英語力初級から語学・Co-op留学・ワーホリへ。ホスピタリティを学び、旅行会社でインターン

“どうせ海外に行くなら、学びのある留学に。看護師からホスピタリティ、違う分野でも、“人に寄り添う”経験は活かせる。”
塚谷 一馬さん
出身地:北海道
留学都市:トロント
学校:ILAC・ILAC International College
ステータス:学生ビザ・Co-opビザ・ワーキングホリデー
日本では看護師として働いた経験を持つ塚谷さんは、英語力初級からCo-op留学を目指してカナダ・トロントへの留学を決めます。語学学校を経て、専門学校へ入学し、卒業後はワーキングホリデーにも挑戦。ホスピリティ分野を学びつつ、旅行会社でのインターンではツアープラン作成やJRパス発券、Instagram投稿など幅広い業務に取り組み、実践的なスキルを身につけました。授業や課題、仕事を通じて英語力やコミュニケーション力を磨き、多国籍の友人たちとの交流から新しい価値観や学びも得たという、塚谷さんのトロント生活の記録です。
- カナダの大学・カレッジ進学に興味がある
- ワーホリで働きながら留学したい
- カナダで就職・移民が気になる
- Co-op、看護師留学など多数取り扱い
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Table of Contents
背景・留学前
ーカナダ渡航前の経歴について、教えてください。
カナダに渡航する前は、約5年間看護師として働いていました。日々忙しく、常に仕事のことを考えていたように思います。
ー留学を決意されたきっかけは何ですか?また、不安や迷いはありましたか?
看護師3年目に「仕事だけの自分」でいいのかと将来を考えたことがきっかけでした。人生は一度きり、やりたいことに挑戦すべきだと考えた時に小さい頃の夢だった世界一周を思い出しました。その後、危険や不安はありましたが、若いうちに海外生活を体験し、永住権取得も視野に入れたいと考えるようになり渡航しました。
ーCo-op留学(専門学校)を選ばれた理由はを教えてください。また、なぜホスピタリティを選択されたのですか?
どうせ海外に行くなら、学びのある留学にしたいと思いました。Co-op留学なら、「勉強+インターンシップ」という形で初めての業界でも挑戦しやすいと考えました。また、将来的には永住権の取得にも有利になるとの事で選びました。異なる分野への挑戦というところでは、看護師も人に寄り添うのでホスピタリティの職業の1つだと思っていました。業界は異なっても「寄り添い、サポートする」という経験を活かせると思い、挑戦を決めました。
ーカナダに来る前の準備されたことについて教えてください。
やはり英語の勉強はしました。私の場合、英語力が皆無だったので、単語を重点的に覚えるようにしていました。
荷物は衣類やアウター、コンタクトレンズ、スキンケア用品、ノートパソコンなど、自分がこだわりたいものだけを持っていきました。
事前に調べたことはあまりなく、学校のことやホストファミリーの住所くらいですね。英語に不安があったので、他を調べる余裕はありませんでした。

学校生活
ーILACでの英語学習はいかがでしたか?授業の雰囲気や先生・クラスメイトとの関わりなど、印象に残っていることを教えてください。
先生ごとに授業スタイルは違いますが、どの先生からも「生徒に楽しんでもらいたい」という姿勢が伝わってきました。英語を教えることを心から楽しんでいるのだと思いました。また、生徒はみんな積極的で、間違えても構わず発言し、英語を使おうとしていました。その姿勢が教室全体の楽しい雰囲気をつくっていたと思います。なので、毎回の授業が楽しかったです。
ー入学当初の英語力と比べて、自分の成長を感じたタイミングはありましたか?
友人との会話が続くようになったことと、メッセージで思ったことを翻訳を使わなくても文章化できるようになったことです。相手の英語が全く分からない時もありますが、その時は質問したり、別の言い方にしてみたり工夫して英語を話すことができるようになったことも成長したなと思えました。

