コスパ重視:概要
円安の影響もあり、語学学校や留学にかける費用をできるだけ抑えたいと考える方が増えています。しかし、「とにかく安い学校やプログラムを選べば良い」というわけではありません。
ここでは、コストを抑えつつも、しっかりと成果を出す語学留学を実現するための3つのポイントをご紹介します。後半では、具体的な語学学校のプランもご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
授業料を抑える工夫をする
もっとも直接的にコストに影響するのが授業料です。以下の工夫で、実質的な費用を大きく下げることが可能です。
◆まとまった期間を申し込む: 4週ごとの料金よりも、12週以上、24週以上など長期申込の方が割引率が高くなる傾向があります
◆プロモーションを活用する: 各学校では定期的に期間限定の割引キャンペーンを実施しており、時期によっては大幅なディスカウントが得られることもあります
長期間で申し込んだ方が割安になるのは事実ですが、渡航後にキャンセルする場合は、未消化分は一部のみの返金、申し出時期によっては返金がないこともあります。迷った場合は、まずは「最低限必要な期間」で申込し、現地での延長やアップグレードを検討しましょう。
渡航先(都市)を工夫する
同じカナダ国内でも、都市によって生活費に大きな差があります。例えば、バンクーバーやトロントに比べて、地方都市は家賃や物価が安めです。また、日本人留学生が比較的少ない地域では、英語漬けの環境に身を置けることから、上達のペースも速くなる傾向があります。費用に対してより高い英語力リターンが得られる都市選びもとても重要です。
日本から英語学習を組み込む
留学を開始する前や、予算的に渡航期間を短くしたい場合は、日本にいる間にオンラインで英語学習をスタートするという方法もあります。近年は、現地の語学学校が提供するオンラインプログラムや、フレキシブルに受講できるハイブリッド型学習も広がっており、留学全体のコストを抑えながら効率よく準備することが可能です。英会話の初歩や、自己紹介、授業中に使う表現など、事前に覚えておくと安心なフレーズは、AIツールなどで練習するのも効果的です。
プランニングのご相談もお気軽に
渡航都市の選定や、日本からのオンライン受講を含めたスケジュール設計は、留学プラン全体に関わる重要なポイントです。個別に状況をお聞きしながら、最適なプランをご提案しますので、ぜひカウンセラーにご相談ください。
おすすめの学校の紹介
Center of English Studies (CES) (バンクーバー、トロント)
Center of English Studies (CES) は、1979年に設立され、現在、アイルランド、イギリス、そしてカナダのいずれも大都市にキャンパスをもつグローバルな語学学校です。カナダにはトロント、バンクーバーの二都市に校舎があります。
授業では、午前中にスピーキング、リスニング、文法、ライティングを満遍なく学習し、午後にビジネス英語や、IELTSなどのテスト対策クラス、発音を強化するためのクラスなど様々なクラスから個人のニーズに合わせて選択することが可能です。
立地もとても良く、授業料も安価なので、留学費用を抑えたい方にもおすすめの語学学校です。
料金
※2025年2月時点での授業料です。学校から提示されるプロモーションは時期によって変わるため、詳細はお問い合わせください。
Hansa Language Centre Toronto(トロント)
Hansa Language Centre Torontoは1969年に設立された、カナダの大都市トロントの老舗語学学校です。トロントのEglinton駅の近くに2つ大きなキャンパスを持ち、どちらのキャンパスも駅からは徒歩2分ほどの距離に立地しています。Hansaでは、多くの学生が在籍する大規模校ですが、少人数制のクラスを提供しており、平均9名程のクラスなので、クラス内での発言の機会も多く与えられるのも嬉しい特徴です。また、トロント市内の語学学校の中では、日本人留学生の割合が少ないというのも特徴で、国際色豊かな語学学校です。
一般英語はすべての授業が選択制となっており、自分の弱点や目的に合わせて自分に合うプログラム、スケジュールを組めることが大きな特徴です。レベルは、12レベルに分かれているので、自分の英語力に合ったクラスで学習を受けることができます。選択できる科目の例として、文法、会話、語彙、発音、イディオム、リスニング、リーディング、ライティング、上級レベルになると、ビジネス英語、IELTS などのテスト対策コースや進学準備コースなどを受講することも可能です。
