スタッフ紹介

Saori Fukushima

“ただ、楽しいだけの留学にしてほしくない。
海外や日本で長く活躍できる人材育成を目標に働いてます”

Staff Interview Saori
  • 福島さおり
  • 愛知県出身
  • カナダ滞在 13年
  • Student Advisor
  • 進学・留学カウンセラー・進学セミナー担当

カナダでは6都市に住んだ経験があり、ワーキングホリデーから語学留学、大学附属留学、進学経験、移民してからもカレッジに入り直すなど、様々な留学のカタチを実現してきた福島さん。モットーは、生徒様の本当の意向をしっかり伺って、プランのご提案をする。日本の生徒様には時差があるので、なるべく早い返信を心がけていること。

MYNDSと私

留学エージェントの仕事を始めたきっかけ

様々な留学を経験したほか、ボランティアでは有名なビクトリアのお城のガイド、小学校の障害児教育のEducational Support Worker (EA)のボランティアをしたり、留学エージェントのお仕事に出会うまで多くの職種経験もあります。その経験の中でビザのトラブルや留学生との触れ合いもたくさんありました。そんな自分の経験を活かしたいと思いこの仕事に挑戦し、日々励んでいます。

学生さんとのストーリー

Aさん
初めての海外、短期留学の方で相談前は渡航しようかずっと迷っていました。また短期でも意味があるのか?と不安があったようですが、思いきって相談していただき、順調に渡航しました。
渡航後は、数日のうちに人の優しさ、フレンドリー、考え方も違う方と出会えて、毎日刺激を受けることができたそうです。留学して本当に良かったと感想をいただきました。

Bさん
希望の進学先へ合格したものの、新型コロナによる規制のため渡航できませんでした。プログラムが現地にいないと受けれないプログラムのため、渡航を断念。学校側も延期はできないためキャンセルになり再度出願という事態になりました。しかしながら、コロナ禍が収まり同じプログラムへ再度出願をしましたががなんと不合格。それでも進学の希望は諦めず、他に可能性があるプログラムを再度一緒に相談、無事ほかの学校に合格、希望通り渡航されました。

ビクトリア留学中、Craidarroch Castleにて

私とカナダのストーリー

留学カウンセラーをする前の仕事での経験は、カウンセリングの仕事にどのように役に立っていますか。

日本では大学卒業後、スポーツ小売店の正社員として働きました。基本的な仕事の仕方や接客の知識はそこで培ったと思います。

カナダのワーキングホリデーの期間は、日本食レストランのキッチン、フルーツピッキング、観光名所のお城でのガイド、受付、お土産屋さんの販売など、どの職場でも現地の方が多かったので、カナダ人はどのように仕事と向き合っているか、人との関わりはどのように接するのかの違いを経験しました。

カレッジ通学中と卒業後、結婚するまでは、障害児教育に関わる仕事が多く、主に自閉症児のインストラクターをしました。そこでは、できないことは諦めずに繰り返し繰り返し行う忍耐力と行動力、柔軟さ、データをとることの大切さを学びました。

結婚後は、ビザの理由で障害児と関わる仕事ができなくなり、田舎街のカフェで働き、途中からマネージャーを任されました。ドライブスルーの仕事は日本でも経験がなく、とても興味深かったです。自転車でドライブスルーに来るお客様にも怒らず、皆フレンドリーに対応するところがカナダらしいなと思いながら、半年後にマネージャーに昇進後は、スタッフのコントロールや在庫の管理、お客様のクレームや、大手会社のケータリングの営業なども行い、状況に応じてフレキシブルに対応はできるようになったと思います。

いまだに初めて渡航して、観光名所でボランティアをしていたメンバー(多くがカナダ人)との繋がりはありますし、それ以外でお世話になった方との繋がりもずっと大切にしてます。これまでに得た人脈は、進学カウンセラーという仕事に活かされています。

カナダデーのお祝い

留学のこれから

日本やカナダの社会情勢や経済情勢を踏まえ、どんな留学やプログラムをお勧めしたいですか?

環境というのはどの国でも数年で変わってしまうと思います。そういった流れに沿ってプランを提供していくのではなく、生徒様がいま行いたいこと、将来どうしたいか、その留学をどう役立てたいかをしっかり把握してそれぞれの生徒様にその時合ったプランをご提案したいと考えています。

コロナ後のニューノーマルな時代・ポストコロナの時代に突入しましたが、これからの留学希望者にアドバイスをください。

目標を持って渡航のプランを計画ください。「ただ来たい」、となにもプランなくワーホリで渡航するとあっという間に時間が過ぎてしまいます。実りある留学にするには、何をして、何を成し遂げたいか、を早めに考えましょう。そしてビザのルール改定も最近は多いので、ギリギリではなく準備を早め・早めに行っていきましょう。