ーILAC International Collegeに進学されましたが、ILAC(語学部門)と比較して印象はいかがでしたか?
語学学校では楽しい雰囲気の授業が多かったのに対し、Collegeでは先生が授業内容を説明し、その後に課題を個人またはグループで取り組むという一般的なスタイルでした。
ープログラムでの授業内容や実践的な学びで印象に残っていることはありますか?
ワイン試飲会の企画をしたことです。これはクラス対抗でワインイベントを企画し、職員に向けてプレゼンを行い、その投票によって選ばれたクラスが実際に運営するというものでした。
私はアクティビティ部門のチームに所属し、参加者がワインについて楽しく知識を身につけられるようにゲームを考えました。残念ながら勝つことはできませんでしたが、景品を何にするか、時間内に効率よく楽しんでもらうにはどうすればよいかなど、みんなでアイデアを出し合いながら決めていった過程がとても楽しかったです。
ー授業や課題で大変だったこと、乗り越えるために工夫したことはありますか?
やはり、英語で授業を受けるということが一番大変でした。語学学校を卒業していたとはいえ、クラスメイトは先生の話を理解して聞いているのに対し、自分は分かる時と分からない時があり、予習復習が欠かせませんでした。課題が出ると、その日のうちに取り組み、早めに提出するようにしていました。グループワークでも最初の頃はクラスメイトの話す内容が理解できず、分からないことを質問して、話に付いていくのがやっとでした。英語力が不十分だったためとても苦労しました。
ー先生方の指導スタイルや学校のサポート体制について、どのように感じましたか?
私は苦労しましたが、英語力があれば良い内容だと思います。先生は、私が質問すると英語レベルに合わせて分かりやすく説明してくれました。また、学校から寮やホームステイ先を紹介してもらっていた生徒は、トラブルの際は適切に対応してもらえていたようです。大きな学校でスタッフも多いので、その点は安心できると思います。
ークラスメイトはどのような国籍やバックグラウンドの方が多かったですか?印象に残っているエピソードがあれば教えてください。
国籍は生徒・先生ともに本当に多様で、ヨーロッパ、アジア、南アメリカなど、さまざまな国の人がいました。トルコの震災後にカナダで暮らすために来た人、イラクの内紛から逃れてきた人、家族に仕送りするために留学している人、その国では留学が一般的で自然に留学に来た人など、バックグラウンドも多様でした。
印象に残っていることは、ブラジル人とメキシコ人にそれぞれ友達がいますが、その家族とも親しくさせてもらっていることです。卒業後の今も連絡を取り続けていて、近々日本に来る予定があるので一緒に過ごす予定です。

ーカレッジ生活の中で、「ここが日本と違う」と感じた授業スタイルや評価方法はありましたか?
私の学校だけかもしれませんが、1クラスは40人程度の小規模でした。そのため、日本のように先生が一方的に講義をするのではなく、先生が講義しつつ生徒にも質問して答える授業スタイルでした。授業の半分は課題に取り組む時間でした。
課題にはいくつか種類があり、毎授業で取り組む In-class Task、2週に1度必ず提出する Major Assignment、毎週オンライン上で先生の問いかけに答える Weekly Online Discussionがありました。特にMajor Assignmentは大変で、例えば、『レストランを訪問して評価をAPAスタイルでレポートにまとめる』など、時間がかかる上に労力が必要な大変な課題が多かったです。
日本と比べると、ディスカッションが多めの授業になると思います。
ー授業外で取り組んでいたこと(自主勉強、英語練習、ボランティアなど)があれば教えてください。
一人で過ごしていても英語力は伸びないと思ったので、放課後はクラスメイトと一緒に出かけ、その日の授業で学んだ文法や語句を使いながら会話を練習していました。学校のイベントにも積極的に参加したり、自分より英語力が高い人とも過ごして英語力を上げていきました。また、課題に取り組む際には友達と一緒に出かけて進めることが多かったです。
基本的には誰かと過ごすようにして、英語力を上げるようにしていましたね。

