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留学のカタチ

Co-op 留学Q&A

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Co-op留学Q&A

近年、語学留学に加え、英語で専門分野を学びたいと希望する留学生が増えてきました。その中でも、カナダのCo-op留学は大学やカレッジ進学よりは比較的留学生が参加しやすいとして、現在とても人気のある留学のスタイルです。座学とインターンシップがセットになったプログラムで授業で習ったことを職場で実践、就労経験が積める、とても魅力的なプログラムですが、ビザの種類や就職について分からないという方も多くいらっしゃいます。この記事では皆さんからよく伺うCo-op留学についての質問についてまとめています。

 

まず、「Co-op」ってなに?

門学校やカレッジのプログラムの一種で、厳密にはビザの種類ではありません。プログラム内容に、通常の座学に加え実務経験(インターン)として就労期間が含まれているので、ワーキングホリデー以外で留学生が比較的気軽に就労経験を積むことができる機会です。

「Co-opビザ」ってなに?

正確には「Co-opプログラムを受講するための学生ビザ」に値する内容です。Co-opプログラムの主目的は学習につき、渡航ビザも専門学校やカレッジに通うための「学生ビザ」を申請していただきます。就労行為が一切認められていない「語学学校通学用の学生ビザ」とは違い、座学期間中は週24時間まで就労(アルバイトなど)が認められており、加えてプログラムに含まれる「Co-op」期間中であれば、週24時間に加えてCo-opワークパーミットでの就労が認められているため、実質フルタイムでお仕事をすることができます。その他規定、申請方法などは「学生ビザ」とほとんど同じとお考えください。

どのくらい働けるの?

フルタイムの就労(インターン)期間はプログラムによって異なり、プログラムの半分以上が就学期間でなければなりません。コースによっては同じ半年間の就学でも、就労期間が半年のものもあれば、3か月間のものもあります。長期の滞在、就労経験を希望する場合は、その期間に見合った就学期間が求められます。

加えて前述の通り、座学期間中は週24時間まで就労(アルバイトなど)が認められているので、仕事と勉強がうまく両立できれば収入を得ながら専門学習に挑めます。

Co-opは必ず収入が得られる?

BC州の場合、Co-opプログラムでの就労経験は有給であることが法律で決められていますが、オンタリオ州はそのような決まりがないため、無給の場合もあります。Co-op(インターン)の収入を見込んで資金計画を立てる場合は注意しましょう。

Co-opはどんな仕事でもいいの?

前提として、Co-opは就学プログラムに含まれた実務経験(インターン)の期間につき、学習内容を活かせる現場でなければなりません。よって、お仕事先はどこでもいいというわけではなく、学習内容がビジネスであればオフィス業務、ホスピタリティであれば接客業など、学習内容に準じたものであると学校に承認されなければ、プログラムの修了要件を満たせません。

加えて、ワーキングホリデーは就労先の指定がない、「Open Work Permit(就労先が限定されない就労許可)」と呼ばれる就労ビザに該当しますが、「Co-op(プログラムを受講するための学生)ビザ」は就労が一部認められているStudy Permit(学生ビザ)+「Employer-specific Work Permit(就労先指定就労許可)」で、ビザに記載される就労先は通学する先の学校となります。つまり、「Co-op(プログラムを受講するための学生)ビザ」を使って学校に認められていない就労先でフルタイムの仕事をすると、不法就労となり、犯罪歴が付くことで今後のカナダ滞在/入国、その他海外への渡航が難しくなる恐れがあるので、絶対にやめましょう。

※座学中の週24時間の就労は、雇用先を決定するにあたり学校の許可が必要ありません。

Co-opにはどんなコースがあるの?

ホスピタリティ(接客業)やビジネスはもともとご希望者様が多い業種ですが、他にも最近はさらに専門性の高いマーケティング、マネージメント、デジタルマーケティングなども人気です。

専門学校でCo-op(インターン)が含まれていないコースもあるの?

座学のみのコースももちろんございます。その場合でも、通学期間中は前述の通り週24時間まで就労(アルバイトなど)も可能です。こちらの就労は学習内容に結びついているものでないので、学習内容と全く関係ないお仕事でも大丈夫です。専門学習はしたいが、Co-opも含めると期間が長すぎるなどという場合などにおすすめのプランです。

仕事はどうやって探せばいいの?

