Pathway Program

パスウェイプログラム

カナダの大学・カレッジ進学に向けたパスウェイプログラム

進学準備コース(パスウェイプログラム):概要

カナダで大学やカレッジへ進学するには高い英語力が求められます。大学・カレッジへ出願の際には英語力を証明しなければなりませんが、この英語力証明にはいくつか方法があります。こちらでは、その中でも進学方法の一つとして挙げられる、【パスウェイプログラム】についてご案内いたします。

パスウェイプログラムとは、カナダの大学やカレッジへの進学を目指す留学生が、進学に必要な英語力を身につけるための進学準備コースです。大学・カレッジと提携している私立の語学学校や、大学・カレッジに附属する語学学校で提供されており、各校が定める規定レベルを修了すると、英語テスト(IELTSやTOEFLなど)を受けなくても、修了証書がそのまま英語力証明として使えるのが大きな特徴です。

また、プログラムの中では英語力そのものだけでなく、大学・カレッジで必要となるエッセイやレポートの書き方、プレゼンテーションスキルなど、進学後に役立つアカデミックスキルも合わせて学べるため、まさに「英語力+進学準備」の両方を備えた実践的な内容となっています。

カナダ進学|カレッジ・大学進学ガイド(MYNDS)

大学・カレッジ進学

進学の概要、英語力証明などについては下記のページを合わせてご覧ください。

私立語学学校:パスウェイプログラムについて

かつてカナダでの大学・カレッジ進学を目指す場合、まず進学先を決めて、英語力が足りなければその附属語学学校に通う、というのが一般的な進学ルートでした。

しかし、特に海外から進学を検討している場合、どの都市やエリアが自分に合っているのか、またどの学校が適しているのかを事前に決めるのは簡単ではありません。附属語学学校で学んでいる途中で、希望するプログラムの開講状況や成績などの理由から別の学校へ進路変更したくなった場合、新たにIELTSやTOEFLなどの英語資格試験を受け直す必要があるなど、柔軟な対応が難しいのが実情です。また、附属語学学校は開講スケジュール(例:8週〜16週単位)や入学時期があらかじめ決まっていることが多く、日程面での調整が難しいという側面もあります。

このような背景から、最近では私立の語学学校でパスウェイプログラムを受講する方法が主流になりつつあります。これらの語学学校は、カナダ全土の大学・カレッジと提携を結び、進学準備としての英語教育を提供しています。大手の語学学校であれば、カナダ全国に多数の提携校がありますが、なかには特定の州や都市に限られた提携先しか持たない学校もあるため、自分の志望校が提携校に含まれているか、必要な修了レベルはどの程度かなどを、事前に公式サイトや資料でしっかり確認しておくことが大切です。

また、コロナ禍の影響で海外渡航が制限されていた時期、多くの私立語学学校では、進学を希望する国外の学生に対応するため、パスウェイプログラムのオンライン受講体制を整備しました。現在も、オンライン提供を継続している学校が多く、留学生にとっては、日本にいながら英語学習と進学準備を進められる選択肢として活用されています。現地での生活費や渡航費を抑えられるため、全体の留学費用を軽減できる点でもメリットがあります。

