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カナダ就職の強い味方!発信が苦手でもLinkedInを上手に活用するには?

カナダ就職の強い味方!発信が苦手でもLinkedInを上手に活用するには?

カナダ留学・ワーキングホリデー等、カナダでは外国人に就労の機会が与えられています。しかし、就労するとなると立ちはだかるのが、就職活動の方法が異なることをはじめ、文化や言葉、経験の壁と様々です。
こちらではMYNDSが提携するMiyaco Inc.の代表・カナダ就活アドバイザー、渡辺さんよりカナダでの就労や就職活動に関してご案内いただきます。


LinkedInは積極的に発信しなくても活用できる

カナダでの就職活動において、「LinkedIn(リンクトイン)を使ったほうがいいよ」というアドバイスを聞いたことはありませんか?特にオフィス職の就職活動においては、LinkedInは必要不可欠と言っても過言ではありません。

しかし、「LinkedInで実績をアピールしたり、知らない人にDMを送ったりするのは苦手…」と気後れしている方もいるはずです。

実は、LinkedInは積極的に発信をしなくても、使い方次第で十分に効果を発揮するプラットフォームです。

Miyaco Career 代表・就活アドバイザーの渡辺 京さん

渡辺さん

この記事では、投稿が苦手な人でも実践できる、カナダの就職活動で「選ばれる土台」を整えるLinkedIn活用法を解説します。

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なぜカナダの就職活動でLinkedInが必須なのか?

そもそもLinkedInとは、世界で10億人以上が利用する世界最大級のビジネス特化型SNSで1、カナダには約3,000万人のユーザーがいるといわれています2。実際私自身も、カナダで仕事を通じて出会った人とは「LinkedInを交換しよう!」という展開になることも多く、ビジネスシーンでの存在感の大きさを日々実感しています。 

ではなぜ、LinkedInがカナダの就職活動においてこれほど重要なのでしょうか?

カナダの採用市場では、ネットワーク経由の採用が7割強を占める と言われています3。つまりLinkedInを上手く活用できれば、企業や業界関係者とのつながりを広げ、ネットワーク経由で就職できる可能性が高まるのです。

1 LinkedIn「About LinkedIn」LinkedIn公式サイト、https://about.linkedin.com/(閲覧日:2026年7月15日)

2 NapoleonCat「Share of LinkedIn users in Canada as of February 2026, by age group」Statista、https://www.statista.com/statistics/1134991/linkedin-user-share-in-canada-age/(閲覧日:2026年7月15日)

3 Statistics Canadaのデータによると、2024年第3四半期の非公式ネットワーク経由の採用は全体の72.5%を占めた(出典:Canadian HR Reporter「Is AI leading to a rise in the ‘hidden’ job market?」、2025年、https://www.hrreporter.com/focus-areas/hr-technology/is-ai-leading-to-a-rise-in-the-hidden-job-market/392060)(閲覧日:2026年7月15日)

カナダ就職の強い味方!発信が苦手でもLinkedInを上手に活用するには?

LinkedInを始める前に大事にしたいマインドセット

ここまで読むと、「とにかく人脈を増やせば仕事につながる」と思うかもしれませんが、一つ注意したいポイントがあります。

それは、「就職したいから人脈を作る」というマインドは避けるべきだということです。

大事なのは、人と人との良好な関係構築です。「この人から仕事をもらおう」「自分にどう役立つか」と、自分の利益ばかりを考えていると、人は寄ってこないですよね。まずは相手に興味を持ち、自分からギブできることはないかを考え、人間としての基本的な関係を築くことを心がけましょう。

仕事紹介などのチャンスは、良好な人間関係のもとに舞い込んでくるものです。

これからお伝えするLinkedIn活用術を実践するにあたっても、ぜひこの考え方を大事にしてください。

発信が苦手でもできる「選ばれる土台」を整える3つのLinkedIn活用術

「LinkedInは大事と言われても、実績をアピールしたり、自ら進んで投稿を作ったりするのは気が引ける…」という方も多いでしょう。

発信が苦手な人でも、まず以下の「選ばれる土台」を整える3つのアプローチを実践すれば、十分にチャンスを引き寄せることができます。

1. プロフィールを強力なデジタル名刺に

まずはプロフィールを充実させることから始めましょう。リクルーターや企業の採用システム(ATS)は、特定の「キーワード」で人材を検索しています。あなたのプロフィールが検索に引っかかるよう、主要キーワード(職種名、スキル、ツール名など)を散りばめておきましょう。