日本を離れて暮らすことについて、元留学生の立場から、今から留学や進学を考える方へアドバイス

知らない土地に行くことは、とても不安なことだと思います。勇気がいる一歩かと思いますが、私は勇気を持って踏み出し、世界が変わりました。もし悩まれている場合は、無料相談だけでもしてみてはいかがでしょう。

カレッジ卒業

【一問一答】

  • 資格(留学関連以外のものも含む)
    ・社会福祉主事
    ・日本の中高教員免許(ルール変更で切れてしまいましたが)
    ・ホームヘルパー2級
    ・障害レクリエーションワーカー
    ・自閉症セラピスト(カナダ)
    ・書道
    ・IELTS5.5 (進学の際は進学Pathwayを使用)

  • やりがい
    いろんな方に出会え、常に自分にはない考え方を学べること。

  • カナダに来たきっかけと永住した経緯
    カナダでスキーのインストラクターの仕事をしたことがある上司からワーキングホリデーを勧められて渡航。その後ビクトリア大学附属語学学校の教授に自閉症の子供との関わりの経験があるなら、カナダはその分野の指導が発展していると教えてもらい、長期的な進学を決意。その後、就職と結婚を機に移住。

  • カナダ留学中で悔やまれること
    カナダの障害児教育のProvential Jobに採用され、2週間の実習とテスト期間の途中に私のビザが子供と働けないリストリクションがかかっていて、不採用になったことです。私のカレッジでは日本人は私だけだったため、学校の担当がPGWPのルール変更はその前年度にあり、申請前に日本人はそのリストリクションを外すために健康診断を受ける必要があることを学校スタッフや私は知らなかったことが原因でした。(他の国の生徒は学生ビザを取得の際に受けているので今まで必要なかったそうです。)
    振り返ると語学学校を通して進学したため、エージェントも使用していませんでした。情報不足であったことがいちばんの原因だと思っています。。

  • 留学中の勉学は順調でしたか?
    カレッジの授業を受けていた1年間はとても大変でした。Post Graduate Certificateの1年間のコースでクラスの26人中、留学生は3名のみ。そのうち2人はその前の年に2年間似た科目のプログラムを受講されていてカレッジ生としては先輩。カナダ人のクラスメイトは基本皆心理学学部を4年間もしくは大学院を卒業してきていたので、教材の読解も、エッセイも、プレゼン作成も私とは桁違いに技術が高く、ほぼ寝ずに1年間勉強していました。毎回テスト週間が終わると熱を出していましたね。在学中は恥を忍んでカナダ人のクラスメイトにたくさん協力してもらいました。また学校のサポート(添削ボランティア、パートナー制度、別室テスト受験など)は全て使い、1日300ページの文献の読解などザラにあったのでバスで通学中もご飯を食べる時も、ベットの上でも教科書を読んでいたと思います。今でいうソーシャルメディアは一切触る余裕もないくらいでした。

  • 悔しかったことは?
    カレッジ在学中、自閉症児の施設での研修中に担当していた生徒の親御さんが視察に来る際、あなたの発音に癖があり、Nativeではないとわかってしまうのでので親御さんがいるときは一切言葉を発しないことと言われたことです。もちろん言語療法も私の仕事では入っていたので、親御様のケアを考えてのことですがとても悔しかった思いがあります。発音に関してはもちろんNativeに近づけるのは時間がかかります。なので発音も勉強し続けましたが、そこよりそのときは職場の上司にしがみついて学び、自分が得意とする分野をまず磨き、自分の良い部分を見せることに集中しました。

  • カナダに来て良かったと思いますか。YESの場合、その一番の理由は何ですか?
    はい!まず自分の視野が広がったと思います。日本よりカナダは自分の意見もしっかり伝えることができ、男女差別は比較的少ない環境にあると感じます。日本の大学では、学ぶ内容も物足りなく感じましたし、社会人生活では暗黙のルールが多過ぎて、声を上げると出る杭は打たれ、早めに昇給試験に受かっても男性の先輩社員から女性だからと役職通りの仕事をさせてもらえず、窮屈な環境でした。

  • カナダで1番好きな都市
    ビクトリア

  • カナダ留学をおすすめする理由
    移民者を受け入れる環境にあるため、すんなり環境に馴染めるかと思います。またあまり知られてないですが、フランス語と英語2ヶ国語の環境で多言語も学べます。ケベック州とバンクーバーを比べてみると分かるように、都市によって環境がガラリ違う点でいろんな文化に触れれる点もカナダ留学の醍醐味です。

  • 個人的に挑戦していること
    子供の育児と仕事の両立です。育児に関しては毎回学習しながらになります。今は比重が家族ですが、子供がもう少し大きくなったら次は自分の学習に切り替えたいと考えています。義理の母は、55歳でカレッジに入り直し、キャリアチェンジを実現しています。カナダは何歳になっても勉強でき、キャリアチェンジのできる環境なところも良い点ですね!

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