“皆さんの新たな挑戦を応援したい。
英語だけに留まらず、今後の人生の糧になるものを得るお手伝いをしたい”
- 中山 裕恵
- 神奈川県出身
- カナダ滞在 12年
- Student Advisor
- 留学・進学カウンセラー、渡航・現地サポート、ビザサポート担当
- 資格(留学関連以外のものも含む)
・ICEF Canada Course Graduate 00877
・留学協会RCA海外留学アドバイザー
・CELPIP 7 (2016)
・Canadian Language Benchmarks L8・S8・R8・W8(2022)
・First Aid & CPR Level C/AED
・日商簿記2級
留学カウンセリングの得意分野は、「語学学校相談、現地での滞在先・生活相談」
MYNDSと私
私のモットーと仕事姿勢
皆様の人生の大きな分岐点となることが多い海外留学。生徒様が本当にやりたいこと、最終目的は何かを伺い、目的にあったご提案ができるように努めています。
また海外での生活を少しでも快適に過ごしてもらうため、安心・信頼してもらえるよう心がけています。
この仕事を始めたきっかけ
日本にいる頃から人と関わる仕事、長期的なサポートをする仕事に興味がありました。カナダ留学時代に私自身、苦労したことも多く、知識不足のために時間やお金を無駄にしてしまったこともありました。この経験を活かし留学生の方の為になりたい、皆さんに効率よく有意義な留学生活を送ってほしいという思いから留学エージェントでの仕事に就きました。
この仕事のやりがい
生徒様から、留学が充実したものになった、カナダに来て良かったと感謝のお言葉を頂いた時に、やりがいを感じます。特に帰国前に挨拶に来てくださった際に、「当初の目標を達成できました」「TOEIC●点取れました!」等と成功体験を聞けるのは嬉しいです。
“あの時、中山さんに言われた言葉で大きな決断をし、人生が変わりました。”
留学業界に携わって忘れられないストーリー
留学の仕事をして10年以上となりますが、トロントの街中でばったり数年前ぶりに生徒様と再会して、思わず抱き合ったことがありました。数年間会っていなかったのに覚えてくれていたことだけで嬉しかったのですが、「あの時、中山さんに言われた言葉で大きな決断をし、人生が変わりました」と感謝の言葉を頂きました。
私としては当たり前のアドバイスをしたつもりだったのですが、生徒様にとっては数年経っても覚えていて人生を変える内容だったようです。そこで改めて私の一言が皆さんの人生を大きく変える可能性がある、とこの仕事のやりがいを改めて実感した出来事でした。
日本ではウェディングプランナー、その場限りの接客ではなく、長期的にサポートし最後まで見届けたいという思いは変わらない
日本での社会人経験は留学カウンセラーという、今の仕事にどんな風に役に立っていますか。
日本では結婚式場にてウェディングプランナーとして勤務しました。元から人と関わる仕事に興味はありましたが、その場限りの接客ではなく、長期的にサポートし最後まで見届けたいという思いがありました。
大学を卒業したばかりの世間知らずな私でしたが、結婚式という失敗の許されない大イベント、そしてほとんどの顧客が私より年上で人生経験のある方たちでした。ここでビジネスマナーや接客において多くの経験を得ました。
カナダに来てからは、ベジタリアンレストランでのサーバーとコーヒーショップ店員を経験しました。英語環境での仕事で何度も失敗もし、悔しくて仕事後に涙を流してこともあります。それでも簡単には諦めないと決め、周りの方たちにも恵まれたお陰で、なんとか続けることができました。
この経験のお陰で私自身も成長し、社会人としての経験値を積むことができました。多くの方に助けてもらった分、私も誰かの助けになりたいという思いが今の仕事に繋がっています。
過去の仕事で得た接客経験はもちろんのこと、カナダでの失敗や苦労も全て、今の仕事に役立っています。
留学のこれから
日本やカナダの社会情勢や留学業界の動きを踏まえ、どんな留学(プログラムやコース)をお勧めしたいですか?