また、あなたとつながった業界関係者も「あなたがどんな経験をしてきて、何ができるのか」を簡単に把握できるため、いざ良いポジションが空いたときに声をかけてもらいやすくなります。プロフィールを充実させておけば、自分が眠っている間も自分をアピールしてくれる「デジタル名刺」になるので便利です。

プロフィール設定のポイント

  • Headline(肩書き): 「職種名 + 専門スキルや経験」を明記し、自分は何のプロなのかを簡潔に表現しましょう。(例: Senior Frontend Developer | React, TypeScript, Node.js)
  • 「Open to Work」をON:自分が求職中であることを公に知らせる機能です。ONにするとアイコンに緑のフレームが付き、リクルーターにも見つけてもらいやすくなります。
  • About(自己紹介): これまでの実績、得意分野、使用できるツールを簡潔にまとめます。
  • Skills(スキル): あなたの職種に関連するスキルや、実際の求人票でよく見かけるキーワードをできるだけ多く登録しておきましょう。

2. すでに知っている人、対面で会った人につながり申請

プロフィールが整ったら、「すでに知っている人」や「対面で会った人」へつながり申請を送ってみましょう。オンラインでの人脈作りに苦手意識がある方にとってハードルが低く、始めやすいステップです。カナダで働いている元同僚や学生時代の友人など、顔見知りの人から探してみてください。全く知らない相手ではないため、改まった挨拶を考える必要もなく、気楽に申請ボタンを押せるはずです。

さらに、就職フェアや交流会(ネットワーキングイベント)などで新しく知り合った人にもつながり申請を送りましょう

カナダでは紙の名刺を交換する代わりに、その場で「LinkedInでつながりましょう!」と声をかけることが多いです。もしその場で交換できなかった場合でも、帰宅後すぐにLinkedInで検索して申請を送る習慣をつけましょう。お互いの記憶が新しいうちにつながっておくことで、その後もリアクションなどを通じて自然な形で関係を維持しやすくなります。こうした身近なつながりの地道な積み重ねが、やがて思いがけない仕事のチャンスへと結びついていきます。

3. いいね・コメントで親密な関係維持を

自分で投稿を発信するのはハードルが高いなら、つながった人の投稿に「いいね」や「コメント」をすることから始めましょう。発信者からすると、自分の投稿に反応をもらえると純粋に嬉しいと感じるものです。定期的にリアクションを送ることで、直接話したことがなくても相手の記憶にあなたの名前が自然と刷り込まれていきます。この接点の積み重ねによって、将来的に仕事の相談やカジュアル面談の機会につながりやすくなります。

さらにコメントを残すと、あなたの「名前」と「肩書き(Headline)」がセットで表示されます。つまり、業界関係者が多く集まるコメント欄が、あなた自身のスキルをアピールする「ミニ広告」になるのです。コメントをする際は、単に「勉強になります」といった定型文で終わらせないのがコツです。「I can really relate to this, as I faced a similar challenge in the past and overcame it by [Action]. (私も過去に似た課題に直面し、〇〇という工夫で乗り切ったためとても共感しました)」 のように、自分の経験や視点を一文だけ足してみましょう。たったそれだけで、「実務経験があり、自分の頭で考えられる人だ」というポジティブな印象を周囲に強く残すことができます。

カナダ就職の強い味方!発信が苦手でもLinkedInを上手に活用するには?

発信なしでLinkedInで仕事を見つけた例

私の知人も、まさにLinkedInで「選ばれる土台」を整えて就職を成功させた一人です。彼自身は積極的に自ら投稿をするタイプではありませんでしたが、ある時、大学の同級生が「一緒に取り組んだプロジェクト」について、彼をLinkedIn上でタグ付けして投稿しました。

すると、その同級生とつながっていたある業界関係者のタイムラインにその投稿が表示され、タグ付けされていた知人に興味を持ってくれたのです。その関係者が知人のプロフィールを覗きに来た際、彼のページは「どんなスキルがあり、どんなツールを使えるのか、今までどんな経験をしてきたか」が一目でわかるようにしっかりと作り込まれていました。

「今探しているポジションにぴったりだ!」と感じたその担当者は、すぐさま知人に求人を紹介するダイレクトメッセージを送信。その後、何度かの面接を経て、見事希望の職種での採用を勝ち取りました。