進学に関するご相談は弊社カウンセラーでも承っておりますので、迷った際はお気軽にお問い合わせください。

カナダ留学・大学附属語学学校の案内

公立大学・カレッジの附属語学学校

進学準備を兼ねた、附属語学学校での英語学習についてはこちらをご覧ください。

このような方におすすめ

  • 進学先に迷っており、選択肢を多く持ちたい方
    私立語学学校は、それぞれが複数の大学・カレッジと提携しているため、カナダに到着してから進学先を決めたい方にも柔軟に対応できます。EAPプログラム(進学準備英語)修了後1年以内であれば、多くの学校で英語力証明として有効とされるため、進学時期をずらすことも可能です。
  • できるだけ学費がリーズナブルな方が好ましい
    私立語学学校は附属語学学校と比べて授業料が比較的リーズナブルです。コスト面を重視して留学プランを立てたい方にとっては、経済的な選択肢となります。
  • 進学するための英語力がまだ身についていない
    パスウェイプログラムの多くは、上級レベルの英語力を前提としています。そのため、現在の英語力が初級〜中級の場合は、まず一般英語コースからスタートする必要があります。段階を踏んで進学を目指したい方や、学習期間がある程度かかることを見越して留学計画を立てたい方にも、私立語学学校はおすすめです。
ワンポイントアドバイス
すでに進学先や入学時期が明確に決まっている方、また日本でIELTS5.5〜6.0程度のスコアを取得しており、附属語学学校の上位クラスからスタートして早めにキャンパスライフに慣れたいと考えている方には、附属語学学校のパスウェイプログラムも選択肢としておすすめです。

 おすすめの学校

ブリティッシュコロンビア州バンクーバー
オンタリオ州トロント
ケベック州モントリオール:
ILSC

ILSCは世界各国にキャンパスをもつ世界規模の実績ある語学学校です。ILSCではただ英語を学ぶだけではなく、プラスアルファで学べる選択プログラムがとても充実しています。ILSCのパスウェイプログラムは、事前にオンラインテストを受けるため、学校初日の追加テストなしで、学生のレベルに合ったクラスに手配されます。全世界で160、カナダだけで40を超える提携校をもつため、進学先が全く決まっておらず、多くの選択肢を持ちたい方におすすめの学校です。

プログラムのポイント
  • 学力向上のモニタリング: 一対一の個別面談
  • 学生ごとの学習プラン: 各学生の弱点に重きを置く体系的なサポートプラン
  • 集中学習: 講義を理解する力、ノートの取り方、リサーチ、アカデミック議論の方法
  • 個別進路ガイダンス: 提携校選択をサポート
受講に必要な英語力とプログラム期間

最短8週間
上級レベル: 8 – 16 週間
中級レベル: 16 – 32 週間
初級レベル: 36 – 48 週間

料金

※2025年2月時点での授業料です。学校から提示されるプロモーションは時期によって変わるため、詳細はお問い合わせください。

サンプル見積もり

ILSC 学校情報はこちら

ブリティッシュコロンビア州バンクーバー
オンタリオ州トロント:
ILAC

ILACは、世界 90 ヶ国以上から留学生が集まる国際色豊かで活気のある、カナダ有数の人気校です。ILACのパスウェイプログラムでは、大学やカレッジ進学に必要な英語力に加え、大学・カレッジ入学後に必要なアカデミックスキル(長論文の書き方やリサーチスキル、タイムマネジメント、クリティカルシンキング 、プレゼンテーションスキルなど )も一緒に学ぶので、進学に向けしっかり準備することができます。提携校も85校以上とカナダ最大の提携数を持っているため、進学先が決まっていない場合でも安心して通学することができます。

プログラムのポイント
  • カナダ最大の語学学校
  • 2週間に1度IELTSの模擬試験でスコアの進捗状況を頻繁に確認できる
  • 進学サポートが充実
受講に必要な英語力とプログラム期間

最短:8-12週間(進学したい学校によって、入学条件が異なる)
レベル10~

料金

※2025年2月時点での授業料です。学校から提示されるプロモーションは時期によって変わるため、詳細はお問い合わせください。

サンプル見積もり

ILAC 学校情報はこちら

組み合わせ可能な「留学のカタチ」

カレッジ・大学進学:附属語学学校だけではなく、私立語学学校のパスウェイも有効な選択肢

看護師進学:私立パスウェイプログラムは、一部ヘルスケアプログラムにも利用できます

ワーキングホリデー:進学してから就労、就労してから進学、どちらも選ばれています

受講条件・注意点

パスウェイプログラムには、大きく分けて2つのタイプがあります。

1つは「パスウェイプログラム(例:12週間)」のように、プログラム名と受講期間が明確に決まっているタイプです。このタイプは、受講を始める前に一定の英語力が求められるため、事前に英語テストやスコアの提出が必要な場合があります。もう1つは、一般英語(ESL)コースの一定レベルを修了すれば、そのまま英語力の証明として進学先に提出できるタイプです。こちらは特別な「パスウェイ」という名前がついていないこともありますが、内容としては同じように進学準備の役割を果たしています。