現地のカナダ人と並んで、就職活動に挑んでいただきます。
多くの学校は、レジュメチェックや、求人情報の提供、模擬面接や、ネットワーキングイベントの開催などの就職サポートを用意しているので、うまく活用して理想のお仕事をゲットしましょう。

具体的にみんなどこで働いているの?

例えば、Hospitality系(接客分野)のコースの場合、ホテルや観光スポットの受付業務は大変人気です。その他日本での経験やスキルを活かしてネイルサロンや美容院で勤務されている方や、Co-op プログラムで磨きをかけた英会話力を使って飲食業での接客業務についている方もいらっしゃいました。
その他Business分野の場合、オフィスワークが多くなります。中にはマネージメント(管理業務)に携わっている方や、コース内容を活かし、広告代理店でマーケティングをされている方もいます。

HospitalityもBusinessと言っても、その中でも様々に枝分かれする分野なので、気に入った内容だが、コース内容から少しずれているお仕事が見つかった場合など、まずは学校に相談してみましょう。

もしインターンシップ(就労)先が見つからなかった場合はどうなる?

率直に申しますと、仕事が見つからないまま座学のみ受講しその内容で受領できる証書などあれば、受け取りそのままご帰国されたという方のお話も伺ったことがあります。

就職活動は、現地のカナダ人と競い合い内定を目指すので、コース内容をしっかり学習することはもちろん、ご自身の経験やスキルを活かせるお仕事を見つけられるように頑張りましょう。トロントなどの大きな都市での仕事探しは、極端に条件を厳しくしなければ全く見つからないということはないので、心配しすぎないでください。

一方で、心配な場合はお仕事探しサポートが充実している学校をお選びいただき、サポート内容をフル活用しましょう。学校は通常お仕事の手配やあっせんをしてくれませんので、最終的にはご自身の力でご希望職種の内定を手に入れましょう。中にはあっせんこそしないものの、お仕事先確保を確約している学校もありますので、併せてご相談くださいませ。

Co-opはカナダのどこでもできるの?

前提として、Co-opプログラムが提供されている学校のある地域でなければならず、結果としてトロント、バンクーバー、モントリオールなど留学生の多い大都市が多くなります。またこれら大きな都市の場合、競争率は高くても就職先は豊富にあるので、これまでの学習や経験、就職活動の結果によっては理想の就労経験が積める可能性が高いです。

※2024年1月22日~
カナダ政府が学生ビザの発給制限を発表。1月22日以降の学生ビザ申請には各州政府からの認証レター(provincial attestation letter – PAL)が必要となりました。3月末、オンタリオ州政府は州内の割当を発表し、キャリアカレッジ(主にCo-opプログラムを提供している私立専門学校)は割当から除かれています。このため、オンタリオ州ではCo-opプログラムをメインとした学生ビザの新規申請が難しくなっています。現在カナダに滞在中、語学+Co-opプログラムなどを受講予定という場合はPAL不要で学生ビザ申請ができることもありますので、オンタリオ州でCo-opプログラムをお考えの方は事前にご相談ください。

英語力はどのくらい必要?

学校やコースによりますが、低いところはIELTS4.0(TOEIC約500点)から受講できるものもあります。前提として、英語で専門的な内容を学ぶコースにつき、英語力は中上級程度あった方が、学習内容も身につきやすく、就労先も見つけやすいです。

費用はどれくらい?

学校やコースの長さによって大きく異なり、コースは数か月から長くて数年のものまであるので、一概には申し上げられません。ご希望コースがお決まりでしたら、早速無料見積り(リンク)をご依頼ください。学校やコースを決めかねている場合は、ご希望、ご予算、スケジュールなどに合わせて最適のコースを無料カウンセリングにてご案内いたしますので、お気軽にご相談くださいませ。

ずばり、なぜCo-op留学?

通常の語学留学のように「英語を」でなく、「英語で」専門学習をしてきたという実践的な英語力に加え、「専門分野の就労経験」を積んで即戦力になり得るというアピールができます。日本の就職活動で、同じように「海外経験」を積んできたライバルの一歩二歩先を行く留学体験が得られます。
日本だけでなく、カナダでもCo-op期間中にお世話になった就職先で気に入られ、そのままワーキングホリデーを使って同じ職場で就労を続け、のちに永住権を目指したなどという方も一定数いらっしゃいます。

Co-opプログラムでの経験は、自分のポテンシャルを試し、自分次第でどこでも通用する人材として成長するための絶好の機会です。