インターン
ープログラムに含まれていたインターン(Co-op)探しはどのようにされましたか?また、採用に至った流れについても教えてください。
インターンシップはIACE Travelさんでお世話になりました。
海野さん(MYNDS代表)と面談した際に、インターン先が見つからないことを相談したところ、ご紹介いただきました。その後、満木マネージャーとの面談を経て正式に受け入れていただき、インターンシップを開始しました。
ーインターンでは、どのようなポジションでどのような業務を担当されていましたか?お仕事内容について教えてください。
JRパスの発券、パッケージツアーのウェブサイトへの投稿、Instagramの更新、お客様の旅程プランの書類作成など、幅広い仕事を担当していました。
ーインターン中、印象に残っているエピソードがあれば教えてください。
インターンシップの中で特に印象に残っているのは、パッケージツアーやインスタグラムの投稿業務です。ツアーの内容を確認しながら「行ってみたい」と思えるような、興味をそそる投稿を心がけました。写真や文字の大きさを工夫したり、端的だけど魅力的な言葉を使ったり、広告の難しさとやりがいを感じられて良かったです。
また、マネージャーに同行してエア・カナダ社の普段は立ち入ることのできない場所を見学させて頂いたことも貴重な経験でした。
ーカナダで働く中で、「日本との違い」を感じた場面はありましたか?
違いを一番感じたのは、やはり電話対応やメールのやり取りがすべて英語で行われることでしたね。ホテルやツアー会社などに予約の再確認の電話を担当していましたが、カナダ国内でも地域によって発音が異なり、さらに英語が第二言語ではない国に連絡することもありました。私はネイティブのように流暢な英語や豊富な丁寧表現を使うことは出来ないので、簡潔な英語だとしても予約を正確に確認できるよう工夫する必要がありました。こうした言語面での対応に日本との違いを感じましたね。
また、旅行商品を自分の顧客に販売し、インセンティブを求めて営業に来る人もいました。『自分で仕事を取りに行く』というのは日本で見かけなかったので、これも日本との違いだと思いました。
ーインターンでの経験を通じて得たスキル・学びを教えてください。
難しいことをするよりも、確実に相手に分かりやすく伝えることの大切さを学びました。現地の方と関わりにより英語の壁や発音の違いに直面したことで、常に「相手にどう伝わるか」を意識するようになり、短く分かりやすい表現や復唱、二重確認を心がけるようになりました。母国語ではない環境だからこそ、物事をシンプルに考えるきっかけになったのだと思います。
また、現地の方の積極的で率直な姿勢をみて、はっきり自分の意見を積極的に伝えることや、できないこと・分からないことを素直に伝える謙虚さがコミュニケーションを取る上で大切だということも学びになりました。
日常生活
ートロントでの生活はいかがでしたか?(住まい、生活費、治安など)
色んな国の人と交流できて生活は楽しかったです。薬物中毒の危険な人もいるけれど、ほとんどの人は親切で明るく、居心地が良かったです。食事に関しては中国系スーパーがあるので日本の材料も手に入り、生活自体は日本とあまり変わらないように出来ました。
また、娯楽は少なめなので、日向ぼっこをしたり、友達と家でゲームをしたりと、日本とは違った過ごし方が出来て充実してました。
ー日常生活で感じたカルチャーショックや、日本との違いはありましたか?
日本食レストラン、100円ショップ、カラオケなど、日本と同じような店が意外と多く、特にスーパーでは日本の調味料や食材も買えるので、ほとんど日本と変わらない生活ができることに驚きました。また、食材や飲料がどれも大きいことにも驚きましたね。慣れると買い物の回数が減って便利だと思うようになりました。
ー放課後や休日はどのように過ごされましたか?
放課後は友達と一緒にご飯を食べに行ったり、スポーツをしたりして学生生活を楽しんでました。
休日はよく日向ぼっこに出かけていました。トロントは札幌とほぼ同じ緯度で、日本と同じように四季を感じられます。なので春には桜の木の下で横になっていました。