どちらのタイプが優れているということではなく、どちらも学校側がカリキュラム内容や学習到達レベルを公立カレッジ・大学に提出し、「このプログラムを修了すれば、英語要件を満たしている」と正式に認定された上で提携が成立しています。

そのため、出願時になって「修了証では英語力として認められない」といったトラブルが起こることは、基本的にありません。逆に、学校側もパスウェイ契約の継続がかかっているため、十分な英語力がない学生を無理に修了させることはありません。結果として、どの学校を選んでも、英語力を進学要件まで引き上げるまでにかかる期間に、大きな差が出ることはほとんどないと言えます。

よくある質問・回答

進学Q&Aも合わせてご覧ください。

パスウェイプログラムを受講すると、エスカレーター式でカレッジや大学に入学できるということでしょうか?

パスウェイプログラムは、あくまで「英語力に関する要件」を満たす手段のひとつです。プログラムを修了すれば、提携している大学・カレッジに英語スコアの提出や追加審査なしで出願できるようになりますが、アカデミック要件(高校や大学での成績・卒業資格など)は別途満たす必要があります。つまり、パスウェイを修了したからといって、自動的に進学が保証されるわけではなく、英語力以外の入学条件をすべてクリアしてはじめて、正式な入学が認められるという仕組みです。

パスウェイプログラムを卒業すると出願できるプログラムにはどんなものがありますか?

出願可能なプログラムは、語学学校と提携先の教育機関との契約内容によって異なりますが、一般的には以下のような進学先が対象になります:

  • カレッジのCertificateプログラム(1年)
  • カレッジのDiplomaプログラム(2年)
  • 大学のUndergraduate(学士号・4年制)プログラム
    ※一部では、Master’s(修士)プログラムへの進学要件を満たすケースもあります

どの学校がどの進学先と提携しているか、またどのレベルの修了が必要かは学校ごとに異なりますので、詳しくは各語学学校のパスウェイ案内ページ、または弊社の進学カウンセラーまでお気軽にお問い合わせください。

附属語学学校を経由せずに、私立語学学校のパスウェイから出願することにデメリットはありますか?

英語力の証明方法が異なるだけで、英語スコア(IELTSなど)、パスウェイプログラム、附属語学学校いずれを通じても、必要な英語要件を満たしていれば、本科(正規課程)入学の審査において不利になることはありません。ただし、私立語学学校から出願して進学する場合、進学先の学校やエリアについて十分な下調べができていないと、「思っていた雰囲気と違った」「生活環境が合わない」と感じるケースもあり、留学のスタート時点での調整に時間がかかることがあります。

一方で、附属語学学校を経由して本科に進学する場合は、すでにキャンパスの環境や生活に慣れているため、スムーズに本科の授業に移行しやすいというメリットがあります。学校のシステムや施設にも事前に触れられるため、本科での学びに集中しやすくなるという点は大きな違いです。

ただ、私立語学学校でも、アカデミックコーディネーターとの面談や、提携カレッジの担当者による進学説明会(情報セッション)などを開催している学校もありますので、こうした機会を積極的に活用しましょう。

パスウェイプログラム(例:12週間)は、12週間受けたら必ず英語要件を満たしますか?

