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トロント大学、著作権侵害でチューターサービス会社を提訴

 トロント大学と所属する3名の教授が、承諾なく、講義のスライドやシラバス、試験問題を繰り返し盗用して、学生に販売したとして、Canada’s Copyright Act(カナダ著作権法)違反でチュータービジネスを提訴した。訴訟は、Easy EDU・Easy Education・Easy 4.0・ez4eduなど複数のサービスを運営するEasy Group Incに対して起こされた。

 トロント大学のポリシーでは、教員がそれぞれに、自身の教材に対して著作権を持つ。2014年に設立されたEasy Eduは、北アメリカで最大の教育会社であると謳い、カナダ全土と中国でオフィスを運営している。ウェブサイトによれば、同社は1000以上のカナダの大学のプログラムに対してのコースを持ち、これまでにカナダ全土で21万人の学生をサポートしたとのこと。ウィークリーコースパッケージの価格は1,449ドルだ。同社は、トロント大学の持つ3つのキャンパスだけではなく、ウォータールー大学、ヨーク大学、マギル大学、ブリティッシュコロンビア大学、アルバータ大学などを含むカナダ全土の大学の学業サポートをしているとウェブサイトに記載している。

 訴訟は、同社は、多額の料金を支払いサービスを受けた悪意のない学生を、Academic Misconduct(学業上の不正行為)により人生を変えるような代償を負わせるとも主張している。Easy Eduの無許可のサービスにより、学生はそうと知らず大学で禁止されている不正行為を行っている可能性があり、停学などの処分に繋がる可能性がある。特に留学生については、停学などは学生ビザの取消し、本国への送還のリスクもあり得る。

おっちゃん’s EYE

 特にコロナでオンライン授業になったから、スライドをスクショしたりも簡単にできるやろうなぁ…。このニュースで知っておいてほしいのは、カナダの学校では、日本よりも不正行為に対しての処罰が厳しいってことやな。「レポート、コピペで出したった~!」なんてことはカナダの大学ではあり得へん。

 留学生の進学準備で必ずやるんは、エッセイ・レポートの書き方なんや。正しい引用、参考文献の出し方をしっかり知っとかんと、レポートがPlagiarism(盗作)でその年度の単位、全部没収、なんてこともあり得るんやで。グループワークの発表で、知らずにまるっとコピペした内容で出して、自分のせいでグループ全員がトラブルになったり…と考えるとゾッとするよな。もし、カナダで学校行きたいな、授業受けたいなと思ってるんやったら、この知識はしっかりおさえといた方がえぇで。

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