留学を振り返って・今後
ーカナダ留学を通じて、ご自身に何か変化があったと感じますか?
海外に対する抵抗はなくなりました。住むことはもっと大変なものだと思っていたけれど、実際に暮らしてみると、英語が未熟でも友達はできたし、コミュニケーションも取れました。トロントでは色んな人と関わって背景を知る中で、みんな本当に優しくて、必要以上に警戒しなくていいんだと、難しく考えなくてもよかったんだ、と素直に思えました。
ーカナダ留学(就学・就労)での学びを今後どのように活かしていきたいと考えていますか?
トロントで色んな国の人たちと出会い、日本のことしか知らなかった自分に気づきました。これからも勉強して、いろんな国の人と関わって、世界をもっと広く知っていきたいです。ゆくゆくは海外の人と一緒に働きたいと思っています。
ー今振り返って、留学を決意してよかったと思う瞬間はどんな時ですか?
トロントでできた友達と今も連絡を取りあっている時です。トロントに行かなければ出会えなかった人たちで、自分がつながりを作ろうと動いたからこそ続いている関係だと思います。英語が話せるようになったことも留学して良かったと思っていますが、それ以上に“友達ができたこと”がなにより良かったと感じています。
これからカナダへ来る留学生へ
ー生活面や心構え、仕事探し、言語など、留学生活で大切にした方が良いことや準備しておくべきことなどがあれば教えてください。
お金はできるだけ用意しておくと安心です。仕事探しはタイミングの影響が大きく、見つからないときは本当に見つかりません。なので充分すぎるくらい準備した方がいいです。それと、仕事は英語力が高いとか、業界経験があるとか、何か武器がないと苦戦しやすいです。カナダ人でも仕事探しに苦労することはよくあります。仕事に直結する即戦力になれる武器は何かあった方がいいと思います。
また、英語力もあるに越したことはないです。トロントに来た時、私は“出川イングリッシュ”レベルからのスタートでしたが、それでも英語勉強と仕事探しを長い時間をかけてしたことで仕事を見つけられました。ただ、仕事で使える英語に育てるまでには時間がかかりますし、その間は仕事の幅も限られます。やっぱり英語はできた方がいいと感じました。準備しておくほど留学中は気持ちに余裕ができて、やりたいことに集中できると思います。
ーこれからカナダで留学を考えている方々に、メッセージをお願いします。
カナダでの生活は大変な面もありますが、現地の人は親切で明るくて、細かいことを気にしないので、人と関わるのが本当に楽しいです。私もよく “Take it easy” や “Don’t be shy” と言われていました。気楽に、恥ずかしがらずに留学を楽しむことが一番大事だと思います。頑張ってください!
【一問一答】
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- カナダでお気に入りの場所は?
Trinity Bellwoods 公園ですね。春から秋にかけては午後の時間がとても気持ちよく、よく日向ぼっこをして過ごしていました。近くの Ossington Avenueという大通りにはおしゃれなお店が多いので、コーヒーやアイスクリームを買って公園に向かうことが多かったです。

- カナダで一番好きな食べ物は?
バッファローステーキです。
牛肉ほど脂っぽくなく、より肉の味がしっかりしていて美味しいです。

- トロントでおすすめの場所は?
Baldwin Steps です。
カサロマの横にある階段で、トロントの景色をきれいに見渡せます。季節ごとに雰囲気が変わるのも魅力です。

それから、トロント大学もおすすめです。日本とは違う建物の造りで、少しだけハリーポッターの世界に入り込んだような気分になれます。
まだまだおすすめもいくつかあるので、私にぜひ聞いてください。塚谷さんは、トロントでの生活やおすすめスポット、留学中の日常について、Instagramでも発信されています。
写真や日々の出来事を通して現地の雰囲気を知りたい方は、こちらも参考にしてみてください。
インスタグラムアカウント:kazumastudy0908 - 留学を通して英語力はどのくらい向上したと感じますか?
ILAC のレベルでいえば、Beginner から Preadvanced まで上がりました。
例えるなら、“出川イングリッシュ”から、分からないところはありつつも日常会話はできる、というくらいのレベルですかね。 - 留学生活で一番役に立ったものは?
Dollarama ですね。
日本でいう100円ショップで、何でも揃っているので困ったときによく行っていました。 - カナダ留学を一言で表すと?
生き方が軽くなった留学です。
- カナダでお気に入りの場所は?
最後に
ーMYNDSのサポートはいかがでしたか?利用してみてのご感想、ご意見、ご提案など、何でもお知らせください。
MYNDS さんには本当にお世話になりました。
留学前の相談では、どんな留学にしたいかや期間について丁寧にカウンセリングしていただき、手続きの流れや必要なものも順番に分かりやすく教えてもらいました。
留学中に悩み事やトラブルがあった時もいつでも対応していただき、忙しい中でもこまめに連絡をくださって本当に助かりました。
おかげで大きな問題もなく、楽しい留学生活を送ることができたと感謝しています。
本当にありがとうございました。
記事では伝えきれなかった日常の様子や、おすすめスポットなども紹介されていますので、興味のある方はぜひご覧ください。
インスタグラムアカウント:kazumastudy0908

