“海外で挑戦する人の留学がより充実したものになるようにサポートがしたい”
- シャルマ 亜矢子
- 愛知県出身
- カナダ滞在 9年
- Student Advisor, Accommodation Coordinator
- 留学・進学カウンセラー、渡航・現地サポート、ビザサポート担当
- 資格:ICEF Canada Course Graduate
ワーキングホリデーをきっかけにカナダに留学し、移住して今年で9年目になります。仕事と子育てに日々奮闘中です。留学中は私自身、エージェントの方にお世話になり、現地で相談できる存在が重要だと感じています。これから留学を通して海外に出て、挑戦される方をこれまでの経験を活かして精一杯サポートいたします。
“一般英語を始め、どんなことを学習したいか、どんな環境で勉強したいのか、卒業後はどうしたいのかなど、自分の留学のゴールが何なのかをクリアにし、そのためにどういった学校があるのかご案内いたします。トロントに在住していますので、トロントにある語学学校、滞在先について、生活相談を担当しています。”
MYNDSと私
MYNDSでの役割・担当業務
日本にいらっしゃる生徒様の学校手配や渡航前の準備についてのご案内から、現地にいらっしゃる生徒様の渡航サポート、現地でのイベントやセミナーを開催したりアコモデーション手配を担当しています。
仕事のモットー
留学に来られる方が帰国する時に英語力が上がっていることを実感してもらうのはもちろん、来てよかったと思える留学生活になるよう、自分の経験も活かしつつ精一杯サポートします。
留学エージェントの仕事を始めたきっかけ
私自身、ワーキングホリデーで海外に留学し、現地で学校の手配だけでなく何でもない話をきいてもらったりと色々とエージェントさんにはお世話になりました。仕事をするとなった時にどこか海外とつながった仕事や、自分の経験が活きる仕事は何かと考えた時に、ご縁もあり留学エージェントで働くことになりました。
この仕事のやりがい
カナダにご到着された時と帰国される時とで生徒様の成長された姿をみることです。カナダに到着したての頃は、ホームシックになってしまったり、学校に授業についていけないなど弱音を吐いていた生徒様が、時間が経つにつれカナダでの生活にも慣れ、学校が楽しいという声を聞いたり、積極的にクラスメートと遊びに行ったり、お仕事を探して働き始めたりして、日々忙しく過ごされている様子を直に感じることができ、人の成長を感じれることが嬉しく、幸せな気持ちになります。
この仕事を通しての思い出
もともとは空港送迎もしていたので、到着された生徒様とお会いすることが多かったのですが、たくさんの生徒様のカナダ到着の『初日』を一緒に過ごさせてもらいました。それからそれぞれ学校に通い滞在が終わり帰国される方も多くいらっしゃる中で、カナダで進学、移民された方もいます。産休をいただいてお休みをしていた期間もありますが、復職してその生徒様がまだカナダに滞在されていてオフィスで偶然再会した時、また、同業者して再会したときは、とても驚いたのと同時に私のことを覚えてくださったことがとても嬉しかったです。
“スピーキングやビジネス英語、専門的なスキルだとPCスキルは国関係なくスキルとして活用できますし、高齢化社会なのでケアワーカー、資格が国によって有効でない場合もありますが保育士不足は共通だと思うので、今の時代にはおすすめかなと思います。”
留学カウンセラーをする前のお仕事は?
日本では同じく留学エージェントでカウンセラーとして働いたり、化粧品業界でも働いていました。留学エージェントでは言うまでもなく、同じ業種なので日本での経験が役に立っていると思います。業界は違いますが、化粧品業界でも販売をしていたので、お客様と直接お話したり、ご希望に合った商品をご案内していたので、お客様のニーズに合わせて商品をご紹介するという点では同じかと思います。いずれにしても対お客様の仕事でしたので、コミュニケーションの取り方やニーズにあった商品をどう紹介するかといったとことでは前職の経験も役に立っているかと思います。
留学のこれから
日本やカナダの社会情勢や経済情勢を踏まえ、どんな留学(プログラムやコース)をお勧めしたいですか?
