バイリンガルは当たり前?
現代の日本人は、小学校から英語教育が義務となっているのでアルファベットや簡単な英単語や英文法には触れていると思いますが、読めるけど話せない!聞き取れない!という方が多いと思います。これは、日本語のみを生活で使っている私達日本人にとっては仕方のない事です。それに比べ、カナダをはじめとする海外では、移民を多く受け入れているため、自然とバイリンガルが当たり前となっています。では、バイリンガル、マルチリンガルのメリットとは何でしょう?
バイリンガル、マルチリンガルのメリット
多くの人とコミュニケーションを取れるという点以外にも、母国語以外の言語を話せるメリットはたくさんあります!言語を学ぶことは文化を学ぶこと。他言語を習得すると、他の文化への理解が深まるため、いろんな観点から物事を考えられるようになります。また、仕事の幅やチャンスが広がり、日本国内だけでなく海外での就職でも圧倒的に有利です。
しかし、なぜカナダでマルチリンガルに?
カナダの公用語が英語とフランス語の2カ国語ということはあまり知られていません。これはカナダ国内でフランス語が使用されていない地域が多いためです。フランス語を公用語としているケベック州では、道路標識をはじめ全てがフランス語で表記されています。とはいえ、ケベック州の大都市モントリオールの中心街では多くの人がフランス語と英語の両方を流暢に話すことができるのでバイリンガル都市としても有名です。英語とフランス語の両方を学びたい!バイリンガルだけではなく、マルチリンガルになりたいという方にはケベック州がおすすめです。
フランス語を学ぶメリットは?
ロマンチックな言語として知られているフランス語。フランス語というと、おしゃれで高貴なイメージがありますよね。実際にフランス語が話せると、どんなメリットがあるのでしょうか?
英語に次いで2番目に広範囲で使用されている
世界で約3億人が話すことができるフランス語。これからも話者数は増えていくと予想されています。話者数は英語や中国語などと比べると少ないものの、計29か国で公用語とされている世界で2番目に広範囲で使用されている言語です。また、フランス語は英語同様、唯一全ての大陸で話されている言語の1つでもあります。
英語に次いで2番目に外交や国際機関で使われている
フランス語は英語に次ぎ、多くの国際機関の公用語と指定されています。例をあげると、国際連合欧州本部、世界保健機関 (WHO)、そして世界貿易機関 (WTO)などがあります。また、私たちの生活に身近なオリンピックでもフランス語は第一公用語とされています。このように、国際性の高いフランス語。将来、世界を跨いで仕事をしたい方には必須の言語です。
フランス語学習はこのような方におすすめ
- 英語が中級レベル以上で授業を英語で理解できるに
- 都市移動でモントリオールやケベックシティでフランス語に挑戦したい方
- キャリアアップに繋げたい方
- 将来、国際機関で働きたい方
- カナダ、フランスに移住を考えている方
ケベック州の多くの語学学校では英語だけでなくフランス語の学習も可能です。さらに、同語学学校内で他都市からモントリオール、ケベックシティへの転校が可能な学校もあります。弊社がおすすめする初心者でもフランス語に挑戦できる語学学校はこちらです。
おすすめの学校の紹介
EC
ECは、モントリオール、トロント、バンクーバーのカナダ3都市を含んだ世界各国にキャンパスを持つグローバル校です。世界中から留学生が集まり、国籍比率については、各言語毎に生徒数が全体の30%までと制限されているので、日本人だけで集まることなく、世界各国からの学生と学ぶことができます。また、モントリオール校は日本人比率が約10%以下程度となっているので、語学に集中しやすい環境が整っています。英語をトロントやバンクーバーで学習した後に、モントリオールに転校し、フランス語を勉強することもできます。
一般フランス語/ バイリンガルコース
ECでは、General French(週20レッスン)Semi Intensive French(週24レッスン)、Intensive French(週30レッスン)から選ぶことができ、午前中に基礎を学ぶ総合フランス語、午後は選択授業で弱点を補うことができるよう、バランスよくカリキュラムが構成されています。また、ECのおすすめポイントは、4週間毎にプログレステストが行われ、その後教師との一対一のTutorialがある点です。1か月毎に教師からフィードバックを貰えるので、自分の弱点を常に把握でき、何に集中し、強化したらいいのかが明確にできます。
UMC
