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「やりたいことを叶える上で必要不可欠なこと。身につけると人生の選択肢が数倍にも広がるツール。」池澤 直さん カナダ滞在歴 2年半|英語とわたしとカナダ

池澤 直さん

カナダ滞在歴 2年半

日本で大学卒業後、ワーホリでニュージーランドへ。日本に帰国後、人材系企業で営業職従事。その後トロントで有給インターンシップを経て日本に帰国、メーカーで人事職従事。現在は永住権取得を視野に家族でモントリオールに移住。

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「やりたいことを実行するために英語が必要」という状況で英語を学んできた

 大学時代は国際学を学び、また多くの海外旅行をする中で、「海外で暮らしてみたい」という興味が湧いたことが、その後の人生における英語学習のきっかけです。

 その後、海外長期滞在を叶えるためワーホリでニュージーランドへ行きました。そこでは生活費を稼ぐのに必死で、工場・農場・皿洗いなど英語の必要性に駆られない仕事をしていた時間が多く、英語学習は2ヶ月間語学学校に通った程度。結局1年の滞在で、「日本で習った中学英語を駆使して、ネイティブとの日常会話は詰まりながらも問題なくできる」というレベルでした。

co-op留学でトロントへ

 日本へ帰国後、人材業界での就業を通して日本の労働環境やキャリア形成の考え方に触れ、「海外のそれ」がどうなっているか深く知りたいと思い、海外の現地就業を目的にトロントへ渡航しました。co-op留学制度を使い、半年は語学学校→半年はトマト加工機械の輸入商社での有給インターンシップを行い、インターン終了後もワーホリに切り替えて約1年間就労しました。

 そこではビジネスの現場に入るため高い英語力が必要であり、語学学校に通う半年間は超積極的な姿勢で英語に向き合いました。具体的には、授業の予習復習をしテストで高得点を取る、積極的に発言や質問をする、行事等は基本的に参加するなどを行い、優秀生徒として表彰されたこともありました。

 特に、先生やAdvancedクラスの友人と授業外で積極的に関わりアウトプットをたくさん行い、Language Excangeで友人を作って現地の文化や価値観から最適な言い回しを学んだりと対人コミュニケーションは特に意識して行い、それにより現地の社会に出る自信をつける事ができました。

英語力が飛躍的に伸びたのは就業を通してだった

 一日の大半を英語ネイティブたちと過ごし、もちろん仕事中はPCに向かっている時間も長いですが、その間はメールやリサーチなど読み書きを常に行っているため、英語技能の全てをバランス良く身に付ける事ができたと感じています。

 滞在後半には、クライアントから数回だけですが「現地育ちだと思った」と言われたことがあり、すごく嬉しかったです。ただし後悔もあり、就業開始後は忙しかったため自主学習を止めてしまい、期待していた語彙力には届きませんでした。自身の周りで起きていることからしか語彙を吸収できなかったのです。ネイティブではないのですから、どれだけレベルが上がっても勉強はし続けないといけないと反省しました。

高いモチベーションの維持には、語学を得た先の目的が重要

 英語を学習していていつも難しいと思うのが、勉強のやり方です。限られた時間の中でどの技能・知識を今身につけるべきか、という判断が難しく、優先順位が付けられずに中途半端になりがちと感じています。特に中級くらいの英語力の時は身につけるべきことの幅が広すぎて、迷いに迷いながら勉強した覚えがあります。

 そこには個人差もあるので最適なノウハウもなく、自分で考える必要があり骨が折れます。また海外にいる時間は有限なことも多く焦ります。それでも粘り強く継続するには、結局のところ高いモチベーションが必要なので、語学を得た先の目的の部分がやはり重要なのだと思っています。英語習得を始めてから何度も経験している「あの時あれをもっと学んでおけば良かった」という後悔や失敗は、今後も付きまとう大きな課題だと思っています。

英語を身につけて大きく変わったこと。それは人生の選択肢が圧倒的に増えたこと

 トロントから帰国後、10年間で3社の人事職経験を積みました。その際は英語力を身につけたおかげで、いわゆるドメスティックな日本企業・外資系企業・グローバル企業と、多様な企業でのキャリアを積むことができました。

 また、子供の教育を日本以外で受けさせたいと考えて、今年の2月に家族でモントリオールへ引越してきました。英語ができることで移住先に多くの国を検討でき、取得できるビザの選択肢も増え、現地での生活ハードルも低くなりました。今後は永住権を取り、「やりたいことをやる」「住みたい場所に住む」という家族のテーマが実現しやすい状態を作り、特に子供が学校やキャリアで日本とカナダ(あるいは他の国)のどれを選んでも対応できるようにしたいと思っています。

 今後の英語目標については、10年の英語ブランクがあるためまずはそれを取り戻したいです。その後は今後カレッジ進学や現地企業での人事就業など、やりたいことを実現するためにアカデミック・ビジネスの高度な対応ができる力を身に付けたいと考えています。また家族のテーマとして、全員が英語を高いレベルで習得することが目標です。

【一問一答】

  • カナダに来た時の英語力
    High-Intermediate(最初に通った語学学校のクラス分け)
  • オススメの学習ツール
    ①Speak English with Vanessa (英語学習系YouTube)
    ②Kevin’s English Room (英語学習系YouTube)
    →実際に現地で使われる英語を学ぶのに良いと思います。
    日本で学んだ学習英語は、実用的でないものも多いので。
  • もし不自由なく英語ができたら?
    関わる現地の英語ネイティブ全員から、「移民ではなく現地生まれ育ちのネイティブ」だと寸分の迷いもなく勘違いされたい
  • 英語に関する資格や点数
    TOEIC 875点、Duolingo 110点
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