【重要・カナダニュース】カナダ政府職員、ストライキへ
カナダ東部標準時間4月19日水曜日、午前12時01分よりカナダ連邦政府職員が労働ストライキに入りました。
これは、職員の賃金、労働条件、福利厚生などについて、連邦政府（Government of Canada）と労働組合（Public Service Alliance of Canada (PSAC) ）との間で長期間に渡って交渉が行われていたものの、合意に至らなかったことに因ります。
カナダ全土15.9万人の職員がストライキに参加していますが、管理職や必要不可欠な職種の職員、期間限定雇用者や非正規雇用者は通常通り職務に就いています。
ストライキの影響を受け、連邦政府が提供しているサービスの停止や手続きの遅延が見込まれています。
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▼影響が出るサービスの一例▼
カナダ移民局（Immigration, Refugees and Citizenship Canada）
申請プロセスの遅延や面接の延期・キャンセルなど
※オンライン申請自体は可能です。
カナダ税務局
確定申告プロセスや給付金還付の遅延
※確定申告の締切り（5月1日）に変更はありません。
カナダ雇用・社会開発省
パスポート（カナダ）申請プロセスの遅延
サービスカナダセンターでの対面対応を限定
※雇用保険（Employment Insurance (EI)）や社会保険番号（Social Insurance Number (SIN)）などは必要不可欠として、サービスの提供が維持されます。
各機関への影響については以下より確認が可能です。
Labour disruptions
メモ
カナダを含む欧米諸国では労働者によるストライキが発生することがあります。今回のストライキについても、カナダへの留学生や就労者、移民の方々への影響は免れませんが、公務員もカナダ国民であることに変わりなく、カナダ連邦政府職員にとって働きやすい環境や条件が確保されることも重要と考えられます。