プログラムは、一般英語コース(週15時間/20時間/35時間)、夜間コース(週5時間/10時間/15時間)を提供しているため、ワーキングホリデービザで働きながら勉強をしたいという方にはぴったりです。リーズナブルに学校に通いたい、活気のある雰囲気で国際色豊かな環境で英語を学びたい方におすすめしたい語学学校です。
料金
※2025年2月時点での授業料です。学校から提示されるプロモーションは時期によって変わるため、詳細はお問い合わせください。
CLLC(トロント、オタワ、ハリファックス)
CLLCは2005年にカナダのハリファックスで創立された語学学校で、トロント、オタワ、ハリファックスの3都市のダウンタウンにキャンパスがあります。各キャンパスとも講師、学校スタッフが親身になって学生をサポートしてくれるので、初めての留学でも安心して過ごすことができます。イングリッシュオンリーポリシーが徹底されていることや国際色が豊かで日本人比率が通年で5%以下と低いことから、英語力習得により集中できる環境が整っている学校です。カナダ3都市にあるCLLCはキャンパス間の移動が可能なため、都市移動を考える学生にもおすすめです。
講師はCELTA(英語教授法)資格を持つ英語教育のベテランが揃っており、オリジナルテキストを使用していることから質の高い授業を提供しています。
CLLCの一般英語では、4つの技能は、ReadingとWriting、そしてSpeakingとListeningの2クラスに分けられており、それぞれのレベルで受講ができます。CLLCのトレードマークであるプログラム「Plus One」では、2週間ごとに学習計画やニーズ、関心に沿った様々なトピックから選択して学習でき、学生自身が学習をカスタマイズできるのも特徴です。また、キャンパスによって異なりますが、授業は3つの時間帯からフレキシブルに受講できるのでお仕事をしながら英語を学習したい方にもおすすめです。
また、アクティビティやホームステイに力を入れていることも大きなポイントです。アクティビティは最大週6回開催されているのでカナダでしかできない経験を他国からの学生と共に楽しむこともできます。ホームステイはCLLC独自でホストファミリーと提携しており、随時学生からフィードバックをもらってその質を保っています。
語学だけでなく、学生のことを第一に考え、工夫するスタッフの温かさを感じながら、“パーソナライズ エクスペリエンス”ができるのがCLLCです。
料金
※2025年2月時点での授業料です。学校から提示されるプロモーションは時期によって変わるため、詳細はお問い合わせください。
Quest Language Studies(トロント)
Quest Language Studiesは1997年に設立された小規模な語学学校です。トロントのダウンタウンに校舎があり、付近にはショッピングモールやレストランが立ち並び、College駅が徒歩圏内にある、とても便利な立地です。2020年に移転し改装された校内は明るくモダンで、学生と職員や教師の距離が近いアットホームな学校です。クラスの平均人数は12名と比較的少人数のクラスのため、講師の目も行き届きやすく、1人1人しっかりとサポートが受けられます。学生は南米を中心とした世界各国から集まっているので、賑やかな雰囲気の中で英語学習に取り組むことができます。教材も、ディスカッションやプレゼンテーションなどの会話に重点を置いたオリジナルデジタル教材を取り入れているのでより効率良くスキルの向上を図ることができます。
おすすめのプログラムはCore EnglishとFocus on Communcationsです。Core Englishは、英語を基礎からしっかり学びながらスピーキングも強化したいという方にお勧めのプログラムです。Focus on Communcationsは、とにかくスピーキングを強化したい方のためのプログラムです。どちらのプログラムでも、選択ワークショップや集中コースを自分で選択できるので、興味がある趣味や分野の英語の強化ができるので、飽きがなく勉強できるのもポイントです。さらにどちらのプログラムにもChat Buddyという現地大学生とトロント市街に出かけて英語を勉強するというプログラムを追加することができ、学校ないだけでなく、実際に話されている英語のスピードや表現を体験できます。
