであれば、まずはルームメイトや大家さんと冷静に話し合ってみてください。
生活ルールや支払いに関する問題などは、感情的にならずに事実と希望などを整理して伝えることで、意外とスムーズに解決できることもあります。
大家さんとのやり取りが必要な場合は、契約書や家賃の支払い記録を手元に準備しておくと安心です。

②外部に相談する
もし当事者同士で解決が難しい場合は、以下のような外部機関に相談することも検討しましょう。

● JSS(Japanese Social Services)
日本語で相談できる非営利団体です。家賃未払い、騒音、契約内容に関するトラブルなど、法律や文化的な背景を踏まえたアドバイスを受けることができます。
https://jss.ca/

● 州のテナント支援窓口
法律や契約に関わる問題がある場合は、州の公式窓口に相談が可能です。賃貸契約に関する権利や義務、トラブル解決の流れについて案内してもらえます。
例:オンタリオ州の Landlord and Tenant Board
https://tribunalsontario.ca/ltb/contact/

問題なく過ごせることに越したことはありませんが、自分自身がどんなに気をつけていても、トラブルは思わぬ形で起きてしまうことがあります。万が一に備えて、契約書や家賃の支払い記録などは必ず保管しておくようにしましょう。

日常生活・安全関連

書類の印刷やコピーをしたい場合はどうすればいいですか。

近年はオンライン化やペーパーレスが進んでいるとはいえ、留学中には、課題の提出やビザ関連の書類、アルバイトの履歴書など、「印刷やコピー」が必要になる場面があります。ただ、日本のように「コンビニでいつでも印刷・コピー」という環境はカナダにはありません。(そもそもコンビニ自体が少ないです。)そのため、用途に合わせて利用先を知っておくことが大切です。

語学学校ではコピー機が自由に使えるケースは少ないですが、一部の学校では、滞在やクラスに必要な書類を印刷してもらえる場合もあります。カレッジや大学の場合は学生用のプリンター環境が整っており、学生証にチャージして使えるシステムが一般的です。大量印刷や両面印刷にも対応しているので、日常的に印刷が必要な学生にとってはとても便利です。

また、地域の公共図書館も強い味方です。メンバー登録をすれば、館内のコピー機やプリンターを有料で使うことができ、料金は白黒で1枚10~20¢、カラーで50¢前後が目安です。図書館によってはスマホやPCから直接送信して印刷できるサービスも導入されています。

さらに、Staplesのようなオフィス用品店ではUSBやクラウドから印刷・コピーが可能です。大量印刷やカラー印刷、製本などにも対応しているため、履歴書や契約書といった「きれいに仕上げたい書類」を用意する際に便利です。

印刷やコピーの方法は教育機関や住む地域によって変わってきます。あらかじめ自分の生活圏にある公共図書館やStaplesの場所を調べておくと、いざというときに慌てずに済みます。

「ルームメイト募集」や「アルバイト紹介」にはフェイクも含まれていると聞きます。どれなら信用できますか。

カナダでの住まいやアルバイトを探すとき、まず多くの人が利用するのがインターネットです。しかし、実際には、SNSや掲示板などに詐欺的な投稿や偽情報が紛れていることがあり、特に留学生のように現地の事情に詳しくない人は、思わぬトラブルに巻き込まれてしまうことがあります。「このサイトなら間違いなく安全」と言い切れるものは、正直なところあまり多くありません。だからこそ、情報源を見極める力と、慎重な行動がとても大切になってきます。

まず、シェアハウスやルームメイト募集に関して最も安心できるのは、実際にその場所で生活していた友人や知人からの紹介です。家の状態や家主の対応、近隣環境など、インターネットの情報だけではわからないリアルな話が聞けるのは大きなメリットです。
また、大学やカレッジの公式掲示板、学校のハウジングサポートを通じて紹介されている物件も、信頼性の高い選択肢です。地域によっては、たとえばトロントの「Japanese Social Services(JSS)」のように、日本人留学生を支援する現地団体が情報を提供していることもあります。
一方、FacebookグループやCraigslist、Kijijiといった一般的な掲示板には、確かに多くの情報が掲載されていますが、安全性にばらつきがあるため注意が必要です。写真や条件だけで判断せず、必ず内見をしてから契約・支払いを行いましょう。「前払いを急かされる」「連絡先がはっきりしない」など、少しでも違和感を覚えたら、その物件には近づかない方が賢明です。