皆さん、目的や希望がそれぞれですので、具体的なプログラムをお勧めするのは難しいですが、「英語力を身に付けてTOEICの点数を取る」だけでは、将来に繋がらないと思っています。留学では英語力以外にも得られることがたくさんあります。英語学習はもちろんですが、ただ勉強をするだけでなく、幅広い年齢、職種、人種の方と交流し、視野を広げてください。失敗や挫折もたくさん経験してください。英語力以外にこんな経験が出来た!と胸を張って言えるような、今後の人生の糧となるような留学生活を送って頂きたいです。
日本を離れてカナダで暮らすことについて、今から留学や進学を考える方へアドバイスをお願いします。
留学先の都市や留学形態には、常にトレンドがあり、特に最近はSNSやYoutube等の影響もあり、旬の話題が顕著です。とても魅力的な留学形態ではあっても、実際にカウンセリングをしていると、「本当にそれが学びたいことなのか・・?」とふと気づかれる方も多いのが事実です。
皆さんの留学の本来の目的、留学後の目標を見失わなわず、それを叶えるために必要なプログラム選びをして頂きたいです。方向性に迷ったらアドバイス致します、ご相談ください!
海外永住者も20年以上連続して増加傾向です。留学のカタチもさまざまですが、これからの留学希望者にアドバイスをください。
海外に住むということは、日本を改めて見直すきっかけにもなります。周りの外国人に日本の文化や歴史、言語、政治について等、色々聞かれます。意外と日本のこと分かっていなかった、いざ聞かれるとどう説明していいか分からないということに何度も直面しました。
敢えて外から日本を見てみることで、新たな発見がたくさんあるはずです。その度に私は益々日本が好きになり、日本人であることに誇りを感じます。世界観を広げるためにもぜひ勇気を出して、海外に来てみてください!
【一問一答】
- カナダに来たきっかけと、カナダに残ること(永住)にした経緯
学生の頃からずっと海外への憧れがあり、英語を話せるようになりたい、海外生活をしたいと思っていました。大学時代と社会人の時に、留学を検討したことがありますが、家族からの同意を得られず、私自身もやっていけるか自信がなかったことからいずれも諦めました。それでも留学したいという思いが忘れられず、3度目の正直で、30歳を目前に仕事を辞め留学をする決意をしました。当初は1~2年の滞在予定でしたが、同じく留学生だった現在の夫と出会いました。日本と彼の母国等、どこに住むか検討をした結果、お互いにとって住みやすい国であるカナダを選択し、永住を目指すことを決意しました。 - 私のカナダ留学中の大失敗談
初めてレストランでアルバイトを始めた頃、英語が不慣れ、慣れない環境ということもあり、気持ちに余裕がなく常に焦っていました。現金払いのお客様はお釣りの小銭をそのままチップに充ててくれることが多かったので、普段から現金を受け取る時に「お釣りはいるか?」と聞く習慣がありました。ある時、15ドル程度の支払いの方が50ドル札で支払いをしたにも関わらず、いつもと同様「お釣りはいるか?」と聞いてしまい、お客様に怪訝そうな顔をされたのは今でも忘れられません・・。今思えば、どれだけチップもらうつもりなのか・・!と、思い出しただけでも恥ずかしいです・・! - 留学中一番つらかったこと
自分の英語力が理由で、アルバイト先で失敗を繰り返した時。どんなにやる気があって一生懸命働いても、うまく行かないのが悔しかったです。分からないことは恥ずかしがらずに聞き返す、念のための再確認をする等の工夫をし、時間はかかりましたが仕事に慣れるまでひたすら頑張りました。 - カナダに来て良かったと思いますか
はい!
自分の経験値がぐっと上がりました。日本ではずっと実家暮らしで、古くからの友人に囲まれぬくぬくと過ごしていたので、一人で生きていく力が付きました! - カナダで1番好きな都市
トロント - カナダ留学をおすすめしたい理由
多国籍で皆が互いの文化を尊重しながら過ごしている国で、外国人にも優しい方が多いです。日本とは全く違う環境の中、文化や言語等の多くのことを学べ、視野を広げることができます。またレストランの種類も豊富で、多国籍な料理を楽しめます♪ - 個人的に挑戦していること
日本語、英語に続く第3番目の言語を学ぶことです。現在は独学で学んでいますが、生活や時間に余裕ができたら、学校に通学してしっかり学習をしたいです。
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