最近は留学自体珍しいことではありません。日本では賃金も安く海外に出稼ぎに行く人もいるくらいです。日本やカナダに限らず、グローバル人材として働くには英語力は必須なため、まずは基礎英語力を上げること、その上で、よりスキルを身に付ける必要があると思います。
例えば、スピーキングやビジネス英語、専門的なスキルだとPCスキルは国関係なくスキルとして活用できますし、高齢化社会なのでケアワーカー、資格が国によって有効でない場合もありますが保育士不足は共通だと思うので、今の時代にはおすすめかなと思います。
海外永住者も20年以上連続して増加傾向(海外移住人気)だったり、ワーホリだけでなくCo-opが人気になったり、留学のカタチもさまざまになってきました。コロナもありニューノーマルな時代・ポストコロナの時代に突入しています。これからの留学希望者にアドバイスをください。
コロナ前までは純粋に海外に住んでみたい、英語を勉強して色んな国の人と友達になりたいなど気軽な気持ちで留学に来ていた方が多かったように思いますが、コロナで入国制限ができたころからは本気で英語力を伸ばしたい、カレッジに行ってスキルを身に付けて永住したいなど留学される学生の意識がとても高くなったと思います。今は学生が増えすぎたこともあり、学生ビザの申請が前よりハードルが高くなりましたが、それでも目的を持って学習することは可能なので、ぜひどんな勉強をなぜしたいのかということをしっかりと考え、卒業後のビジョンまで描くことが大事だと思います。
また、ワーキングホリデービザでは出稼ぎなんて言葉が出回る食らい海外で働くことについての情報があふれていますが、実際は誰でも仕事が見つかるわけではありません。仕事をするにも英語力がないと雇ってもらえないので、現実を理解した上で海外に来てぜひ挑戦してほしいです。
日本を離れてカナダで暮らすことについて、今から留学や進学を考える方へアドバイスをお願いします。
カナダに来ると初めは色々なことで文化の違いを感じると思います。初めて乗った電車内で犬を見かけたときは驚きでした。日本では常識であることがカナダでは違いますし、人の基本的な考え方も違います。特にサービスについては日本ほど素晴らしいカスタマーサービスはないと思っています。郷に入っては郷に従えではありませんが、日本の常識にとらわれすぎず、カナダの文化を理解しながらその違いを楽しむと、よりカナダでの生活がおもしろくなります。
また、カナダはコネクションがとても大事です。仕事を見つけるにしても知り合いの紹介や在学時代の繋がりなどのコネクションで就職されている方もいらっしゃるので、人との縁を大事にして過ごされるといいと思います。
【一問一答】
- カナダに来たきっかけと、カナダに残ること(永住)にした経緯
ワーキングホリデービザで行ける国、かつ英語圏だったことがキッカケです。その後、縁もあって結婚を機に移住しました。 - 私のカナダ留学中の失敗談
ラッキーなのか大失敗と言えるほどのことはないのですが、しいて言うなら資金を十分に準備してこなかったことです。来る前から赤字でお金がなく、とにかく早く仕事をしないとという状態でした。そのハングリー精神と運もありすぐに仕事が見つかったので良かったのですが、もっと余裕を計画性を持って行動していたらまた違った留学が過ごせたのではないかと思います。 - 留学中一番つらかったこと
自分の英語力がなく学校の授業について行けず、ストレスからか体に異変が起きたことです。もう嫌だと学校に行くのが嫌になった時もあったのですが、クラスの友達やホストマザーに話をきいてもらって色々助けてもらいました。 - カナダに来て良かったと思いますか
YES、カナダにきて日本の魅力もすごくわかったのですが、カナダは日本ほど細かくなく、適当なところがちょうどよく住みやすいのが一番の理由です。子供の教育に関しても個人を尊重してくれるので、のびのびと育つように思います。 - カナダで1番好きな都市
トロント - 英語力
IELTS 6.0 - カナダ留学をおすすめしたい理由
移民が多いので、色々なバックグラウンドを持つ人たちに出会えること。 - 挑戦したいと思っていること
まだまだ子供に手がかかるのでまだ先になるとは思いますが、将来的には子育ての経験を活かせるECEの資格を取りたいと思っています。
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