アルバイトについても同じように、知人からの紹介や、学校のキャリアセンターが案内している求人は信頼できるケースが多いです。また、飲食店や小売店などの実店舗で、公式ウェブサイトや店頭に貼り出されている求人情報も実在性が高く、詐欺に巻き込まれるリスクは比較的低いといえます。
逆に、「誰でもできる簡単な仕事で高収入」「面接前に登録料や手数料が必要」などとうたう求人は、典型的な詐欺の手口です。このような募集には反応せず、すぐにスルーしましょう。

オンラインの情報は便利ですが、100%信頼できるとは限らないという前提を持つことが重要です。情報元は「公式」または「信頼できる紹介」か、実際に会って話したり、現地を見たりできるか、他の人のレビューや口コミはどうか、といった点を確認することによって、情報を見抜く力が養われます。

レストランなどで働く場合、帰りが遅くなりますよね。夜間の公共交通機関の安全性はどうですか。

カナダの都市部では、夜間でも地下鉄やバスなどの公共交通機関が運行しており、夜遅くまで働く人たちの生活を支えています。とはいえ、「夜でも100%安全です」と断言できるかといえば、そうではありません。
とくに深夜帯になると、利用者が少なくなり、郊外のバス停や人通りの少ない駅では、不安を感じる場面もあるかもしれません。実際に、「バスの中で不審者っぽい人がいた」「人気のない場所で待つのが怖かった」という声は、留学生の間でも少なくありません。
事件やトラブルの発生率が非常に高いというわけではありませんが、自分の身を守るために、できる対策を知っておくことが大切です。

夜間、公共交通を利用して移動するときのポイントとして、次のような点が挙げられます。

  • ・可能であれば人通りの多い駅や、比較的混雑している車両を選ぶようにする
  • ・たとえ遠回りになっても、安心できるルートを選ぶ
  • ・帰る方向が同じ同僚がいる場合は一緒に帰る
  • ・一人での移動になる場合は、あらかじめ家族や信頼できる友人に、帰宅時間やルートを共有しておく
  • ・荷物やスマホをしっかり持ち、音楽を聴く際もイヤホンは片耳だけにする
  • ・バスや電車を待っているときは壁を背をつけて待つ

「スマートフォンの「位置情報共有」機能を活用すれば、自分の現在地や移動履歴をリアルタイムで共有することができます。iPhoneの「探す」や、Google マップの「現在地の共有」などを使って、誰かとつながっておくと、何かあったときにも対応しやすくなります。」

トロントのTTCの場合、地下鉄は深夜1時30分頃まで運行しています。それ以降も、「Blue Night Network(ナイトバス)」と呼ばれる夜間専用バスが午前2時頃から早朝5時頃まで運行しており、公共交通で24時間体制での移動が可能です。
ナイトバスの車内には監視カメラが設置されており、運転手も車内の安全を常に確認しています。さらに、TTCでは「Request Stop」という仕組みも導入されており、夜間のバスに限っては、通常の停留所以外でも安全な場所で下車することができます(降車時に運転手に伝える必要があります)。

公共交通機関ではありませんが、UberやLyftといったライドシェアサービスは、夜遅くの移動にはとても便利な選択肢のひとつです。バスや電車に比べて費用はかかりますが、自宅まで直接送ってくれるという点では、安全性は高まります。とくに、公共交通ではカバーできないルートや深夜帯には、こうしたサービスの利用を検討しても良いかもしれません。

留学生の場合、公共交通機関で学生割引を受けることはできますか。

カナダの各都市では、現地学生だけでなく、留学生も公共交通機関で学生割引を利用できます。ただし、割引の対象となる学校や手続き方法は都市や交通機関によって異なるため、各公共交通機関のウェブサイトで事前に確認する必要があります。

例えばトロントのTTCの場合、大学・カレッジなど認定された教育機関にフルタイムで在籍している学生は、「Post-Secondary Photo ID Card」を取得することで月額定期券(Post-Secondary Monthly Pass)を割引価格で購入できます。手続きには在籍証明書や学校発行のIDなどの書類が必要です。PRESTOカードと組み合わせて利用することで、スムーズに通勤・通学が可能です。

ただし、私立の語学学校や一部の専門学校はTTCの割引対象機関に含まれない場合があり、その場合は割引を受けられません。語学学校などに通う場合は、学校のスタッフに学生割引の対象かどうか確認すると安心です。

