キャリア目標のあるカナダ留学|日本人であることを活かした職場、オンタリオ州認定保育士。飯島 沙貴さん
「キャリアにつながる留学・進学」をサポートするMYNDS。私たちがこれまでにカウンセリング・留学サポートをし、現在は社会人としてカナダで活躍する方々にスポットを当てていきます。
- オンタリオ州認定保育士
- 飯島 沙貴さん
- 神奈川県出身・トロント在住
- カナダ滞在歴… 10年
- 卒業校… George Brown College
Early Childhood Education(2年) - カナダの好きなところ… 様々な文化を持つ人達が、お互い尊重しあって成り立っているユニークな雰囲気。
- 目標・目的を達成するために大切なこと… 失敗してなんぼ!間違いを恥ずかしがらず、失敗から学ぶこと。
- カナダの大学・カレッジ進学に興味がある
- ワーホリで働きながら留学したい
- カナダで就職・移民が気になる
- Co-op、看護師留学など多数取り扱い
あなたに合った留学のカタチをご紹介します。留学のご相談は無料です。
目次
現在について
ー現在のお仕事の内容を具体的に教えてください。
オンタリオ州認定保育士として保育園で働いており、園児の観察・記録、それをベースにしたカリキュラム作りをしています。園児達が今興味を持っている事をテーマにし、遊びを通して学ぶというスタイルで、それぞれの年齢が習得すべきスキルをサポートできるように、州の規定に沿って作成します。
現在トロントでは全日本語プログラムの認定保育園が2つしかなく、その1つが私の職場です。園児のほとんどは、両親それぞれの母国語が異なる「多言語環境」のため、日本語を教えることはもちろん、日本の文化を知り楽しんでもらえるよう、年間を通して日本の行事を取り入れています。
ーお仕事のやりがいはどのようなところですか?
毎日刺激的で飽きない所と、何より園児達の成長が垣間見えた瞬間はとても嬉しくて、やりがいを感じます。“子どもが先生のことを大好きで、登園をいつも楽しみにしている” “何も心配することなく、毎朝安心して子どもを送り出せる”といった温かいお言葉をご家族から頂く際には、一番達成感があり、また頑張ろうと励みになります!
将来の目標やプランがなかった留学前
視野や世界観を広げたく、カナダ留学を決意。
留学前
ーカナダ留学を決めた理由は何ですか?
高校卒業後、将来の進路や仕事に、これをしたい!というはっきりしたビジョンがありませんでした。目標がないままとりあえず大学に行ったり、卒業後に全然関係のない仕事をするよりは・・と思い、目標ができるまでフリーターという道を選択しました。渋谷の繁華街でレディース靴の販売をしていた際、外国人のお客様も多く、英語でうまくコミュニケーションが取れないというジレンマがありました。色々な人と出会い、自分の視野や世界観を広げたいという思いから、留学を決意しました。
ー留学開始当時の目標とカレッジ進学を決意した経緯を教えてください。
留学中、日本帰国後に就きたい職業や将来のプランがなく、悩んでいました。英語力がゼロの状態で渡航したので、まずは日常会話レベルの英語をマスターすることがカナダ留学最初の目標でした。トロントで過ごしているうちに街や人々の暮らし方に魅了され、滞在を延長するためにスキルを身に着けようと思い、カレッジへの進学を決めました。
留学中
ーカレッジ在学中のエピソードを教えてください。
ジョージブラウンカレッジのEarly Childhood Educationを履修しました。留学を開始した頃はカレッジ進学までは想定していなかったので、学費を貯めるためにレストランでみっちりアルバイトをしました。カレッジが開始した後も、コンスタントにある課題やエッセイに追われる中で、夜はアルバイトを継続。忙しさのあまり寝る時間もしっかり取れず、今思い返すとその数年間の記憶がほとんどないです(笑)
学内での講習と実習を経て無事に卒業、またカナダで保育士として働くための資格を取得しました。
日本人であることを活かした職場。
失敗を恐れず、苦手なことにも敢えて挑戦。
就活
ー就職活動のエピソードを教えてください。
保育士の仕事はとても需要があるため、就職活動に苦労はしませんでした。ただ現地のデイケアで働く場合は、やはり英語で子供の歌や絵本の読み聞かせを行わないとなりません。日本人である事を活かし日本語環境の保育園を選んだことは、私にとってより活躍できる場となり、正解だったと思っています。
ーカレッジ、就職活動において意識していたことは何ですか?
苦手意識がある事に敢えて挑戦してみることです。私はカレッジ進学を決める際、就職のためというよりは、将来自分の生活の役に立つかもしれない知識を学びたいと思い、Early Childhood Educationのコースに決めました。実は私の親族には子どもがあまり多くなく、親戚の子どもや幼い子どもと接する機会は全くなかったため、子どもとの接し方は未知の世界でした。そんな私もいつかは母親になる時が来るかもしれないし、学んでみたい!と思ったのがきっかけです。
カナダで就職を目指す学生へアドバイス
カナダの就職では年齢に捉われないところが日本と大きく異なります。カレッジでも、高校を卒業したばかりの若い人から、子どもがいる主婦まで幅広い年齢層の学生がいて、スキルアップやキャリアチェンジが世間的に広く受け入れられています。年齢や過去の経歴に関係なく、気になった事はとにかく挑戦するべきです。今まで知らなかった新たな自分自身を発見できるはずです!
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