また、ワーキングホリデーでカナダに渡航する学生の皆様におすすめなのが、Working Holiday Internship Placement。就労ビザを持つ人を対象に、インターンシップの手配をしてくれるサービスです。プログラム受講前に学生のこれまでの仕事歴やスキル、そして英語力をチェックし、学生に合ったインターンシップ先を手配してくれます。学校で最低4週間の授業を受けていただき、その中で履歴書の書き方や面接の練習、仕事で必要な英語単語や表現などを身に付けることができます。
料金
※2025年2月時点での授業料です。学校から提示されるプロモーションは時期によって変わるため、詳細はお問い合わせください。
Canada College (モントリオール)
Canada Collegeはモントリオールのダウンタウンに3つのキャンパスを持つ語学学校、専門学校です。改装されたばかりということもあり、教室やラウンジはとても広く清潔感があり、心地よく勉強できる環境が整っています。レベルによって生徒数にはばらつきがありますが、1クラスに平均7名程度と、少人数制度をとっているので学生それぞれに目が行き届きやすくなっています。日本人比率も5%以下なので、徹底的に英語環境に自身を置きたい方にはおすすめです。
語学学校では英語とフランス語の2か国語が履修でき、午前クラスはもちろん、夕方、週末にクラスが開講されているため、自分に合ったスケジュールで学習を進めていくことが可能です。また、クラス分けが細かく、一般英語コースでは10レベル、一般フランス語コースでは9レベルあり、4技能であるReading、Writing、 Listening、 Speakingを基礎から徹底的に固められるプログラムになっています。併設の専門学校への入学を見越して語学学校へ通う学生も多く、高いレベルを目指している学生たちとともに学習することができます。
料金
※2025年2月時点での授業料です。学校から提示されるプロモーションは時期によって変わるため、詳細はお問い合わせください。
一般英語/フランス語
フルタイム対面($280/週): 4週 $1,120、12週 $3,360、24週 $6,720
組み合わせ可能な「留学のカタチ」
受講条件・注意点
語学学校のプロモーション(割引)内容は頻繁に変更されます。25%~30%の大幅割引など、新しいキャンペーンが突然出ることもあるため、留学時期や学校を検討中の方は、担当カウンセラーと密に連絡を取り合うことをおすすめします。お渡ししているお見積もりに「申込期限」の記載がある場合は、その内容がすでに終了している可能性もあります。そのため、申込期限に間に合わなかった場合や、検討時期がずれてしまった場合には、最新のプロモーションに基づいた再見積もりをご依頼ください。常に最新の情報で、最もお得な条件をご案内できるよう対応いたします。
よくある質問と回答
学校を自分で手配したらもっと、節約できますか?
いいえ、ご自身で手続きしても料金は変わりません。弊社のような留学エージェントは、語学学校と正式に提携し、学校の料金表に沿ってプロモーション(割引)を適用した正規料金をご案内しています。
そのため、個人で学校に直接申し込んだ場合と、同じ料金が提示されるのが基本です。
北米では、学校側がエージェントに紹介手数料を支払う形をとっており、お客様側に手配料や代行手数料などの追加費用は発生しません。ご自身で煩雑な手続きを行う手間を省きながら、同じ条件で手配できますので、安心してご相談ください。
プロモーション(割引)はどうやって決まるのですか?
学校ごとに、国籍・マーケットごとに設定されています。語学学校では、特定の国籍に偏らないよう、国ごとに異なるプロモーションが用意されることが一般的です。日本人学生は総数が多すぎず、真面目に学習し、ビザ却下率も低いことから、学校にとって歓迎される傾向があり、日本向けのプロモーションが手厚い場合もあります。
これらの情報は学校の公式サイトに掲載されていないことも多く、エージェント経由でのみ案内されるケースもあります。気になる学校がある場合は、お気軽にお問い合わせください。
他のエージェントと見積もりの料金が違うように思います
まずは「レッスン数」や「授業スタイル(週の授業時間)」に違いがないかご確認ください。語学学校の料金は、週15時間(パートタイム)〜週30時間(集中)まで、受講スタイルによって変わります。同じ学校でも、コースタイプの違いにより見積もり額が異なることがあります。
また、弊社では学校とのやり取りをもとに、正確なプロモーションを反映した見積もりをお出しするよう努めていますが、万が一、適用漏れや見積り上の誤差があった場合でも、最終的には学校が発行する請求書に基づいて金額が確定します。ご請求が実際より高くなることはありませんので、ご安心ください。