Upper Madison College (UMC)はトロントとモントリオールにキャンパスを持つ、中規模の語学学校です。1クラスに同じ母国語を話す学生を最大4人までしか入れないという徹底した国籍制限と1クラス最大13名までの少人数制が取られているため、生徒は必然的に他の国の学生とフランス語でコミュニケーションを取ることが求められ、語学力の向上に役立っています。また、UMCでは、各学生が学習進捗状況を確認できる個人オンラインアカウント「Quickschool.com」を配布しており、成績、宿題、出欠状況、講師からのコメントなどを随時学生自身で確認ができるようになっています。
一般フランス語
モントリオール校では一般英語と一般フランス語が開講しているので、同都市で2か国語留学が可能です。また、トロントにもキャンパスがあることから、トロントで英語を学習し、モントリオールでフランス語を勉強する2都市留学も提供しています。
一般フランス語は6レベルに分かれており、1レベルを8週間で修了できるプログラムになります。午前中に、コミュニケーション、文法、読解、筆記を45分ずつ満遍なく学習し、午後にスピーキング力を上達させることができます。
Canada College
Canada Collegeはモントリオールのダウンタウンに3つのキャンパスを持つ語学学校、専門学校です。語学学校のキャンパスは改装されたばかりということもあり、教室やラウンジはとても広く清潔感があり、心地よく勉強できる環境が整っています。レベルによって生徒数にはばらつきがありますが、1クラスに平均7名程度と、少人数制度をとっているので学生それぞれに目が行き届きやすくなっています。日本人比率も5%以下なので、フランス語に集中しやすい環境で勉強できます。また、授業料が他の語学学校に比べて安価なため、留学費用を節約しながらもしっかりと学習したい方に適しています。
一般フランス語
語学学校では英語とフランス語の2か国語が履修でき、午前クラスはもちろん、夕方、週末にクラスが開講されているため、自分に合ったスケジュールで学習を進めていくことが可能です。また、クラス分けが細かく、一般フランス語コースでは9レベルあり、4技能であるReading、Writing、 Listening、 Speakingを基礎から徹底的に固められるプログラムになっています。併設の専門学校への入学を見越して語学学校へ通う学生も多く、高いレベルを目指している学生たちとともに学習することができます。
NUMA institute(旧CLC)
NUMA institute(旧CLC)はGuy-Concordial駅から徒歩2分のダウンタウンの中心の好立地に位置する語学学校でSt. Jaxコミュニティセンター内にあります。学校周辺はショッピングモールやカフェ、レストランなど活気に満ちており、通学にもとても便利なロケーションです。NUMA instituteでは英語とフランス語を提供していますが、多くの学校が最低催行人数を設けている中、最低1名からクラス開講が可能なため、学生は安心して学校を申込むことができます。また、クラスの平均人数は4名、最大6名で少人数制クラスを採用しているため、クラス内での発言の回数が多く、先生が学生にかけられる時間が多いのも嬉しい特徴です。また、他の学校と大きく違う点としては、通学する学生の国籍がカナダ、アメリカ人が最も多いことです。英語を母語とする学生はフランス語を、フランス語を母語とする学生は英語を学んでいるため、北米の学生と交流する機会もあるでしょう。PR保持者が通学していることや年齢層も少し高めなこともあり、落ち着いた雰囲気でしっかりと学びたい方におすすめの語学学校です。
他の大きな特徴としては、【カイゼンコネクト】という独自の学習システムを用いていることです。講師が様々なテクニックを用いて学生から言語データを引き出し、個々の学生の学習データを使いながらそれぞれの学生にあった学習方法やペースなどを分析して授業が行われていく仕組みです。学生は自分の弱点や克服すべき点を把握しながら、効率よく学習を進めていくことができます。
スピーク 15/ インテンシブ 20
月曜日から金曜日の午前中に授業が行われる【スピーク 15】、スピーク 15に午後のプライベートレッスンがつく【インテンシブ 20】などがあります。いずれもとにかくスピーキングを重視したい方にはおすすめです。
エクスペリエンス 30
【エクスペリエンス 30】は午前中は【スピーク 15】を受講し、午後から【エクスプローラー 15】という、課外授業(ローカルマーケットで買い物、ミュージアムを訪問、専門家からレクチャー、観光名所、博物館など)をしながらフランス語を実践的に学ぶというプログラムです。短期滞在で観光しながらフランス語を勉強したい方におすすめです。
“バイリンガルでも難しいのに、マルチリンガルなんて…”と思っているあなた!最初はお遊び気分で他言語を勉強してみても損は一切無いです。挑戦してみることが大事!せっかくカナダに留学するなら英語、さらにフランス語を勉強してみては?他にもたくさんのフランス語が勉強できる語学学校があるので、ご気軽にお問い合わせください。