パスウェイプログラムは、規定の受講期間を終えれば自動的に修了できるものではありません。出席率・課題・テストの成績など、学校が定めた条件をすべて満たして初めて修了となります。そのため、たとえば12週間コースという設定があっても、修了条件に達しない場合は4週間の延長などが必要になるケースもあります。また、8〜16週間などの受講期間はあくまで目安であり、その期間内でのレベルアップが保証されているわけではない点にもご注意ください。

ESL(一般英語)のレベル修了をパスウェイとして活用している学校でも同様で、当初予定していた就学期間が延びることは珍しくありません。特に日本人留学生は、SpeakingやWritingといったアウトプット系スキルに課題を感じることが多く、規定レベルをなかなか修了できないというケースも見られます。出願準備は、余裕を持ったスケジュールで計画することをおすすめします。

すべてのプログラムに対して、パスウェイ修了を英語力証明として使えますか?

基本的には、多くのカレッジや大学でパスウェイプログラムの修了を英語力の証明として認めていますが、州の規定や専攻プログラムの内容によっては、パスウェイでは英語要件を代替できない場合もあります。たとえば、特定の医療系・公的機関関連のプログラムなどでは、IELTSやTOEFLといった英語スコアの提出が必須とされるケースがあります。このような場合、パスウェイ修了だけでは出願できないこともあるため、事前に進学先の要件をしっかり確認することが大切です。

ただし、パスウェイプログラムはあくまで進学準備として非常に有用であり、英語スコアの提出が必要な場合でも、アカデミックな英語力を強化する目的で受講する価値は十分にあります。スコア対策とは異なる形で、大学・カレッジで求められる実践的な英語スキルを身につけることができます。

結婚・就労を元に既にカナダの永住権を持っているのですが、改めて進学を検討しています。パスウェイプログラムは留学生でないと受けることができませんか?

永住権をお持ちの方でも、一部の語学学校ではパスウェイプログラムを受講することが可能です。受け入れの可否は学校によって異なりますので、まずはご相談ください。

永住権保持者向けの英語クラス(LINCや移民向けプログラムなど)では、一般英語や日常生活・市民権取得・就労準備に焦点を当てた内容が多く、大学・カレッジで必要とされるアカデミックな英語準備としてはやや物足りなさを感じることがあります。カナダの高等教育機関では、エッセイ構成、アカデミックリサーチ、ディスカッションの方法など、カナダ人学生が高校で習得済みとされるスキルが前提として扱われることが多く、授業中に「今さら聞けない」と感じる場面もあります。

そのため、たとえ留学生でなくても、英語が第一言語でない方にとっては、パスウェイプログラムでアカデミック英語を体系的に学ぶことが、進学後の学習をスムーズに進める上で非常に有効です。

まだ進学先や都市が決まっていません。とりあえず提携校が多い語学学校を選べば安心でしょうか?

提携校が多い私立語学学校を選ぶことで、進学先の選択肢を広げられるという点は確かに大きなメリットです。ただし、「とりあえず」で語学留学を先行させてしまうことにはリスクもあります。私たちは現地で多くの留学・進学相談を承ってきましたが、事前のプランニングが不十分だったことで、以下のようなケースにたびたび出会っています:

・語学期間を必要以上に長く申し込んでしまい、時間を持て余した
・希望の教育機関に出願するつもりで渡航したが、アカデミック要件を満たさず断念することに
・都市部(例:バンクーバー・トロント)に来たものの生活が合わず、もっと慎重に都市選びすればよかったと後悔
・出願時期が早い人気プログラムだったため、渡航後に検討し始めた時点で既に定員締切となっていた

このように、「選択肢を広げたい」という理由で語学学校を先行して選んでしまうと、結果的にお金や時間を余計にかけることになったり、希望通りの進学ができなかったりする可能性もあります。パスウェイの強みは「複数の進学先に対応できる」点ですが、どこかのタイミングで進学先や時期を明確にする必要があります。それを先延ばしにしてしまうと、逆に進学のチャンスを逃してしまうこともあります。

そのため、進学を検討されている段階で、できるだけ早めに進学カウンセリングを受けることをおすすめします。現在の英語力・希望分野・予算・生活環境の希望などを踏まえて、無駄のない留学プランを一緒に組み立てることが可能です。

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