彼が自分から積極的に売り込まなくてもチャンスを掴めたのは、「いつ誰がプロフィールを見に来てもいいように、日頃からデジタル名刺としての『網』をしっかりと張っていたから」に他なりません。

積極的アプローチは慣れてきたらでOK

プロフィールを整え、他者の投稿への「いいね」や「コメント」に少しずつ慣れてきたら、次のステップとして能動的なアプローチにも挑戦してみましょう。

  • 経験や実績についての「等身大」の投稿
    華々しい成功体験や、バズを狙ったような長文である必要は一切ありません。「I recently learned how to use (ツールの名前), which has helped streamline my work a bit. (最近(〇〇)を学んで、作業が少し効率化できた) 」といった、日々の小さな学びを発信するだけで十分です。こうした等身大の発信が蓄積されることで、あなたの専門性や学び続ける姿勢、そしてテキストから滲み出る人柄が伝わります。 私自身も、カナダでの就職活動を本格化させる前に、仕事での取り組みや考え方を時折投稿していました。のちの面接の場で「あなたのあの投稿を見たよ」と採用担当者から声をかけられた経験があり、企業側はレジュメだけでなく、その人の「普段の思考や姿勢」もしっかりチェックしているのだと実感しました。

  • 興味のある職種の人にDMを送る(Coffee Chatの打診)
    カナダをはじめとする北米には「Coffee Chat(コーヒーチャット)」と呼ばれる、オンラインやカフェで15〜30分程度カジュアルに情報交換をする文化が根付いています。気になる企業で実際に働いている人を見つけたら、下記のように丁寧なDMを送ってみましょう。

「I am currently working as a XX, and am very interested in your career path, [Name]. If you are open to it, would you be available for a quick 15-minute casual chat online? (現在XXとして働いており、〇〇さんのキャリアステップにとても興味があります。もしよろしければ、15分ほどオンラインでカジュアルにお話を聞かせていただけませんか?) 」

いきなり「仕事を紹介してください」と頼むのはNGですが、「純粋に業界のリアルな話を聞きたい」という熱意ある求職者に対して、親身になって時間を割いてくれるカナダ人は意外なほど多いです。直接的な求人への応募ではなく、こうした情報収集を目的としたコンタクトが、「ちょうどうちのチームで空きが出そうなんだけど、レジュメ送ってみる?」という思わぬリファラル(紹介)に繋がることがあります。

実際に私の知人も、勇気を出して送った1通のDMをきっかけに、面接へとつながったケースがあります。

まとめ

「発信が苦手だから」とLinkedInの活用を諦めてしまうのはもったいないことです。カナダの就職市場では非公開求人が多くを占めるからこそ、プロフィールを整え、いいねやコメントで関係性を築くだけでも、十分にチャンスを引き寄せることができます。

大切なのは、完璧な投稿をすることではなく、まずは自分の情報を正しく、魅力的に伝えられる状態にしておくこと。そして、目先の就職だけを目的にするのではなく、一人ひとりとの出会いを大切にする姿勢です。

今日からできる小さな一歩として、まずはプロフィールを整えてみてはいかがでしょうか。

LinkedInプロフィールの書き方に不安がある方へ

とはいえ「プロフィールに自分の経歴やスキルをどのように書けばいいか分からない」とお悩みの方もいらっしゃるでしょう。Miyaco Careerでは、現地カナダの採用市場を熟知したアドバイザーが、あなたの強みを最大限に引き出し、自信をもってLinkedInを使えるようにサポートします。まずはお気軽にご相談ください。カナダでの理想のキャリアに向けて、一緒に一歩を踏み出しましょう!

 

Miyaco Career 代表・カナダ就活アドバイザーの渡辺 京さん執筆者のご紹介
Miyaco Inc.
Kyo Watanabe – カナダ就活アドバイザー
Instagram: https://www.instagram.com/kyo.miyaco/
・Career Professionals of Canada の Career Development Foundations Course 修了
・飲食・航空・オフィス系等、多岐にわたる業界で日本人の就職活動を支援
・ハミルトンのマクマスター大学で9か月間の交換留学経験あり
・日本で3年のIT営業を経てカナダ・トロントに移住、現地で証券会社アシスタント職を経験

Miyaco Inc.のサービス、渡辺さんへのインタビューも併せてご覧ください▼

 


 

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