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学生ビザー2024年5月以降、週20時間を超える就労不可

※2024年11月8日以降、学生ビザでのオフキャンパス就労は週24時間まで可能となりました。

質問:
5月から就労が週20時間に戻る予定だと雇用主に話したところ、ルールを守って週20時間のシフトだと生活大丈夫??と聞かれたらのですが、正直、週20時間が外食や旅行をしない生活ギリギリの収入なのですが、、、 週20時間を超えての就労は厳禁ですよね、、、同じ学生ビザでも週20時間を超えて働こうとしてる同僚がいます。正直にルールを守る人が損というか生活苦になるのはなって思います。週20時間を超えたら罰則みたいな規定をつけて欲しいくらいです。

 
こちらでもケースを紹介したのですが、国外退去の罰則はきちんとありますよ。2019年で、大きなニュースになりましたので、当時は留学生の間でも話題になっていました。ただ、少し前ですので、知らない方も多いのかもしれませんね。

▶ 学生ビザの就労時間

ニュース
https://globalnews.ca/news/5269138/international-student-arrested-facing-deportation-work-permit/

就労に限らず、「ビザは出てしまえば、期間中は大丈夫」というものではなく、あくまで条件を満たし続ける限り、カナダでの滞在許可がある、というものです。

ビザのルールに従わない場合は、カナダとしてはもちろんの、「滞在をやめて帰ってください」もしくは、「あなたはルールを守らない人なので、以降のビザ延長や新規申請(移民申請)は断ります/制限をつけます」と言う権利はしっかりあります。

こちらでも紹介しましたが、確かに違反者全員に対し、即座に移民局や労働局が飛んできて、罰則を与えてくれる、稼いだ分のお金を没収してくれるなんてことは、ないかもしれません。

▶ アルバイト時間の管理方法

ただ一方で、通報などから退去になった方、旅行で再入国する審査の時にルール違反が分かって帰って来れなかった方と言う方は実際にいます。

先に紹介したニュース内の方も、目前に迫っていた卒業はもちろんできず、学費を払ったのに学歴にもならず、移民やカナダの将来の就労の機会も消えました。

さらに、急な帰国で、残して行かなければいかなくなった荷物、中途半端な家賃、高い航空券、(必要な場合)移民コンサルタントや移民弁護士への出費に加え、当時の友人などに顔向けできない・後の入国トラブルが心配でせっかく土地勘のあるカナダ旅行も気軽に計画できない、など将来的にも続く影響を考えると、ずいぶんとハイリスクローリターンな行動です。

ルール違反をしている方のことは、「少々の収入のために、すごくリスクを取る人なんだなぁ。自分とは違うなぁ。」と思うに留める方が、平穏でいられると思います!

 


▶▶ その他の回答はこちら

 ワーホリ後の滞在についてービザ申請中は就労可能か

 私立カレッジの学費がタックスリターンで返ってこない

 昇給について

 カナダ大学進学。最も安いプランと総額学費について

 


その他、カナダ留学に役立つご質問・ご相談はこちら

留学羅針盤の「カナダ質問箱」

 

 

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