学生料金の対象となる場合は、必ずIDカードを携帯し、スタッフから提示を求められた際に提示できるようにしておきましょう。

自転車に乗りたいのですが、日本とはだいぶルールが異なると聞きました。どんなことに気を付けたらいいですか。

カナダでは都市や州によって自転車の交通ルールが異なりますが、共通して日本とは大きく異なる点がいくつかあります。安全に走行するため、事前にルールを確認し、適切な装備を整えることが重要です。

主な注意点

・ヘルメット着用
オンタリオ州、BC州などでは18歳未満の自転車利用者だけでなく、ほとんどの地域でヘルメットの着用が推奨されています。安全面だけでなく、事故時の保険適用や法的トラブル回避のためにも必ず着用しましょう。

・自転車専用レーン・交通信号
都市部では自転車専用レーンが整備されていますが、無視すると罰金の対象になる場合があります。歩行者用信号や車道と自転車道の優先関係など、日本とは違うルールがあるため、都市ごとの公式ガイドを確認することが大切です。
例:トロントでは自転車レーンでの右折・左折時に歩行者優先を守る必要があります。

・ライト・反射板の装備
夜間走行には前照灯・後部ライト・反射板の装備が義務付けられている地域が多いです。視認性を高めるため、明るい服や反射材の着用も推奨されます。

・携帯電話やイヤホンの使用禁止
走行中のスマホ操作やイヤホンでの音楽再生は法律で禁止されており、違反すると罰金が科される場合があります。

・駐輪ルール
駐輪場所の標示や時間制限、ロックの必要性など、日本とは異なるルールが多いです。自転車の盗難が多い地域では、頑丈なU字ロックを使い、鍵は2重にすることをおすすめします。

このようなルールに加え、実際に自転車に乗る際は、まず自転車専用レーンや信号の位置を確認し、交通量の少ない道で練習すると安心です。
都市ごとの交通ガイド(例:トロント市公式「Cycling in Toronto」やバンクーバー市公式「Cycling in Vancouver」)を参考にすると、現地の細かいルールや注意も確認できます。

カナダは多文化社会で留学生も歓迎されやすいと聞きますが、現地で注意すべき文化的マナーやタブーはありますか。

カナダは、多民族・多文化を受け入れることを国の価値観として大切にしている社会です。そのため、留学生を含む外国人に対してもオープンで、差別や偏見を公然と口にするようなことは少ないと言えます。とはいえ、異なる文化が共に暮らす環境だからこそ、誰もが安心して生活できるように配慮やマナーが強く求められる場面もあります。

たとえば、人種、宗教、性別、性的指向といった個人の属性に関する話題は、冗談や軽い質問のつもりでも相手を不快にさせてしまうことがあるため注意が必要です。また、年齢や収入、宗教や政治的意見など、相手のプライバシーに踏み込む質問も避けたほうが良いでしょう。カナダではこうした個人の背景や信条を尊重することが非常に重要視されており、それを無意識に侵害するような発言は、思わぬトラブルにつながる可能性があります。

一方で、カナディアンはフレンドリーな人が多く、知らない人にも気さくに話しかけてくる文化があります。例えば、バス停で隣に立っている人から話しかけられたり、レジで軽い世間話をされたりすることも珍しくありません。そのような時、日本人特有の控えめな態度が「冷たい」「無関心」と受け取られてしまうこともあるようです。無理に会話を広げる必要はありませんが、笑顔で挨拶したり、「Where are you from?」や「How long have you been here?」などには簡単な受け答えをするだけで、好印象を持たれることが多いです。

また、公共の場でのマナーも重要です。ごみのポイ捨てをしない、公共交通機関では順番を守る、車内で大声で話さない・音楽をかけないといった行動は、どの地域でも基本的なルールとして定着しています。たとえ周りでマナーを守っていない人がいたとしても、それを見て「自分もやっていい」と考えるのは避けましょう。

カナダでは「日本人は礼儀正しく、まじめ」といった良い印象を持たれることが多く、現地でそうした声をかけられる場面もあるかもしれません。その背景には、これまで現地で生活してきた多くの日本人が築いてきた信頼があります。一人の留学生として過ごす日々の中でも、「自分の行動が日本や他の留学生の印象にもつながるかもしれない」という気持ちを少しだけ意識しておくと、自然と丁寧な振る舞いができるようになります。

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